この頃不思議なことに、あんなにイヤダイヤダと思っていた家事が、そんなに苦ではなくなったような気がする。「気が重くなる」ということがなくなった。 暮らしをシンプルかつミニマルにする取り組みを始めて早10年近く、薄皮を1枚1枚ゆっくりと剥ぐように変化していき、こういう心境に至ることができたのは幸い。家事をそこそこちゃんとこなせるだけで、自己肯定感がじんわり上がる。 とは言え、家事がだぁ~いすき!なのではなく。 服が少ないから洗濯物溜めないし お腹が空いたら冷蔵庫にあるもので簡単適当に作って食べればいいし 埃や汚れを見つけたらさっと取り除ける態勢ができているし 色々先延ばしにすると後々ものすごく面倒なのがわかっている から、その都度シンプルに対処しているだけである。 その積み重ねが案外大事なのかなぁ、と。 そのシンプルな対処を難しくしているのが、 モノの量 世間一般の価値観 多すぎる情報 だった
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