Aが土地と建物を購入するために、Bから3000万円の借金をしたとします。 (この場合、一般的にはBは銀行等の金融機関になります) しかし、B(銀行)にしてみたら、債務者のAが必ず借金(住宅ローン)を返済してくれるとは限りません。 そのようなリスクを抱えたままだと、B(銀行)はお金を貸す訳にはいきません。 そこで、 ① 債務者のAが購入した不動産に抵当権を設定して ② 抵当権者のB(銀行)は3000万円を融資します。 この手続きを経る事で、 Aが3000万円を返済しなかった場合、Bは抵当権を実行することができるようになります。 つまり、Aは購入した土地と建物を担保にして、B(銀行)からお金を借りる事になります。 もし、Aが1000万円を返済したところで会社をリストラされ、残りの返済ができなくなったら、 ③ B(銀行)は抵当権を実行して、Aの土地と建物を差し押さえて競売にかけます。 競売の結果