さて、前回メディア(テレビ)の決算を二社ほどさらっと見たが、積み残しをもう少し。 テレビというか放送事業のおかれている状況をシンプルにシンプルに捉えると以下だろう。 分かりやすいところで「日本の広告費」の経年変化などに出ているように、メディアとしてのプレゼンスが相対的に増えている。(ネットとモバイルが他を食っているというのが基本構図だが、では伸びてるところが軒並み天国かと問われるとどうも雲行きが怪しい気配も。。。というのはまた別の話) 視聴率を経年で追っていくと、波は打ちつつも着々と冴えなくなっている 景気サイクルの底の方、不況期では固定費を賄えなくなりつつあり、放送事業は構造的な赤字業種となりつつある。心のどこかでアナリストは、鉄鋼や化学と似た気分で見始めているかもしれない。 無い袖は振れない、ということで制作予算を削ったりという動きが年々高まっており、今4月のクールの前後ではラジオも合