ウェブにつながっていれば、どこでも仕事はできる―― 佐々木俊尚さんが著書『仕事するのにオフィスはいらない』で“ノマドワーキング”という概念を取り上げたのは今から6年前の2009年のことだった。その以前から、ジャーナリストとして、テクノロジーの発達が我々の暮らしにどのような変化をもたらすのかを問い続けてきた。 近著「21世紀の自由論」ではグローバル経済の発達や終身雇用制度の崩壊といった視点から、“ネットワーク化された社会”の未来を論じた佐々木俊尚さんに、新たなワークスタイルと日本社会の変容をテーマに話を伺った。 正社員かどうかは重要じゃなくなる 新しい働き方について考える場合、その前提として出てくるのが、企業の在り方が今、物凄く変わりつつあるという話。 例えばアップルには約10万人の社員が居ますが、彼らはプロダクトの生産は外部に委託して、会社の中にはデザインやテクノロジー部門、経営戦略だけが
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