ブックマーク / gendai.media (279)

  • 「親ガチャ」よりヤバかった…! 行動遺伝学者が明かす「学校の成績が悪い人たち」の“意外すぎる共通点”(安藤 寿康) @moneygendai

    Q. 遺伝とか言っても、やっぱり大事なのは環境でしょ? 環境がなければ始まらないじゃないですか!? A. 環境さえ同じにすれば同じ能力を発揮できるわけではありません。 人間の備えているさまざまな形質、知能や運動などの能力からパーソナリティ、精神疾患まで、遺伝が非常に大きな影響を与えています。 形質によっては遺伝率が非常に高くなる可能性があるものもありますが、それ以外のほとんどの形質についても40〜60パーセント程度は遺伝の影響があると見ておけば、だいたい間違いありません。 遺伝と環境の影響は半々をデフォルトとして考えよ、ということです。こう聞くと、「何だか当たり前のことを言っているなあ」と思われるかもしれませんね。 その人らしさに遺伝と環境の両方が関わっているなんて、双生児法の研究がどうとか言わなくてもわかっているよと言いたくなりますね。

    「親ガチャ」よりヤバかった…! 行動遺伝学者が明かす「学校の成績が悪い人たち」の“意外すぎる共通点”(安藤 寿康) @moneygendai
  • 「多様な価値観」は絵空事? 現代思想が犯している本質的な誤ち(竹田 青嗣)

    現代思想の行きづまりを打破し、根的に刷新する——。哲学者・竹田青嗣氏が、哲学のまったく「新しい入門書」であるとともに、「新しい哲学」の扉を開くための書を目指して書いたのが、現代新書の新刊『新・哲学入門』です。同書から、相対主義を批判し、現代哲学の挫折の質を看破する第1章の一部をお届けします。 相対主義の根的な誤り *現代思想における相対主義は、哲学の「普遍洞察」の考えを、独断論あるいは形而上学として批判してきた。理由は一つで、相対主義自身が、認識を、「体」の認識かその不可能のいずれかしかないと考えるためだ。しかしこれは誤りである。 人間だけが言語ゲームによって世界を描く。その意味は、言語は世界を写す「鏡」ではありえず、ただ世界の「絵」を描くことができるだけだ、ということである。独断論と相対主義は、そもそもこの事態への根的な無理解から現われる。 *たとえば、現代の相対主義はこう主張

    「多様な価値観」は絵空事? 現代思想が犯している本質的な誤ち(竹田 青嗣)
  • 不登校生徒が生き生きする学校と“進学名門校”は、実は似ている…「いい学校」の条件とは(おおたとしまさ)

    教育ジャーナリスト・おおたとしまささんの最新刊『不登校でも学べる 学校に行きたくないと言えたとき』(集英社新書)は、実例やデータをもとに、フリースクールから不登校専門塾、不登校特例校、教育支援センター、通信制高校、公立校や私立校などを徹底取材した一冊だ。令和の今の「不登校」に関する情報をまとめたものと言える。 そこから見えてくる現実の中で、「学校に行かない」ことが学べないとは言い切れない状況も明らかになる。学校に行かないこと、行きたがらないことへの対応も変化しつつあることもわかる。そこで書より抜粋掲載、「不登校」というキーワードから「学び」「教育」についてお伝えする。 第5回前編【「必要なのは病院よりギフテッド教育」…不登校の子どもが学校に行かないと決めるまで】では、小学校入学してまもなく学校に行き渋るようになった子や、学校の授業が退屈で仕方がなかったギフテッドの子どもを持つ家庭のエピソ

    不登校生徒が生き生きする学校と“進学名門校”は、実は似ている…「いい学校」の条件とは(おおたとしまさ)
  • 最新の「学習指導要領」が、「絵に描いたモチ」になってしまっている意外な理由(児美川 孝一郎,前川 喜平) @gendai_biz

    元文部官僚の前川喜平氏と法政大学教授でキャリア教育が専門の児美川孝一郎氏が、この30年の教育政策について語り合った『日教育、どうしてこうなった?』(大月書店)。以下では、同書のなかから、2017〜2018年に改訂された学習指導要領の問題点についてお二人が語った部分をご紹介します。 派手な改訂 児美川:2017年・18年改訂の現在の学習指導要領についておうかがいしたいと思います。 この改訂は、教育内容ではなく「育てたい資質・能力」ベースで教育課程を組むとか、「社会に開かれた教育課程」や「学びの地図」といった目標設定とか、あるいは「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)や「カリキュラム・マネジメント」の導入など、なかなかに派手な、いろいろな意味で話題が満載な改訂になりました。 それぞれについては、もちろん多様な意見がありました。批判的な見解も多々出されたように思います。ただし

    最新の「学習指導要領」が、「絵に描いたモチ」になってしまっている意外な理由(児美川 孝一郎,前川 喜平) @gendai_biz
  • 「たとえ良いことでも、やらされると幸せになれない」ポジティブ心理学の“驚きの研究結果”(松村 亜里) @moneygendai

    アメリカで生まれた新しい学問、ポジティブ心理学では、「幸福度を高める習慣」がいくつも発見されている。ところが、それらを「やらされる」と、むしろ幸福度は低くなるという。ニューヨーク在住の心理学者で、著書『誰もが幸せに成長できる心理的安全性の高め方』を上梓した松村亜里さんが、この興味深い研究結果をふまえて、どうすれば自発的な「やる気」を引き出すことができるのか、ポイントを3つにまとめた。 人は「やらされる」のを嫌う 幸せになる行動習慣を研究するポジティブ心理学では、「これをすると幸せになる」という行動習慣が約20個発見されています。感謝やマインドフルネス、強みを使うこと、親切などもその中に含まれます。 親切は、された人よりも、した人のほうが幸せになることがわかっている行動にもかかわらず、下の表にもあるように、「1日に5回、親切をするように」などと強制されると、何もしないよりも逆に幸福度が低くな

    「たとえ良いことでも、やらされると幸せになれない」ポジティブ心理学の“驚きの研究結果”(松村 亜里) @moneygendai
  • 「日本」に2年ぶりに帰国したら驚いた「空港」「学校」「スーパー」のヤバい現実(岡村 聡) @moneygendai

    「日」に2年ぶりに帰国したら驚いた「空港」「学校」「スーパー」のヤバい現実 この国は、遅れまくっている… 若者・子供ばかりに負担が集中 最も驚いたのは隔離機関が終わった後、子どもたちの学校生活を目の当たりにしたときでした。学校や保育園全般におけるコロナ対策です。 英国では昨夏から学校でのマスク着用義務を外したことで、4歳の下の子もロンドンの日人幼稚園で存分にマスク無しでの学校生活を満喫しました。 一方、年始に東京で1ヵ月間保育園に通わせましたが、事の時以外はずっとマスクなので残念ながら最後までお友達の顔と名前が一致しなかったようです。 ロンドンの幼稚園では入園して数日ですぐにお友達の顔と名前を覚え、学校外でも公園でマスク無しでずっと遊べたことでとても仲良くなったのとは対照的でした。 12歳の上の子はオックスフォードにあるボーディング(寄宿舎)スクールに在籍していますが、こちらも昨年9

    「日本」に2年ぶりに帰国したら驚いた「空港」「学校」「スーパー」のヤバい現実(岡村 聡) @moneygendai
  • 「日本」に2年ぶりに帰国したら驚いた「空港」「学校」「スーパー」のヤバい現実(岡村 聡) @moneygendai

    約2年ぶりの日に帰国して「驚いたこと」 昨年末にコロナが拡大してから初めて、約2年ぶりに日に帰国しました。 久しぶりに戻ったことで感じたのは、デジタル化において完全に立ち遅れていること。そして、若者や子供ばかりにコロナ対策の負担がいっていることです。 私は最近、英国やスペイン、シンガポールを訪れ、家族と滞在していました。この3か国と比較して、日の課題をクリアに感じてしまったのです。

    「日本」に2年ぶりに帰国したら驚いた「空港」「学校」「スーパー」のヤバい現実(岡村 聡) @moneygendai
  • リーダーは強くなくていい…チームの「心理的安全性」をつくる「7つの行動」(斉藤 徹) @moneygendai

    リーダーにとって、もっとも重要な能力はなんだと思うだろうか? 「強さ」でも、「厳しさ」でも、「頭のよさ」でもない。近年、ビジネスの世界で重要視されているのは、場の「心理的安全性」をつくる能力である。 そこで、起業家・経営学者で、著書『だから僕たちは、組織を変えていける』を出版した斉藤徹氏に、「心理的安全性」をつくる7つの行動と、「心理的安全性」を壊す4つの行動、それぞれについて解説してもらった。 「心理的安全性」がいかに重要か 「心理的安全性(Psychological Safety)」というキーワードは、1999年に経営学者エイミー・エドモンドソンの論文で発表されたものだが、その論文の引用は年々増えており、さまざまな視点で多角的な研究が行われている。 心理的安全性による効果が確立された研究例は多く、これまでに、チームの業績向上、イノベーションの創出、プロセス改善の創出、意思決定の質的向上

    リーダーは強くなくていい…チームの「心理的安全性」をつくる「7つの行動」(斉藤 徹) @moneygendai
  • にしおかすみこが認知症の母のことで「地域包括支援センター」を検索した日の大事件(にしおか すみこ)

    親の認知症はいつどうなるとも予測できない問題だ。 「あたしだよ!にしおかぁ~すみこだよっ!」とSMの女王様ファッションでの漫談で人気を博していたにしおかすみこさんは、現在認知症の問題に真正面から向き合っている。 「母、80歳、認知症。 姉、47歳、ダウン症。 父、81歳、酔っ払い。 ついでに私は元SMの一発屋の女芸人。45歳。独身、行き遅れ。 全員ポンコツである」 こんな書き出しで連載「ポンコツ一家」が始まったのは2021年9月20日のこと。2020年コロナ禍に実家に帰った時、今までとは違う家の様子と母親の姿に驚愕したことから話は始まった。にしおかさんは実家に暮らすことを決め、麻薬の売人扱いされたり、冷蔵庫でヘドロになった野菜と格闘したり、大晦日に家の大掃除でひと悶着があり、泣きながら映画館に逃げ込んだり……。そうして日々を暮らすにしおかさんの赤裸々な原稿に、「ひとりだけで頑張りすぎないで

    にしおかすみこが認知症の母のことで「地域包括支援センター」を検索した日の大事件(にしおか すみこ)
  • 日本は若者世代にとって、もはや民主主義社会ではない(中川 まろみ)

    「若者の政治離れ」。この言葉を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。実際、昨年行われた第49回衆議院総選挙では、20代の投票率は36%(全体の投票率は56%)と全年代の中で最も低かった(総務省選挙部「年齢別投票状況」より)。 では、若者が投票に行かないとどうなるのか。よく見聞きするのが、若者が選挙に行かないと政治家は自分に投票してくれる高齢者の期待する政治ばかりを行い、子育て支援など若者が求める政治が行われなくなる、という意見だ。ジャーナリストの池上彰氏も選挙と政治について解説する冊子『池上彰のマンガでわかる選挙と政治の話 2021』でまさにそう語っている。 一方で、少子高齢化の進む日では、そもそも数が少ないので若者が選挙に行っても意見は通りづらい、という声も聞かれる。実際、昨年の衆院選の時点での30代以下の有権者数は全体の26%であり、若者世代が少数派であることは事実である。 で

    日本は若者世代にとって、もはや民主主義社会ではない(中川 まろみ)
  • アメリカでいま「一夫一妻」ではない「複数婚(ポリアモリー)」が広がるワケ(橋爪 大三郎) @moneygendai

    全米で初めての試み「ポリアモリー家族」 「ポリアモリー」家族を知っていますか? 三人以上が夫婦のように、家族として暮らすことです。 アメリカ・マサチューセッツ州のサマビル市が、2020年6月29日、条例を制定し、ポリアモリーpolyamory家族の登録を開始した。伝統的な家族の枠に収まらないで暮らしている人びとに、法の保護を与えましょう、というものだ。 これは、全米で初めての試みとして、注目を集めた。 えっ、それって重婚じゃないの? 犯罪じゃないの? 不倫じゃないの? 浮気じゃないの? と思うかもしれない。そう思うひとは、伝統的な家族をやっていればよろしい。 でもアメリカには、ポリアモリーなど、伝統的な核家族とは違った生き方をしている人びとが、一定の人数いる。 それは、知っておいてもいい。

    アメリカでいま「一夫一妻」ではない「複数婚(ポリアモリー)」が広がるワケ(橋爪 大三郎) @moneygendai
  • 「社会はリベラルに運営し、個人としては保守的に生きよ」…〈21世紀の道徳〉が教えること(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    多数の個人が複雑な関係で結びつく現代社会において、公正に社会を運営するためにはどのような規範に従えばいいのか。そして、個々人はどうすれば幸福への道を歩めるのか。『21世紀の道徳──学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える』(晶文社)を発表した批評家のベンジャミン・クリッツァー氏が、様々な学問的知見をもとに考える。 「倫理学」を「心理学から考える」 このたび発売されるわたしの著書『21世紀の道徳──学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える』では、道徳について扱う哲学である「倫理学」の考え方について、いくつもの切り口から紹介している。そこに、進化心理学をはじめとするさまざまな心理学の知見を取り入れていることが書の特徴だ。 ひとくちに倫理学といっても、「このような問題についてはこのような方法で判断するべきだ」「このような事態ではこのように行動するべきだ」といった「規範」に関する議論もあれば、「

    「社会はリベラルに運営し、個人としては保守的に生きよ」…〈21世紀の道徳〉が教えること(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
  • 誰かが会社の利益を独占するなんて、そもそもおかしくないか?(ヤニス・バルファキス)

    誰かが会社の利益を独占するなんて、そもそもおかしくないか? ベストセラー経済学者が描く資主義終焉後の「会社」 資主義論にまったく新たな視野を提供するをお届けする。経済思想家・経済学者 にしてギリシャ元財務大臣でもあったヤニス・バルファキスの新著『クソったれ資主義が倒れたあとの、もう一つの世界』だ。 資主義は、経済成長によって社会に富をもたらす最良の経済制度だというが、現代の許容しがたいほどの格差と貧困の元凶でもあり、そのダークサイドは拡大する一方だ。では、仮にこの忌々しい資主義が消滅したら、その後の経済社会は、「新たな ユートピア」となるのか、「進化形の共産主義 」になるのか、あるいは誰も見たことのないカタチなのか。その答えを導き出すためにバルファキスが採用した著述スタイルは、なんと「経済SF小説」だった。 物語は、語り手「私(ヤンゴ)」 が、無二の友人だったアイリスの埋葬に立

    誰かが会社の利益を独占するなんて、そもそもおかしくないか?(ヤニス・バルファキス)
  • 資本主義がない世界では、起業家よりカフェ店員の年収が高くなる?(青木 由美子)

    元ギリシャ財務相にして異色の経済学者が書いた『クソったれ資主義が倒れたあとの、もう一つの世界』。経済SF小説という意表をついた形式で、読み手にポスト資主義社会像を提示する。「仕事の評価方法」もその一つだ。「もう一つの世界」で人はどんなふうに働き、評価されるのか。書の担当編集者が独自の視点でご紹介する。 「おいしいカクテルを作る才能」は、正しく評価されるのか? 村上春樹氏の小説に「人事評価への言及」があるのをご存知だろうか。主人公は青山で人気のバーを二軒経営し、成功している。経営に専念しているのでカウンターには立たないが、人材確保には熱心だ。「他のお店よりおいしいカクテル」を出すことに関しては「それなりの努力」を払っていると説明する。 ――「たとえば彼だよ」と僕は言って、真剣な顔つきでアイスピックで氷を砕いている若いハンサムなバーテンダーを示した。「僕はあの子にとても高い給料を払ってい

    資本主義がない世界では、起業家よりカフェ店員の年収が高くなる?(青木 由美子)
  • 量子力学が投げかける究極の問い──「物質は実在しない」は本当か?(吉田 三知世)

    相対論とならぶ二大物理理論・量子力学は、世界の見方を根幹から変えたことで知られています。量子力学が提示した世界観・物質観に猛然と異を唱えたアインシュタインは、量子力学の創始者の一人・ボーアと激しい論戦を繰り広げました。 「果たして実在とは何か」──大いなる問いをめぐる熱い論争の100年を克明にたどった近刊『実在とは何か──量子力学に残された究極の問い』(筑摩書房)が話題となっています。 同書の翻訳を担当した吉田三知世さんに、その深い魅力を語っていただきました! 量子力学の解釈問題 20世紀の幕開けに萌芽(ほうが)した量子力学は、1925年に理論的に定式化され、はや100年になろうとしている。その応用は着々と進み、エレクトロニクスを生み出して、情報通信技術や医療その他の産業を成り立たせている。スマートフォンなど、日常生活で触れる機器をとおして暮らしにも浸透している。 ジャーナリストのブライア

    量子力学が投げかける究極の問い──「物質は実在しない」は本当か?(吉田 三知世)
  • 「高学歴の人」たちがなぜか「没落」していく“ヤバい時代”がまもなくやってくる…!(藤岡 雅,成毛 眞) @moneygendai

    今から13年前、日にスマホが登場した時、これが片時も手放せないものになるとあなたは想像できていただろうか。ベストセラー『2040年の未来予測』の著者で元マイクロソフト社長の成毛眞氏は同著で「新しいテクノロジーが出たとき、 世の大多数は否定的である」と指摘する。 時代の変化は急速かつ急激だ。もはやいい大学に入って、大企業に入れば一生安泰という時代ではなくなっているのに、むしろ「保身」に走る人がいま急増しているのはいったいなぜなのか――。 もとろん私たちには、誰しもきっと「保身」の心が宿っている。では、それを乗り越えるにはどう行動するべきなのか――。『保身 積水ハウス、クーデターの深層』の著者が、成毛氏に聞いた。 「保身」する偉い人たちが急増しているワケ ――昨今の企業不祥事を見るに、自らの利権ネットワークを温存したい「保身」の幹部たちが、結局、日全体を犠牲にしているのではと思えてしまいま

    「高学歴の人」たちがなぜか「没落」していく“ヤバい時代”がまもなくやってくる…!(藤岡 雅,成毛 眞) @moneygendai
  • 「ワクチン先進国」シンガポールで、いま本当に起きている「すごすぎる現実」(岡村 聡) @moneygendai

    「ワクチン大国」シンガポールで起きていること 私が暮らすシンガポールでは、これまで世界的に見ても最も厳しくコロナについての行動制限を行ってきましたが、全国民の8割以上がmRNAワクチンの2回接種が完了したために、海外渡航も含めて行動規制を緩和し始めています。 「アフターコロナ」に向けて着実に歩みだしているシンガポールの最新の状況について、現地から紹介します。 シンガポールでのワクチン接種は、昨年末にファイザー・バイオンテックのワクチンを承認して、世界の国々の中でもかなり早い2021年頭から始まりました。 その後、2月にモデルナのワクチンも承認され、今に至るまでこの2つのmRNAワクチンのみが承認されて接種が進められています。 シンガポールの人口は約600万人の内約4割が外国人という構成となっていることから、国籍に関係なく居住者は年齢順に接種が行われました。 私たち家族は就労ビザを取得してシ

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  • 親ガチャ、反出生主義…若者たちは「人生のネタバレ」に絶望している(御田寺 圭) @gendai_biz

    「親ガチャ」 ――という、見るからに不穏なワードが流行している。 「親ガチャ」とはようするに、自分の両親や生まれた家庭環境は選べない、いうなれば完全な運任せであることを、ソーシャルゲームの「ガチャ(=クジ引き)」になぞらえたネットスラングである。 〈2021年9月7日、「親ガチャ」という言葉を取り上げた現代ビジネスの記事『格差拡大、貧困増大...それでも「若者の生活満足度」が高いこれだけの理由』が話題を呼んだ。 内容は若者の間で「親ガチャ」に外れたことを嘆く声が聞かれる一方で、若者の生活満足度は以前よりも高まっている、というものだ。筆者の筑波大学教授・土井隆義氏は、相対的貧困率の上昇を受けた、人生に対する「諦観」の高まりから、現状を受け入れる若者が増えている、と考察している〉(J-CAST『「親ガチャ」は不謹慎ワードなのか ネットで連日激論、芸能人も続々「参戦」』(2021年9月13日)よ

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  • 現役婦長が教える、医療崩壊から「自分と家族を守る」裏ワザ(週刊現代) @gendai_biz

    【前編】「病院はあえて言わない…現役婦長が教える、医療崩壊から「自分と家族を守る」裏ワザ」 受付で言うべきセリフ とはいえ、いきなり現れた患者を、すべての病院がすんなりと迎えてくれるとは限らない。受け入れに難色を示された場合は、多少病状をオーバーに伝えても構わない。 「『一人ではまっすぐ歩けない』など、症状が思わしくないことを説明し、『ここで受け入れてもらえないと困る』とはっきり主張しましょう。大切なのは、決して『物わかりのいい患者』にはならないこと。 病院側は口先では難しいと言うかもしれませんが、医者やスタッフも、自分のさじ加減ひとつで死人が出て、責任問題になることは避けたい。『この患者を邪険に扱ったら面倒臭そうだ』と思わせるのです」(前出・婦長) 医者は、普段から世話になっている地域の「コネ」にも弱い。可能であれば、他の医師に加勢してもらう。 「いま住んでいる地域の民間病院なら、普段診

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  • ウレタンマスク、家族以外とお茶…「デルタ株」に感染する行動パターン、最新情報からわかること(村上 和巳) @gendai_biz

    発表された「デルタ株への最新行動様式」 このデルタ株に私たちはどう立ち向かえば良いのか? その大きなヒントは前述のデルタ株の感染力の試算に表れている。 従来株と比べデルタ株の感染力は、京都大学の西浦教授の試算で2倍弱、米CDCの試算で約3倍。この差は何か? 後者は特段何の防御もない、あるいはしない場合の感染力を試算している。それに対し、前者は「実効再生産数」と呼ばれる今現在の状況、具体的に言えば市中の多くの人がマスクをし、店舗入口に消毒薬が設置され、国民の5割以上がワクチンの1回接種を終えている市中の状況を織り込んだ感染力である。 裏を返せば、私たちはデルタ株の感染力をゼロにはできないが、「感染しない」努力次第でその感染力を一定程度相殺することは可能という証左でもある。 では個々人が何をすべきか? 実は政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会がすでに6月時点で「変異株が出現した今、求められ

    ウレタンマスク、家族以外とお茶…「デルタ株」に感染する行動パターン、最新情報からわかること(村上 和巳) @gendai_biz