7月4日に開かれたニコニコ動画のイベント「ニコニコ大会議2008」の中で、画面に映った一般人に対してヤジや中傷が書き込まれるという「事件」が起こった。またそれの少し前には、秋葉原連続殺人事件の現場の模様をUStreamで中継したことによる是非が問われた「事件」もあった。 この2つの出来事で考えさせられたのは、新しいテクノロジーや試みのあとには、必ず何らかのルールが必要になるのだなぁということだ。ルールというとすぐに「規制」や「自由への侵害」を連想して嫌悪感を示したり、必要以上に危機感をあおったりする人が多くて困るのだが、仮にルールという言葉がイヤでも、我々は秩序なき廃墟に暮らしているわけではない。少なくともまずはみんなで問題点を共有して、なんらかの秩序を構築することが必要だという認識には、共感してもらえるものと信じたい。 ITはさまざな面で情報革命をもたらしたが、そのもっとも大きな意義は、
新学習指導要領解説書への竹島(韓国名・独島)記述に抗議し、韓国へ一時帰国中の権哲賢駐日大使が21日の与党ハンナラ党の会議で、日本には「島国が持つ特異な傾向がある」と発言したが、不適切との指摘を受けて発言を取り消した。韓国メディアが22日、伝えた。 大使は15日の帰国前後から日本非難を繰り返している。解説書への記述阻止に失敗した責任を国内で問われることを回避する狙いもあるもようだが、与党側は度が過ぎると苦言を呈した形だ。 韓国では島国との言葉を日本と結びつける場合、見下すニュアンスが含まれるとの見方が一般的。権大使は公開の会議の冒頭で、日本には英国と同様に孤立を恐れる島国特有の傾向があり、これを「逆利用」する必要があると主張。6カ国協議や首脳外交に今回の問題を結び付けると日本に通告したと述べた。(共同)
事例から見る、ネガティブスパイラルへの陥り方と対処術:なぜあの会社は叩かれたのか(1/2 ページ) 前回は企業における「危機の本質」について述べたが、物的あるいは人的ダメージは企業にとって痛手ではあるものの、あくまでも一過性のものであり、その多くは保険によってカバーできるものが多い。その後の企業努力によって回復することが可能である。 「本当の危機」とは、企業が長い間培ってきた「信用・信頼」を失うことをいう。この無形資産を大きく損なうような不祥事によって、企業はネガティブスパイラルに陥っていく。つまり、歴史と信用のある企業ほど不祥事におけるダメージは大きい。「信用・信頼」を築くには長い年月がかかるが、崩壊はほんの一瞬だ。この重大な危機は、「不本意にも起こしてしまったこと(リスクの発生)」によって直接引き起こされるのではない。嘘や虚偽報告(結果として「嘘」「虚偽報告」にいたることが多い)、もし
「不適切な記事を掲載し続けていたことは、報道機関として許されないことでした」――毎日新聞社は7月20日、英語版ニュースサイト「Mainichi Daily News」(MDN)の1コーナー「WaiWai」(現在は閉鎖)に不適切な記事が掲載され続けていた問題について、3ページにわたる検証記事をWebサイトに掲載した。問題になる以前に何度か外部から指摘があったが、放置していたことを明らかにし、「深刻な失態」として関係者の追加処分も発表した。 記事と謝罪は同日付けの紙面(1、22、23面)にも掲載した。「英文サイトをジャーナリズムとしてきちんと位置付けていたのかという姿勢が問われました。この問題で失われた信頼を取り戻すため、全力を尽くす決意です」としている。 MDNは9月1日にリニューアルし「正しい日本理解の素材を海外に発信するサイト」として立て直すという。問題の記事が掲載され続けたのは「チェッ
―― 改めて埋蔵金の存在を否定してから増税路線を推し進めようということですよね。 高橋 財政再建のために増税が必要か否か、というのは、増税の前にやるべきことをいくつ終わらせるかの問題です。私は、政府の特別会計などに貯まっている資産があるのだから、まずそれを検証して財源にする方策を検討した方がいいという立場です。増税派の主張は、埋蔵金はそもそも存在しないのだから議論すべきことの1つではない、まず増税が先だというものです。 でも、財政再建には、実は、デフレーションから脱却するのが一番簡単なのです。今、日本はインフレーションになっていると皆がすぐに言うのだけど、はっきり言ってインフレになんかなっていませんよ。一部の物価だけが高くなってもインフレとは言いません。インフレになるには総合指数が高くならなければいけないのですが、1%程度ですから、インフレとは到底呼べません。 こうした状況下では、金融緩和
このまえ、高校時代の塾時代の友達と久しぶりに飲んでいました。27歳女子。インターネットとかは、仕事で普通に使う程度でバリバリ使う感じではない感じです。 そこでの会話がなんとなく印象的だったのでメモ的にブログへ。 ブログやりたいんだけど その子と銀座の飲み屋でいろいろ話してたんですが、そこで出た話の一つに「私もそろそろブログをやろうと思う」という話しでした。 mixiでは日記を書いてたみたいなのですが、ブログをやりたいとのこと。 明確な理由があったかどうかは忘れてしまいましたが、感覚的には日記に近いものだったみたいです。 そこで話題が「どこのブログプロバイダがいいか」という話しになりました。具体的には以下のような感じ。 やっぱりアメブロ 「というわけでさー、私もブログやろうと思うんだけど、どこのブログでやるのがいいの?」 と聞く彼女。 「昔は結構、差があった気がするけど、
洞爺湖G8も終わったが、気候変動がやはり大きく取り上げられた。このような状態になると、常に反発が起きるものである。日本という国は不思議なところで、これまで懐疑論が比較的弱かったのだが、このところかなりの量の「懐疑本」が発行されている。 何冊かの「懐疑本」をアマゾンで発注したのだが、すべてが入手できるには、3週間ぐらいかかりそうなので、今回はとりあえず本の各論を行うのは止めて、懐疑論がどのような論理的な特徴をもっているかを明らかにすることにする。 C先生:温暖化懐疑論がこのところ盛んになっている。懐疑論といっても、何に対して懐疑的であるかは、かなり個別的な話である。共通にターゲットにされるものはなんなのか、そしてそれぞれどのぐらいの妥当性があるのか、議論をしてみたい。 A君:参考にしたのは、いくつかの本。しかし、全部がそろっている訳ではない。 B君:しかし、今回は、手元に武田邦彦著、「偽善エ
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