【レビュー】ベアトリス・ホイザー『クラウゼヴィッツ早分かり』(Beatrice Heuser, Reading Clausewitz, 2002) 蔵原大 ――――――――――――――――――――――――――――― 今回は、クラウゼヴィッツ『戦争論』の解説書として有名な、2002年に出た本を紹介します。 ゲームや小説ではよくあって現実にはあんまりあって欲しくないこと「戦争」はどうしてどんな風に起きるのでしょうか。大雪や台風とは違って人間が引き起こす現象「戦争」のメカニズムを読み解くことは、(現実の政治家や軍人の方々はもちろん)娯楽のゲームや小説を作る方々にとっても有意義なはずです。その知識を応用して物語を現実っぽくできれば、読み手をその話にグッと引き込むことができますからね。 そう考えますと参考になりそうなのが、まさにクラウゼヴィッツの『戦争論』(Vom Krieg)。政治と戦争との関連を
この世にはびこる、真贋定かならぬ怪しい噂、いつの頃からかいわれだし、なんの検証もされぬまま市民権を獲得してしまった伝説。そのテの話はクルマにまつわるものだけでも数多く存在するが、それらの怪しい伝説の真偽を明らかにする。それがオレたち「MYTH BUSTERS(マイス・バスターズ)」の指命。 映画でよく見るあのシーン、漫画に出てきたあのシーンの再現可能性を、体を張ることも厭わず検証する。「クルマから漏れるガソリンに火を放つと、炎がクルマに追いつき爆発する?」、「ガソリンタンクに砂糖を入れるとクルマは壊れるの?」、「外交官ナンバーのクルマは捕まらないって本当?」。そんなアナタの脳にこびりつく『?』も今日からスッキリ解消だ。 さあ始めよう、真実探求の旅を。ちなみになかには危険な実験もあるので、よい子のみんなは決してマネしないように。オレたちMYTH BUSTERSとの固い約束だ! 伝説1 カロー
前回19日、私のぜんそくについてチラッと「薬では治らなかった」と書きましたが、翌20日の読売新聞朝刊に「なぜ治らなかったのか」の答えのひとつかも?と考えられる記事を見つけました。内容は・・・ 気管支ぜんそくのたんを切る武田薬品工業の消炎剤「ダーゼン(一般名:セラペプターゼ)」の効果を再確認する試験で、期待される効果が認められなかったことが、厚生労働省の医薬品再試験評価部会で報告された。同社が2000~09年、慢性気管支炎の患者311人のうち156人にダーゼン、155人に偽薬を2週間投与して効果を比較する試験を実施したところ、いずれも6割以上の患者で症状が改善し、差がなかった!!つまりダーゼンをとっても、とらなくても結果はいっしょ、ということですね。これでは一生懸命薬を飲んでも治らないわけです。 【偽薬というのは、薬としての有効成分は入っていないけど、外見は本物のようにみえる薬剤です。肉体的
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