千葉会で「フラットトップ」をやると言う話しが浮上している。古いゲーマーなら名前だけで震撼する有名な高難度ゲームだ。 索敵級空母戦ゲームの代表作の一つ。典型的な逆探知問題ゲームでもある。つまり共通のマップを両者が使用し、索敵を実施するユニットは盤上に姿を現す。相手は、そのユニットから検知される自軍情報を相手に報告する。 このシステムの最大の問題は、索敵するためには先ず自分が盤上に姿を現さねばならないことである。つまり、先に相手に確実な索敵情報を与えてしまうことである。これが逆探知問題と呼ばれる。 この問題の抜本的な解消策としては、審判を付け、両者は自軍の情報を審判に教え、審判がそれを判定して各々が得られる情報だけを報告してやれば良い。しかし、これは必然的にプレイ必要人数を一人増やすことになり、ただでさえ卓が立ちにくいウォーゲームでは現実的ではない。 審判なしで逆探知問題を緩和しようとしたのが