「海上警察権見直し」中間取りまとめについては、先日のLRADや、新「もとぶ」のエントリでもふれたが、もっとも大きな話題については、まだ言及していなかった。 関連エントリ:とある海保の超音波砲 その姿を現した新1000トン型巡視船PL-10「もとぶ」 それは最重点課題とされた「大型巡視船・ジェット機の整備」である。 いわゆる新「しきしま」級巡視船については、その構想が公表されたときから2隻建造が明らかにされていた。 関連エントリ:「しきしま改」型遠洋巡視船2隻の建造か 概算要求、改「しきしま」級巡視船生き残る! RFS20mm機関砲は現行タイプのものに更新され、35mm連装機関砲はより強力でFCSを備えた40mm機関砲となる。既に「しきしま」に増設されているレーザーレーダ方式の遠隔採証装置も装備され、搭載ヘリはEC225が購入される。 新「しきしま級」巡視船:概算要求概要から