チベットのシンザ・テンジンチョエタ活仏は5日ラサで記者のインタビューに対し、「ダライ・ラマがこのほど民主的な選挙で転生者を選ぶと発表したが、これはチベット仏教の儀式のしきたりとルールに背いた滑稽なものである」と述べました。 今年59歳のシンザ・テンジンチョエタ活仏は1955年に、チベットのシンザ寺院の第14世活仏の転生者と認定され、同年チベット自治区人民代表大会常務委員会の副主任に選ばれました。 シンザ・テンジンチョエタ活仏は、「チベット仏教には、選挙で生き仏の転生者を選ぶしきたりはない。転生者の認定には、チベット仏教による儀式のしきたりとルールを守った上で、政府による承認が必要である。これらの条件を整えてこそ、転生者の身分が認められるわけである」と述べました。ダライ・ラマの後継者選挙について、シンザ・テンジンチョエタ活仏は、「これは、ダライ・ラマが西側諸国の好みに合わせるため、宗教の名義
今日2月25日は、チベット暦の己(つちのと)丑(うし)年の元日にあたり、チベット族にとって一年中で最も重要な祝日です。中国各地では、500万人も上るチベット族がさまざまな形で新年を迎えています。 チベットのラサ市では、飾り提灯や花々が町中を彩り、ポタラ宮も真新しいリボンで飾られています。その近くにある竜王潭広場では、チベット劇団がすばらしいパフォーマンスを披露し、人々を引き付けています。ラサ市は楽しい雰囲気に包まれています。 新年を迎える際、チベット族はよく「チマ」という木製の四角い容器を作って、家を飾ります。ラサ在住のチベット族のツェゼンさんの家で細工を施した「チマ」を見つけました。その中に炒った小麦の粒やそのほかの穀類が盛られ、上にはハダカムギの穂が飾られています。ツェゼンさんは「チマ」を飾る意味を教えてくれました。「これは来年の豊作や、家族と家畜の安全を祈る意味があります」 チベット
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