ブックマーク / marichan.hatenablog.com (99)

  • 5月6月メモ - 愉快的陳家@倫敦

    忙しいような忙しくないようなでも忙しくてあっという間に夏。しかし雨が降って寒いロンドン。この2か月ほどの覚書き また剣道遠征。顔見知りがどんどん増えてうれしい。狭い欧州剣道界なので、私のような初心者でもすごい先生や剣道家と稽古させてもらえる機会がけっこうある。これは日でやってたら経験できなかったことだろうなぁ 前回の遠征で知り合ったお友達と再会したほか、なんと欧州他国に住む高校の同級生とも再会した。彼女の息子さんが剣道をやっているので、付き添いでやってきたのだった。まさか日で女子高生をやっていた時に、こんな形で全然違う場所で再会するなんて想像しようとしても絶対できなかった! 中学校の同級生が仕事でロンドンに来たので、それこそ中学卒業以来に再会した。彼女はまた欧州の別の国に住んでいるのだが、前出の高校の同級生、今の国に住む前は私の中学校の同級生が住む某国に住んでおり、二人はそこで知り合い

    5月6月メモ - 愉快的陳家@倫敦
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    k10no3 2024/07/09
  • 遠征 - 愉快的陳家@倫敦

    ちょっと前になるが大人は私ひとり、ティーンエージャーを何人か引率して外国で3日間剣道三昧をしてきた。 出発前日、銀行からRevolutの自分の口座に送金したらなぜか不正送金のFalse Positiveが出てしまい、カードを一時的に止められて大慌てで電話したり、空港でのんびりご飯をべていたらゲートが閉まる時間が迫っていることに気づいて慌てて走ったり(実際は余裕で大丈夫だったが焦った!)到着前からちょっとしたハプニングもあったが(笑)現地に着いたらお天気も良く、環境も良く、皆さん暖かく受け入れて下さってそれはそれは楽しい時間を過ごすことができた。 ここからは自分の色々覚え書き。 まあみんな大きい子なので子供といっても大して世話をする必要もないので引率といっても楽だった。宿でのご飯作るのや片づけも自分たちでやってくれたし。 ただし彼らは時間を逆算して動く、ということはまだまだなので、道場に向

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    k10no3 2024/05/03
  • 2年前のフランス旅行話⑥コロナ渦の旅あれこれ・パリ - 愉快的陳家@倫敦

    (もう3年前2021年夏の記録) イギリスへの帰国数日前に、再度コロナの陰性証明を取らなければならなかった。AirBnBのホストの人が教えてくれて、宿の近くで検査が受けられる場所を予約して出向いて行った。クリニックの中庭みたいなところに通されて、お約束の綿棒で鼻ほじほじ、喉にグッ、である。思えば当時は子供が学校に行くのにも定期的にこうやってテストしては、アプリで報告していたな。 テストをしてくれた人は、夫や子供には英語で対応していたが、私のBonjourの発音だけ超絶良いので、私にはフランス語だった。心の中で少しガッツポーズをしたが、ややこしいことを言われてもわからないので、それはそれで困る。 結果はメールで送られてきた気がするが、こういうのはたいてい国境で陰性だという情報を携帯画面をちらっと見せれば良いだけで、送られてきたバーコードを誰かがスキャンする、といったことも特になかったと思う。

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    k10no3 2024/04/02
  • 2年前のフランス旅行話⑤:コルマール - 愉快的陳家@倫敦

    年をまたいで書いているので、今はもう3年前のフランス旅行話である。 ストラスブールから電車に30分ほど乗ってコルマールに向かった。中世の街並みが残る街、ジブリみたいな景色の街(ハウルの動く城に出てくる建物のモデルになった場所があるということで)とよく言われている場所である。 駅から旧市街までは徒歩で15分ほどかかる。観光地の周辺にある、地元の人が普通に生活している現実の世界を見るのも結構好きだ。 途中シャン・ド・マルス公園というのがある。戦争の神様マルス神にちなんだ公園には、コルマール出身のナポレオン時代の海軍大将の銅像があった。よっ、地元の名士! アルジェリアとかポリネシア近辺、最後にはカリブ海などあちこちで役職についていたようだが、コルマール出身で海軍大将とは、思えば海のない群馬県から立身出世したようなものではないか。 こちらもコルマール出身のナポレオン時代の軍人さんである、ナポレオン

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    k10no3 2024/04/01
  • 浅い外食日記 - 愉快的陳家@倫敦

    ここ1-2か月の外日記。ただべたものを羅列するので非常に浅い。 金田家のラーメン 昼はパスタにしようと決めて街を歩いていたのに、あまりの寒さにパスタの口ではなくなってしまい、通りがかったラーメン屋に入った。井之頭五郎だ。 うまかったが、ぬるかった。 アメリカやイギリスでべるラーメンは、ぬるい。熱々をすすってみたい。 そしてラーメンをロンドンでべるときは、決して円換算をしてはいけない (日の約2.5倍)。 記念日ディナー なんと結婚20周年である。家族3人でカジュアルなお祝いディナーに行った。 ブラッドオレンジの季節です、ということでエンダイブと合わせたサラダが良かった。 メインにはシュニッツェルを頼んだ。和のフュージョン風を頑張っているようで、衣には胡麻入りで、サイドに照り焼きソースが付いていた。 普通にとんかつソースじゃあかんのかーい。 かつて100で抹茶にまみれる ポルトガル

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    k10no3 2024/03/28
  • レミゼラブル - 愉快的陳家@倫敦

    シアター・ウィークでウェストエンドのミュージカルやお芝居が安く見られるのを狙って、久しぶりにレミゼラブルを観てきた。自分の中ではレミゼは高校の文化祭で上演したことがある思い出のミュージカル。サンフランシスコで物を一度見て号泣し、今回は二度目。まだ見た事がなかった夫と子供に見せたかった。 あの心に残るメロディや、登場人物たちの色々な思いが切ないミュージカル、しかも高校の青春の一ページの舞台。今回も目から水がどばどば出るんじゃないかと思ったら、久しぶりに観た感想は、うわ、昔のフランスずいぶんひっどいところだな!というものだった(苦笑) しかし実際原題の通りで、当のところは滅茶苦茶みじめで救いようのない話やー!よくあんな歌詞を高校生で歌ったよな、と今は思うのはやはり加齢のせいだろうか。原作は一度手にとってあまりの長さと話の冗長さに読むのを挫折してしまったけれど、何となくちゃんと読まねばならな

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    k10no3 2024/03/12
  • 睡眠離婚 - 愉快的陳家@倫敦

    我が家もとうとう実現した、睡眠離婚! 欧米は夫婦が大きなマットレスで一緒に寝るのが一般的で、我が家もずっと疑問を持たずにそうしてきたのだが、何しろ体重差と身長差がかなりある我々。 気が付くとマットレスは夫側のほうが深く沈み、真ん中に変な山ができる。微妙な変形かもしれないが、意外と寝るときにこれが体に来る。なんとなくお互いベッドの端と端に転がって寝ている感じだし、腰や肩に良くない気がする。 シーツも、大きいチャンが寝がえりを打ったりして一定方向のほうにより強い動きが生じると、あっという間にマットレスからはだけてしまう。これ、他のご家庭ではどうなんだろうか。我が家ではもう何年も気が付けばシーツがマットレスからあっという間に外れる問題がはびこっていたのだった(深くマットレスを包み込むシーツを買っても効果無し)。 あとやはり年を取ると睡眠が浅くなるのか、お互いの動きで睡眠が妨げられることがしばしば

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    k10no3 2024/03/12
  • 2年前のフランス旅行話③:ストラスブールの美味しいもの - 愉快的陳家@倫敦

    2年前の旅日記のはずが、年をまたいでしまったのですでに3年前の旅日記になってしまったが見なかったことにして続ける。 今読んでいるでナポレオンの頃の時代、チーズは今のようにデリカシーではなくて貧乏人が肉の代わりにべるようなものだった、とあってへぇぇと驚いている。 まだコロナで色々規制があったころで、レストランに入るのにアプリの証明書を見せたりしなくてはいけなかった。アプリを読み取るための相手のアプリが正しくアップデートされていないので、うまく読み取れずお店や施設に入れない、という面倒な不具合もたびたびあった記憶。 まあテイクアウトも充実していたし、キッチン付きの部屋を借りていたのでスーパーでめぼしいものを買って自炊もしたりしていた。 ストラスブールはフランスといってもドイツ国境の街なので、べ物は基、芋ハムソーセージなどドイツ風であった。 よくべたのはアルザス地方のピザ、タルト・フラ

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    k10no3 2024/03/04
  • ピラネージ・中華街・ハルキさん - 愉快的陳家@倫敦

    2月の読書記録。 2月は長いフライトに乗る機会があったり、仕事の忙しさが少し緩んだりしたので、多少を読む時間が取れた。 Piranesiは、迷宮のような、広大で当てのない、一部廃墟になり波が押し寄せ、鳥が住み着き、各部屋に彫刻がある不思議な建物に住むピラネージと呼ばれる男の人の話。しばらく彼の日記が続くのだが、この人が一体誰なのか、時代はいつなのか、全くのファンタジーの世界の話なのだがわからないまま日記が続く。 彼の他に、そこにはOtherと呼ばれる人も住んでいるようなのだが、どうも彼は現実の世界とつながりがあるらしい。そんな中、第三の人物が現れて、なぜピラネージがここにいるのか、このOtherは誰なのか、色々な真実が明らかになっていく。 途中から謎が明らかになり始める段になってようやくぐいぐい引き込まれて一気に読んだ。ちょうど家族に不幸があり、アメリカで納骨堂的な所に初めて足を踏み入れ

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    k10no3 2024/03/04
  • 2023-2024 - 愉快的陳家@倫敦

    誰にともなく新年あけましておめでとうございます。 クリスマス休暇は恒例アメリカへ里帰り。友達に会ったり、家族と飲茶をしたり。20年も住んだアメリカなのに、1年に1度しか帰らなくなって、逆カルチャーショックというか、日々当たり前だと思っていた事柄がもっと客観的に見えるようになり、色々ビックリしたり、新鮮に思ったり、不便に思ったり。 やっぱり色々とにかくでかい、広い、だたっぴろい。物価は覚えているよりも2-3割かそれ以上高くなっている気がして、買い物も外もしにくかった。 昔よく言っていたトレジョ(スーパー)でも、日のスーパーニジヤでも、欲しいのは生鮮品や冷凍品ばかりで、後はなくてもどうでもいいかーと思ったり。もうこういうものが無くても平気な生活になってしまったということか。 アジア人が多いのも不思議な感覚で、日のものもアジアのものもなんでも手に入る。ただ多様性という点では物足りない気

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    k10no3 2024/01/03
  • 【本棚総ざらい6】嘘つきアーニャの真っ赤な真実 - 愉快的陳家@倫敦

    嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫) 作者:米原 万里KADOKAWAAmazon もうこのを読むのは何周目だろう。米原真里さんの作品に惹かれるのは、やはり1960年代、プラハのソビエト学校で学ぶという、当時の日人にはなかなかできないユニークな経験をしたこと、そしてアメリカやイギリスや中国よりも、わかるようでわからないソ連、そしてロシアという世界のことを垣間見せてくれたからだと思う。 このノンフィクションは、そんな米原さんが通ったプラハのソビエト学校時代の友人達がその後どうなったのか、ソビエト崩壊でわちゃわちゃしていた頃に、彼女がプラハに飛び、足跡を追い、再会するという話。 プラハから日に帰国して30年、どこでどうしているかわからないギリシャ、ユーゴスラビア、ルーマニア出身の友達3人の消息を、あちこち歩き回って探し、どんどん核心に近づいていく様子はやはり読んでいてわくわくする。

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    k10no3 2023/12/18
  • ブダペスト15:ブダペスト最後の茶色飯 - 愉快的陳家@倫敦

    イギリスに戻る前に腹ごしらえ 行ったのはこの店 www.tripadvisor.com ブダペストで入ったお店では、良く色々なフレーバーのレモネードを出してくれるところが多かった。全部手作り。料理教室でも出てきたけれど、自家製シロップを炭酸で割って出してくれる。とても良い。 ランチというよりもう夕方に近い位だったが、結構人が入っている。生肉好きになってしまった子供のご希望でここでも頼んだのはタルタル。フランスのものと比べてやはりパプリカが入っているようで色が濃く、ねっとりしている。 牛肉の煮込み。筋がしっかり煮込んであるホロホロのお肉 私のブダペストでの最後の晩餐はちょっと保守的にチキンのシュニッツェル。ちょっと煮込み料理の強い味に疲れてしまったのもある・・・ってこれも十分揚げ物なんですが。ブダペストでべたシュニッツェルはパン粉的なものを使っているのか、日のカツを髣髴とさせるものがあり

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    k10no3 2023/12/11
  • ブダペスト紀行11:建物をみる - 愉快的陳家@倫敦

    ブダペストの街を歩いていると色々なスタイルの建物に遭遇して興味深い。建築の知識がそれほど無いのでただ目に入ったものをみてほぉぉ・・と思う程度だったのが残念だが、建築を見て歩くツアーなどに参加できたら楽しかっただろうなと思う。 なにしろ大学の建物からしてこんな感じである。これは市場の隣にあるブダペシュト・コルヴィヌス大学、経済学に特化した学校だそう。古い建物は外観は素敵だが中はどうなってるのかな。 路地を歩いていると急に貴族のお屋敷だったところに遭遇する。ここは改装中か何かで立ち入り禁止 かと思えばその隣にいかにも共産党時代のこんな建物も並んでいる、ここはラジオ局だったみたいだけれど、ここも閉鎖されていた プーシキン通り。いかにも。 なんとか産業評議会だった建物はアールヌーボー様式 丘の上の宮殿近くの建物はもっとももっと古い、色目がかわいい 写真の展示があるビル、もともと写真家が建てたものら

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    k10no3 2023/12/04
  • ブダペスト紀行10:おかっぱのおっさんの学校 - 愉快的陳家@倫敦

    ハンガリーで一番愛されているおかっぱのおっさんといえば、フランツ・リスト。 実は彼、生涯でハンガリーにはあまり住んでなかったらしいのだが、彼の名前を冠した音楽学校がある。日語ではリスト・フェレンツ音楽大学とかフランツリスト音楽院とか呼ばれている。 ここには立派なホールがあり、色々コンサートが行われているので、チケットを予約していってみた。 手のでかい超絶技巧のおっさんが、建物の上から我らを見下ろしている。 この学校は建物じたいもとても美しくて素晴らしい。内装は御覧の通り、とても素敵なアールデコ調になっている。 ロビーに入った時点で、もうほぉぉぉおおおっという気分になる。これが、欧州の、それも大陸欧州の、ミュージックシーン!!という感じが、すごくする。 そしてホールに一歩足を踏み入れると・・・・ふあああああ ウィーンで行った黄金ホールを思い出す。ウィーンのホールも想像したより小さめだったの

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    k10no3 2023/11/27
  • ブダペスト紀行9:ブダペストのブタ - 愉快的陳家@倫敦

    シナゴーグを訪れた時、敷地の中にコーシャー(ユダヤ教の戒律にのっとって処理されている)のレストランやスーパーはこちらです!的な看板があり、へぇぇと思ってみていたのだが、実際ユダヤ地区にはぼちぼちそういうお店がある。 そしてそんなコーシャーレストランのすぐ隣にあったのが、豚肉専門店。すごい共存の仕方だなと思わず苦笑してしまった。 しかし皆さんご存じか、ハンガリーにはマンガリッツァ豚という、国宝とまで言われる高級豚肉があるのですよ。黒いマンガリッツァという名のこの店は、そんなお肉を使ったお店なのであった・・・! イベリコ豚など目じゃないと思うような、とろけるハム。思わず家族で無言。一気にべるとなくなるので、じっくり少しずつ味わう・・・ これは豚のほっぺ!柔らかく煮込んである・・・ 子供が頼んだポークシュニッツェル。もうこれはほぼほぼとんかつですね。 パパは豚じゃなくてダックを頼んだけどこれも

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    k10no3 2023/11/25
  • ブダペスト紀行8:ブダペストの雑記集その1 - 愉快的陳家@倫敦

    空港からのバスはクレカでピッとやれば支払えたので、ロンドン同様どこでもコンタクトレスが使えるのかな、と思ったら街中の路線バスやトラムはチケットを買い、中で印字する昔ながらの方式だった。券売機がどこでもあるわけではないので、バスに乗ってからしまったぁ、と夫が慌ててお金を数えていたら(現金払いもOK)運転手さんが乗りな、と。バスに乗って落ち着いてから再度ちゃんと支払いに行ったらいいよいいよとなぜか無賃乗車させてくれた。なんか優しい。 笑かそうとしているのを一生懸命耐えているようにも見える銅像w 「この橋は私が心を込めて作りました」なんとなくロンドンにもありそうな橋、設計はイギリス人だった。 街のあちこちにある銅像、そして歴史的な場所や誰かが住んでいたところなどはプラークがあるが、いかんせんハンガリー語がわかりづらい。ひっきょう写真をとって後で調べることになる。この方は、オスマン朝時代のハンガリ

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    k10no3 2023/11/24
  • ブダペスト紀行5:ブダペストで、巻いていこう! - 愉快的陳家@倫敦

    ブダペストで、以前からやってみたいなと思っていたことを実現することができた。それは「シュトルーデルを生地から作ってみる」ということ! シュトルーデル。うすーい生地で具を包んで焼いた、パリパリのお菓子である。パイと呼んでよいのかわからないが、パイっぽいものともいえる。 ちなみにこれは昔ウィーンでべたシュトルーデル。 この生地を作るの、テーブルにうすーい生地を伸ばして伸ばして伸ばして作るのだが、冷凍生地ではない、ちゃんとしたやつを一度自分で作ってみたかったのだった。 今回は子供と私だけで、お料理教室に参加。その間にパパはソーセージをべに行った(笑) アパートの一室を改造してスタジオにしたお料理教室にお邪魔した。アメリカから来たかしましいジジババグループと私達親子という組み合わせでスタート。 自家製シロップをお水や炭酸水で割って飲むのが、とても美味しい。 さすがハンガリーには、シュトルーデル

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    k10no3 2023/11/20
  • ブダペスト紀行2:ドハーニ街のシナゴーグ - 愉快的陳家@倫敦

    今回泊まった宿は、ブダペストのユダヤ地区にあった。パーティーエリアでもあるらしく、周囲からはこのあたりのおすすめのバーなど教えてもらったりしたが、私達が泊まった通り、ドハーニ街にはとても大きなシナゴーグがある。 大きすぎて全容が撮れない。ヨーロッパ最大のシナゴーグであるらしい。ムーア式のデザインが美しい。 その昔ブダペストの人口の2割ほどがユダヤ人だったそう。技術やビジネスなどの分野で活躍し、いわば国内の中産階級層を作ることに貢献したともいえるらしい。 この地域の歴史のお約束通り、オスマン帝国、ハプスブルグ帝国、そしてハンガリー独立運動など時代に応じてユダヤ人コミュニティは自由だったり締め付けられたりを繰り返し、そして最後はホロコーストである。 このエリアも、私達が泊まったアパートのある通りからぐるっと壁が作られ、ユダヤ人ゲットーが作られたという。ブダペストのユダヤ人はそこに押し込まれ、多

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    k10no3 2023/11/14
  • 夏のベルギー旅その11:25年ぶりの再会 - 愉快的陳家@倫敦

    蚤の市の喧騒から逃れるようにリールの大聖堂にやってきました リールを訪れるのは実はこれが2度目。初めてこの地を訪れたのはアメリカの大学に通っていた学生時代。 冬休みに、フランス人の友人Cちゃんを頼ってクリスマス休暇を、フランス北部で過ごしたことがあります。その時にリールを訪れたのでした。 当時はクリスマスマーケットが立ち並んでいたなあ。周囲の雰囲気などほとんどもう記憶にないので、不思議な感じです。 冬だったから、すべてが薄暗いか真っ暗だった記憶。Cちゃんの実家はリールより少し離れた、人口200人ぐらいの小さな村で、親戚の皆さんと一緒に楽しいクリスマスを過ごした思い出は、今でもまざまざとよみがえります。 Cちゃんと知り合ったのは、もともと私が彼女の同級生、Aちゃんと中学生の時に文通していたのがきっかけでした。授業中に内職で私への手紙を書いていたAちゃん。その隣に座っていたCちゃんが、退屈しの

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    k10no3 2023/11/09
  • 夏のベルギー旅その10:寄り道蚤の市生の肉 - 愉快的陳家@倫敦

    旅の最終日、ゲントからまたローカル線に乗り、ユーロスターが走っているフランスのリールに戻ります。全く知らなかったのですが、たまたまこの週末は、年に一度行われる、欧州最大の蚤の市が開かれる日とあって、リールの街は大混雑。 電車が駅に着いた時から、隣のプラットフォームから何かブラスバンドの音がする・・と思ったら、電車に乗ってやってきたバンドの人たちが、駅に降り着いた瞬間から演奏を始めていました。 駅を出たらさらに格的な演奏、もうフランスの伝統音楽になりつつある(笑)ダフト・パンクの曲や、バービーの曲など披露してくれました。 もう数十万人規模とかで人が来るらしく、道は全部封鎖され、イベントテントが立ち並び、場所によってはもう大晦日のアメ横状態で進むのも大変。確かコロナ以降初めて開催されたのだっけ?あと以前はここでテロ騒ぎもあったりしたらしいです。 そんな中、ランチに向かったのがこのお店 リール

    夏のベルギー旅その10:寄り道蚤の市生の肉 - 愉快的陳家@倫敦
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    k10no3 2023/11/06