あるある大事典の納豆ダイエット、番組ねつ造の件であるが、この件のひどさについては各所で論じられているので、もう述べることもないだろう。他局の生活情報番組、科学番組にすらその影響が及びかねない大事件である。 納豆ダイエットを取り上げることは、どうも流通サイドにも放送の情報が漏れていたらしく、完全に虚偽の情報で消費者をだました「放送詐欺」の様相を呈してきた。関西テレビは、これからどのつらをさげて不二家を断罪するのか、けだし見ものである。 老舗のテレビ番組紹介サイト「教養ドキュメントファンクラブ」の鷺一雄氏が書き下ろした、昨年6月出版の「またあるあるにダマされた」という本でも、この番組のタチの悪さがあますところなく紹介されている。 この番組は日本テレワークが統括している。私もここのプロデューサーに昔ちょっとイヤなめに遭っているので、ざまみろという感じだ。テレワークは過去にもテレ東の「教えてウルト
最近、いじめというか、子供たちによる完全な暴行、傷害のような事件が多く、本当に暗い気持ちにさせられる。福岡では先生のいじめで生徒が死んだというのだから、世も末である。だが、こういう者をつるしあげにしても効果は上がらないように思う。 こういう事件をなくすためにどうしたらいいか。私は「知っていて放置した罪」をもっと厳罰に処すべきと思う。飲酒運転でも最近では、知っていて止めなかった者が裁かれるにようになった。これは、いじめにも有効ではないだろうか。 子供たちはまるで人ごとのように、モザイクで顔を隠され、声のトーンを変えられて、「ひどい暴力だった」などと言っているが、私は子供たちに「なぜあなた方は止めようとしなかったのか」と問いたい。黙っていたならあなたも加担者である。 お恥ずかしい話だが、うちの会社でもいじめが現在進行形である。それも私の左斜め後ろでいつも新人がいびられている。このいじめている上
こないだ、NHKスペシャルの名作をたくさん作ったプロデューサーと話をする機会があった。うまく言葉にできないが、ちょっとした違和感を感じた。非常に気持ちの良い人で、豪快というか、古き良きドキュメンタリストという感じ。昔の私だったらあこがれるようなタイプの人なんだが、何かこう、言うことが腑に落ちないのだ。 弱者の視点から事実を見るべきとか、権力は必ず腐敗するものだとか、声なき声を拾うのが我々の仕事だとか、何かどっかで聞いたことがあるような話ばっかで、良いこと言ってるが、なぜか胸に響かない。というか、はっきりいえば、胸くそ悪くなるような欺瞞を感じた。こんなに気持ち良い人なのに、なぜなんだろうと思い、分析してみた。 思うに、何かこう、自分を高見に置いているのだ。オレは弱者を救うヒーローみたいな意識がちらほらかいま見える。「政治や国家や大人なんてものは、我々の青年時代は刃向かうために存在していたよう
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