同車両はたこ焼き店「まるまる」の移動販売トレーラーで、「ディアーズコープいこま」(生駒市)での出店に向かっていたもの。店主は同市在住の主婦・成尾ヒロエさん(44)。たこ焼きを近所の人や友人に振る舞っていたところ、その味が評判を呼び2010年ごろから自治会イベントや老人会などで模擬店として出店。主婦の作る特製たこ焼きとして人気となったことから、「これはいけるかも」と2012年5月に同店をオープンした。 当初は仮設テントでの営業で、設営には夫・誠さん(44)の手を借りても1時間ぐらいはかかったという。設営を楽にしようとトレーラーでの営業を思い付き、「どうせなら見る人が笑顔になるように」と、電車好きな当時中学生の長男の助言で、近鉄電車8000系をトレーラーに描いた。 窓のサイズなどオリジナルにできる限り忠実になるよう、縮尺なども考えてデザイン。一番のこだわりは夜には光るライトと方向幕。その出来は
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