アイヌ語の保存や伝承に役立てようと、京都大学のグループがアイヌ語をAI=人工知能に学習させて、残されている資料を文字や音声に変換する研究の成果を白老町で発表しました。 白老町で開かれた研究会で発表を行ったのは、音声認識を専門にしている京都大学の河原達也教授で、おととしからAIの技術を使ってアイヌ語の音声テープを文字に起こす研究をしています。 研究グループでは、アイヌ語の伝承者による27時間分の物語の音声をAIに学習させたあと、別のアイヌ語の音声を文字に起こす作業をした結果、およそ85%の単語を認識したということです。 また、特定の人が話す10時間以上のアイヌ語の音声をAIに学習させたところ、文字の資料を一定の品質で音声に変換することもできたということです。 河原教授は、今後さらに研究を進めれば、アイヌ語の資料を効率的に文字や音声に変換して保存でき、アイヌ語の教材づくりにも生かせると説明しま
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