【読売新聞】評・岡本隆司(歴史学者・早稲田大教授) 日本語は世界屈指の習得困難な言語らしい。定まった「文字化」を通じた「正書法」が存在しないからである。 本書はそんな日本語の分析に「歴史」から切り込んだ。学術書ではないものの、大学の
【読売新聞】 出版業が盛んな東京・新宿の神楽坂周辺には、あちこちに印刷所があり、住宅街に溶け込んでいる。その中で、看板の「活字」の文字がひときわ目を引く店を見つけた。1917年創業の「佐々木活字店」。1文字ずつ活字を作り、拾うという
【読売新聞】 「パ行がかわいい」。音が持つイメージについて研究する学者が、こんな研究成果を発表している。音そのものがイメージを持つ「音象徴」という現象から、日本人には「かわいい」と感じる音があるそうだ。それならば、理論上「かわいい」
【読売新聞】多くの犠牲者が出た東日本大震災の発生から11日で、13年を迎える。長い時間を経て感じられるのは、被害を語り継ぐのも、現在も苦しむ人に掛けられるのも言葉だという事実だ。能登半島地震の発生を踏まえた今、改めて災害と人間、言葉
【読売新聞】 ノーベル文学賞を受賞しながら、邦訳が進んでいなかった文学者の作品が相次ぎ翻訳刊行された。現在のタンザニアに生まれ、英語で執筆するアブドゥルラザク・グルナさんの『楽園』(粟飯原文子訳、白水社)と、ノルウェー生まれのヨン・
【読売新聞】 小樽市赤岩地区に設置されている道路標識の英語表記で、「小樽港」が「小樽おなら」と読める誤記があった問題は、インターネットやSNSで拡散され、大きな反響を呼んだ。特に関心が高かったのは、なぜ30年もの間、見過ごされてきた
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