先ごろ、Twitterに「朗読用の本探していたら最近の『てぶくろをかいに』が大変なことになってた。お母さんの破壊力がヤバい」というツイートが投稿され注目を集めた。目がキラキラしたかわいらしい現代風のタッチの児童書の写真がついたこのツイートは、3000リツイートを超え、話題になった。 筆者が読んだことのある「てぶくろをかいに」は、ここまでかわいらしい絵のきつねではなかった覚えがある。そういえば以前に「泣いた赤おに」のイラストがかわいいと話題になったこともある。なぜ今、このような萌えイラストの児童書が出現しているのであろうか。これらの萌え絵タッチの児童書を出版している角川書店の角川つばさ文庫編集部に話をうかがった。 角川つばさ文庫からはほかにもかわいい絵の児童書が出版されている。つばさ文庫編集部の有田奈央さんがそろえてくれた なぜこのような「萌え絵」風のイラストにしたのだろうか? 「つばさ文庫
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