地域住民に良質の本を貸し、読んでもらう場所だった公立図書館が変わり始めた。お酒も飲めるカフェを併設したり、朗読会を開催したりと、交流と憩いの場という色彩を持ち始めている。(地方部 池田創) 人生変えた「読み聞かせ」ボランティア 「あーん、タータンひざこぞうがいたい いたい!」「いたいのいたいの あっちのおやまへとんでけ~」 横浜市立都筑図書館の読み聞かせコーナーで、近くに住む福富洋一郎さん(72)が子どもたちに絵本の「ノンタンいたいのとんでけ~☆」(キヨノサチコ著、偕成社)を朗読する。どの子どもも目を輝かせ、飽きることなく聴き入った。 福富さんは同館の高齢者ボランティア「Jiji(ジジ)・Baba(ババ)隊」の一人。隊員は26人。定期的に館内で絵本を朗読し、読書の楽しさを伝えている。 「福ちゃん、今日もお話ありがとう」「ねえ福ちゃん、もっと読んで」。福富さんはあだ名で呼ばれ、子どもからの人
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