慶應義塾大学出版会、勁草書房、東京大学出版会、みすず書房、有斐閣、吉川弘文館(出版社6社)と、丸善、京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI)は12日、学術・研究機関を対象として学術書の新刊を冊子体と電子書籍のセットにて販売する「新刊ハイブリッドモデル」のサービスを開始すると発表した。 このサービスは、出版社6社が今後刊行する最新刊の学術書を、冊子体と電子書籍をセットにしたハイブリッドモデルで販売するもので、学術・研究機関を対象にしたサービスとしては国内初だという。 「学術書の新刊を電子書籍で提供してほしい」という学術・研究機関からの要望に応えるとともに、新しい学修環境の確立に向けて、継続的に新刊電子書籍を提供し、コンテンツの拡充を図るもの。 コンテンツの配信は、慶應義塾大学を幹事校とした8大学図書館の参加による「大学図書館電子学術書共同利用実験」を経て作り上げられたKMSIの電子図
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