・朝日新聞記者のネット情報活用術 ネット情報活用術の定番が出た。この種のテーマは類書が多い(実は私も過去に一冊書いているが(笑))。IT業界の著者が多くて、内容がネット、テクニカルに偏る傾向があった。その点、本書はバランスが取れた内容で、一般のビジネスマンやライターにもおすすめしやすい内容。 「収集」、「保存」、「確認」、「編集」、「発信」、「共有」、「安全」の7つのプロセスからなる。新聞記者らしいのは「確認」と「安全」を大切にしているというところ。「確認」とは発信元を確かめる、ウラをとるということ。「安全」とは情報の取り扱いにおける安全やネット上のトラブルに巻き込まれないための配慮のこと。 発信を前提にした情報収集術。これって実はブロガーやツイッターにとっても役立つノウハウだ。ネタにした情報発信者が実は偽物だったり、いい話だと思って広めたら作り話だったりして、そこを突っ込まれて逆切れして
Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しい本が出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷
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「言葉のオウム返し」という言葉をご存じですか。 相手が口にした言葉を、こちらも同じように繰り返すと、気持ちの良い人間関係が生まれます。 「ありがとう」といわれたら、自分も「こちらこそありがとう」といいます。 「ご迷惑をおかけしました」といわれたら「いえいえ、こちらこそ、ご迷惑をおかけしました」といいます。 「ここがわからないので教えてください」と頼まれて教えた後には「私も困ったときには教えてね」と同じ言葉を返します。 相手の言葉を繰り返すと「私もあなたと同じ気持ちですよ」という共感をアピールすることにつながります。 人間関係において、共感は大切です。 「ありがとう」とお礼をいったとき「こちらこそ、ありがとう」といわれると、嬉しくなりますよね。 お互いに同じ気持ちであることが共有できると一体感が生まれるため、人間関係がよくなります。 空気を読む人になるためには、相手の気持ちを読むことです。
今までわかりやすい文章についての書籍をいくつか読みましたが、いまいちピンときませんでした。センテンスを短くするだとか、飛躍がないように文章を続けるだとか書いてあるんですが、結局のところどう書けばよいのか?どう読めば良いのか?は謎のままでした。しかし、野矢茂樹の「論理トレーニング101題」、これには驚きました。本書は論理学の入門書です。入門書ながら本書の中では、論理、論証のスキルを向上させるプログラムがしっかりと組まれています。その一部と、実際に101題といてみた感想をまとめます。 論理トレーニング101題posted with ヨメレバ野矢 茂樹 産業図書 2001-05-15 Amazon楽天ブックス 論理とは何か? この著者は論理力を「思考力」と混同することに警鐘を鳴らしています。 論理の力とはむしろ思考を表現する力、あるいは表現された思考をきちんと読み解く力にほかならない 言いたいこ
前回に引き続き、藤沢晃治の著書を紹介します。今回の本で、ブルーバックスの藤沢氏の本をすべて読破したのですが、中でもこの本は非常に実用的だと感じました。日本の国語教育の中では、中々意識できない、文章作成法について記述しています。文章の書き方の指南本だけに、非常に短時間で読めるほど読みやすいです。 「分かりやすい文章」の技術 (ブルーバックス)posted with ヨメレバ藤沢 晃治 講談社 2004-05-21 Amazon楽天ブックス 読みやすい文章とは? 文章には、エッセイなどの「芸術文」と、意見や情報を伝達する「実務文」の2種類があり、今回のターゲットは実務分です。 この本が目指している「分かりやすい文章」は、書き手の意図を読み手にわかりやすく伝え、確実に「目的を達成する文章」の事です。書き手が読み手に同意を求める文章を書くとき、それが成功するには、説得での成功も必要になります。 そ
2020年8月31日(月)をもちまして、nanapiに関わるすべてのサービスは終了いたしました。 nanapiは、2009年のサービス開始より「みんなで作る暮らしのレシピ」という考えのもと、ユーザーの皆さまに生活に関する様々な「ハウツー」を投稿していただく投稿型ハウツーサービスとして運営してまいりました。 約11年間にわたって皆さまからご支援をいただきサービスを継続できたこと、nanapi編集部一同、心より御礼申し上げます。 掲載されていたコンテンツなどのnanapiについてのお問い合わせは、nanapi@supership.jp までお願いいたします。 長きに渡りnanapiを応援してくださり、本当にありがとうございました。
アウトプットというと、妙に身構えてしまう人が多いように思います。 「人様に読んでいただくのだから」という気負いが大きすぎて、書く前からプレッシャーに負けてしまうのです。 気持ちはわかります。 「たくさんの人に読んで欲しい」と思う反面、「こんな文章では恥ずかしい」という相反する思いが交錯して、フリーズしてしまう。 僕自身も、ブログを始めた頃は同じ心境でした。 「恥ずかしい」という気持ちをもう少し分析すると、自分では気づかないような、ツッコミどころやアラを指摘されたら、もっと言えば、非難されたらイヤだな、という不安に行き着きます。 この不安が消えないうちは、すなわち非の打ち所のない完璧な文章を書き上げるまではアップできない、ということになります。 そうこうするうちに、いつしかブログが続かなくなってしまう。 もったいないです。 考え方をスイッチしましょう。 やめる:他人が満足するであろう文章を書
人間関係が長続きするかどうかは、メール文の長さが関係することがあります。 それを痛感した経験があります。 以前、パソコンを使ったメールのやりとりと、携帯電話を使ったメールのやりとりの両方をしていました。 パソコンの場合、両手でタイピングできるため、長いメールになってしまうときがあります。 そのとき、友人の返事も長いメールで返ってきます。 私も長いメールで返事をするというやりとりが、ずっと続くことになります。 毎回、長いメールの場合、嬉しい反面、だんだんやりとりに疲れてきます。 気合の入った長文のメールは、嬉しいのですが、返信が少し大変です。 「長いメールを送ったから、同じくらい長いメールでの返事を期待しています」という意味が込められている感じがするからです。 長いメールに対しては、長いメールで返信するのが、暗黙の了解になっています。 そういうルールがあるわけではありませんが、事実上、そうい
一般に、「手を動かすと脳の働きが活性化する」などというのは、よく耳にする話ですよね。ちょっとググるとたくさん出てはきますが、論拠をはっきりと示したものは少ないようです。 でも、実感として、ディスプレイを見ながらキーボードを入力するときよりも、筆記用具を使って手書きしているときの方が、触覚と視覚との連動感が強く、脳を使っている感覚になるのは確かです。読者の方々も少なからず感じているのはないかと思います。 今回は、手書きだと本当に脳が活性化するのか? 活性化で何かしらのメリットがあるのか? をライフハッカー流に解説していきます。 Photo by mikomaya ■脳の一部は、手書きのときだけ活発化するらしい Web上で検索できる論文等を探したところ、「JWIMA(日本筆記具工業会)」のサイトに筆ペン、ボールペン、キーボード、携帯電話で文字入力を行ったときの脳内の血流変化を光トポグラフィによ
「引用」とは意外に奥深い言葉なのですね。 社内資料にブログにプレゼン資料にと、文献から引用するのは日常茶飯事ですが、その正しい作法をご存知でしょうか? 個人的な資料なら、まあ、幾分緩やかでもいいかもしれませんが、正確さを要求されるコンテンツや論文などで引用する際には、カッチリとルールに基づいた引用をしたほうが、後々の参照や引用部分が本当に正しいのかを精査するときに便利です。 そんなときに役立つ情報が、独立行政法人の科学技術振興機構が公開している「科学技術情報流通技術基準 参照文献の書き方」というコンテンツです。 Photo by sekido. 科学技術情報流通技術基準(SIST:Standards for Information of Science and Technology)とは、科学技術情報の流通をスムーズにするための基準で、こちらのページから、各項目のhtmlファイルやPDFを
私はこのシゴタノ!以外にも自分のブログを毎日更新していたり、毎週発行されるメルマガの原稿を書いたりと、一日の間にどこかしら「文章を書く」という作業が発生しています。 基本的に「文章を書く」という作業が好きなので、苦痛というものはないのですが、時々「文章が書けない」状況が発生します。職業柄、それはなかなかまずいシチュエーションです。会社員的状況に置き換えるならば「出勤したくない・・・」という気持ちに似ているかもしれません。 さすがにそれが頻繁に発生する避けたいので、その状況を観察してみました。すると、いくつかのパターンが見受けられます。例えば、 ネタ不足 着手できない 時間がない スキルが不足している というようなものです。 それぞれへの対処方法は異なるわけですが、今回は「着手できない」にフォーカスを当ててみます。 着手できない3つの状況 「着手できない」というのは、書くネタもあって、書く時
いよいよ4月。仕事、職場、といった自分の周りの環境が変わるシーズンでもあります。あるいは新年度からブログを始めてみようと思い立つかもしれません。そうした環境の変化で、今まであまりやってこなかった「文章を書く」という作業が必要になっている方もおられることでしょう。 実は、文章の書き方にはいくつかの方法があります。書き方も一種の「技術」ですので、知識を身につけ実践していけば自ずとスキルは上がっていくものですが、どんな方法でも良いかというと、そこには相性というものが存在します。 そもそも、文章を書くという作業には二つの行程が含まれています。以下は『知的生産の技術』より 第一は、かんがえをまとめるという段階である。第二は、それをじっさいに文章にかきあらわす、という段階である。 文章を書きくだすまえに、まず頭の中の考えをまとめるという作業が必要なわけです。手札が何も無いのに七並べを始めることはできま
ニューヨーク・タイムズのThe Opinion Pageに、作家 村上龍の寄稿文が掲載された。これを読んだタイムアウト東京のエディトリアル・ディレクター、ジョン・ウィルクスは、「とても誠実な文章だと思う。災害について行き過ぎた大げさな報道をしているイギリスのメディアでは見られなかった内容だ。今すぐ彼をハグしたい気持ちだ。」と共感とリスペクトを表した。タイムアウト東京には、ツィッターを通じて、外国人フォロワーから、「涙しました」、「これこそ、今読むべき記事だ」などのメッセージが寄せられている。 震災の後、ネットやツイッターを通じてメディアや個人の発信する様々な情報が錯綜している。多くの人々が、何を信じていいのか、何が真実なのかという不安とこれからの将来への不安に心を悩ませているようだ。村上龍のこの寄稿文は、そういった人たちに安堵と希望をあたえてくれるに違いない。タイムアウト東京では、この素晴
モノゴトの本質を掴むには「図」で考えるとスッキリする。文字や数字も重要なツールではあるが万能ではない。頭を整理しなければ図は書けない。言い換えれば、モノゴトの本質を掴んでないと図は書けない。また、図の使い方を覚えると情報整理能力に加えて問題解決能力もアップする。図を活用することで仕事は早くなり、効果的に相手に伝えるのに図ほど役立つものはない。 本書で語られる「図」の効用は上記の通りです。短い文章でプロットをまとめたつもりですが、これも図で表現すればもっとすっきりします。 もともと、私はずいぶん前から意識的に図を書く習慣を身につけています。考えをまとめるためのノートは常に携帯し、プロセスや全体像を把握し整理するために図を書きます。図を書くメリットは上図の通りですが、個人的に最も大きなメリットは、頭が整理されることと、問題解決能力が高まることだと思っています。仕事が早くなるとか、相手に効果的
先日、「本を読む本」的最高レベルの読書法という記事で、点検読書と分析読書の概要について紹介しました。これをみた方からメールをいただき、作家の立花隆氏も同じようなことをぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術で書いているので、読んでみてはどうだろうと教えていただきました。 そういうわけで、即効で入手し、連休の最後はこの本を読みふけっていました。読書量が尋常でないことや、その膨大な知識量から「知の巨人」ともいわれる立花隆です。2003年に発表されたものですが、この本はやっぱり凄かった。 三百冊の書評です。このどちらも一読の価値があります。 まず、1部ですが、冒頭で紹介した「本を読む本」を読んだ人であれば絶対に読んだ方がいいです。なぜなら、立花が語る読書法は、「本を読む本」でいう点検読書、分析読書、そしてシントピカル読書そのものだから。 私の読書のいちばんの特徴
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