情報処理推進機構(IPA)は2月12日、リムアーツのメールソフト「Becky! Internet Mail」にセキュリティ脆弱性があり、ユーザーは対策済みバージョンに更新するよう注意を呼び掛けた。 IPAによると、脆弱性が見つかったのは開封確認機能。メール開封確認処理にバッファオーバーフローの脆弱性が存在するという。これを悪用すると、任意のコードが実行され、ファイルが削除されたり、ウイルスやボットがインストールされる可能性がある。 リムアーツによると、影響を受けるのは「Ver.2.48.02」以前のバージョン。対策済みの「Ver.2.48.03」か「Ver.2.50正式版」以降にアップデートするよう呼び掛けている。