2012年に正式サービスを開始し、月間利用者数約55万人、約7000社の企業ユーザーを擁するまでになったビジネスSNS、「Wantedly(ウォンテッドリー)」。その特徴は、企業と個人のマッチングを支援する際に、給与や福利厚生といった労働条件ではなく、互いのビジョンが合致するか否かを重視する点にある。運営会社ウォンテッドリーのCEO(最高経営責任者)を務める仲暁子氏は、「働く人のモチベーションは、“自分が成長できるか”、“企業の理念に共感できるか”に変わってきている」と語る。同社が理念として掲げる「シゴトでココロオドル人をふやす」サービスについて聞いた。 企業と個人がつながったり、個人同士が出会えるプラットフォームを提供するビジネスSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)だ。 個人ユーザーは「Wantedly」上で自分のブランディングができる。履歴書とは違い、自分のキャリアビジョン