新聞やテレビは事件発生直後から岩崎容疑者の顔写真を探し回ったはずだ。だが、どうしても中学生のときの写真しか見つからなかった。これは岩崎容疑者が中学校を卒業してから社会との接点をほとんど持たなかったことを示している。 報道によれば、スマホやパソコンも持っていなかったという。一体、どんな生活を送っていたのか。これまで外の世界と関係をほとんど持たずに生きてきたのだろう。まさに「ひきこもり」である。 具体的にどんな人生を送ってきたのか 「8050問題」という言葉がある。80代の親が、ひきこもりの50代の子供の生活を年金などで支える問題だ。ひきこもりが社会問題として認知されはじめた1980~90年代にかけては、多くのひきこもりはまだ若かった。だが、30年という歳月がたち、当時の若者が40~50代、その親が70~80代となり、問題がより深刻になっている。8050の親子が社会的に孤立し、生活が成り立たな

