筆者: Markus Goebel(TechCrunch Europe) [ドイツ発] iPadの競合機種とされるWePadは、ベーパーウェア(vaporware)ではなく実在する。しかもそれは、ドイツの一部の出版社にとっては、神がこの世に遣わした救世主に見えるらしい。 十分な量のメディアコンテンツの確保という点では、今週の発売を控えたiPad/Apple陣営が今なお先頭を走っているが、WePadもすでにヨーロッパ最大の出版社、Gruner + Jahrを自陣営に取り込んだ。 Gruner + JahrのCEO Bernd Buchholzが、先週行われた同社の年次記者会見で、この初めてのドイツ生まれのスレートPCを紹介した。そのときの写真はFacebook上のもの(上の写真)ですら、とても暗いのしかないが、Areamobileなどのサイトではもっとプロフェッショナルな写真を見ることがで