朝日新聞デジタルの記事によると、「日本のリーダー育成」を目標に独自の環境や態勢を整備して 2006 年に開校した中高一貫校「海陽中等教育学校」(愛知県蒲郡市) で、1 期生 101 人の卒業式があったそうだ。 設立時に話題になったことからご存じの方もいるかと思うが、同校はトヨタや JR 東海、中部電力など東海地方の有力企業を中心に約 80 社が計約 200 億円を寄付して設立した。生徒は男子のみで、定員は 1 学年 120 人。イギリスの名門パブリックスクールをモデルにしており、中高一貫 6 年制の完全な寮生活を送る。寮には舎監 (「ハウスマスター」) が共に暮らし、生徒の生活や勉強の面倒を見る。また、大手企業から派遣された社員も「フロアマスター」として同居し、優れた社会人となるよう生徒の指導を行っているそうだ。IT 化も徹底されており、生徒は全員 IC カードを支給され、このカードで入退