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  • 日本列島は紀元前から文字使用か 発掘された石は「すずり」 | NHKニュース

    列島で文字が使われ始めた時期が大きくさかのぼるかもしれません。弥生時代や古墳時代の遺跡から発掘された石が調査の結果、「すずり」と判断される事例が九州北部を中心に相次ぎ、調査に当たった専門家は、紀元前100年ごろから文字が使われていた可能性があると指摘しています。 刃物などを研ぐ「砥石(といし)」と判断されていた石などを詳しく調べ直した結果、これまでにおよそ130点が「すずり」と判断されました。 ほぼ同じ時代の中国や朝鮮半島の遺跡から見つかったすずりと形が似ていることに加え、石のすり減り方が砥石と異なるほか、一部には墨とみられる黒い付着物が付いていたことなどから、「すずり」と判断したということです。 調査に当たっている弥生時代の専門家で、國學院大学の柳田康雄客員教授によりますと、「すずり」と判断した石は、九州北部を中心に西日の各地に分布し、このうちの5点は弥生時代中期の紀元前100年ご

    日本列島は紀元前から文字使用か 発掘された石は「すずり」 | NHKニュース
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    kachifu 2019/08/10
  • 少女像の展示中止 補助事業採択の経緯を再確認へ 柴山文科相 | NHKニュース

    愛知県の国際芸術祭で慰安婦問題を象徴する少女像などの展示が中止されたことに関連して、柴山文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で、芸術祭が文化庁の補助事業として採択された経緯などを改めて確認する考えを示しました。 そのうえで、柴山大臣は、芸術祭が文化庁の補助事業として採択されていることについて「現在の経過なども含めて、事業の目的や審査、採択ということを再度チェックをしていきたい」と述べ、採択された経緯などを改めて確認する考えを示しました。 一方、柴山大臣は「補助金が出る事業について、政権の意向に沿ったものしか認めないというようなことを言ったこともないし、全く毛頭、毛の先ほども考えたことはない」と述べました。

    少女像の展示中止 補助事業採択の経緯を再確認へ 柴山文科相 | NHKニュース
  • 安土桃山時代 キリシタンが描いた絵か「受胎告知」など墨で | NHKニュース

    にキリスト教が伝わって間もない安土桃山時代に日人の信徒、キリシタンが描いたとみられる宗教画が見つかりました。聖書のさまざまな場面が和紙に墨で描かれているほか、ラテン語の祈りの言葉も添えられていて、専門家は最も初期の信仰の様子を知る重要な発見だとしています。 和紙をつなぎ合わせた幅22センチ、長さ3メートル余りの巻物で、「受胎告知」や「聖霊の降臨」など、キリストと聖母マリアの生涯の15の場面が墨絵で描かれています。 かな文字で書かれた文章もあり、分析した結果、「聖体秘蹟の連とう」と呼ばれるラテン語の祈りの言葉を耳で聞き取って書き起こしたものと分かりました。 巻末には安土桃山時代にあたる「千五百九十二年」と書かれていて、和紙の成分の分析からも16世紀後半から17世紀前半のものと分かり、この年に描かれた可能性が高いということです。 この年はキリスト教が伝わってから40年しかたっておらず、日

    安土桃山時代 キリシタンが描いた絵か「受胎告知」など墨で | NHKニュース
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    kachifu 2018/11/19
  • 不明のモネの「睡蓮」発見 日本に返還され公開へ | NHKニュース

    人が所有しながら、戦時中にフランスで接収され所在がわからなくなっていたクロード・モネの代表作「睡蓮」の1つが、パリのルーブル美術館で破損した状態で見つかり、返還されました。今後、東京の国立西洋美術館で修復されたあと、公開される予定です。 縦2メートル、横4メートル余りの大作ですが、損傷が激しく、カンバスの半分程度が失われているということです。 日の実業家、松方幸次郎が大正から昭和初期にかけて集めた「松方コレクション」の中の1点で、フランス国内で保管されていましたが、第2次世界大戦の末期にフランス政府に接収され、その後、所在がわからなくなっていました。 松方コレクションのほとんどは、戦後、日に返還され、国立西洋美術館に収蔵されましたが、この作品は返還リストに含まれていなかったということです。 作品はフランス政府から返還され、松方家から寄贈を受けた国立西洋美術館は、ことし4月から修復を

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    kachifu 2018/03/05
  • 100年前に公開の国産アニメ映画 新たなフィルム確認 | NHKニュース

    今から100年前に公開された現存する中では最も古い国産アニメーション映画、「なまくら刀」について、これまで知られていない内容を含む新たなフィルムが確認され、調査に当たった研究者は「最初期のアニメーションにもかかわらず、高度な表現をしていたことがわかり、とても貴重だ」と指摘しています。 慌て者の侍が起こす騒ぎをコミカルに描いた短編で、現存するフィルムから4分ほどの作品に復元されていますが、東京国立近代美術館フィルムセンターが映画史の研究者から持ち込まれた別のフィルムを確認したところ、作品の後半や続きの部分が2分近く記録されていることがわかりました。 侍が飛脚を切ろうとして木陰に隠れる場面など、これまでのフィルムではカットされている内容が含まれ、侍を返り討ちにした目の不自由なあん摩師が歯をむき出しにして笑う様子からは、登場人物の内面を表現しようとしていたことがうかがえます。 調査に当たった東京

    100年前に公開の国産アニメ映画 新たなフィルム確認 | NHKニュース
  • 漆増産へ大規模な植樹事業 岩手 二戸 | NHKニュース

    国宝など文化財の修復に使う漆の増産に向けて、全国一の漆の産地 岩手県二戸市が来年度、荒廃した森林での過去最大規模の植樹を含めた緊急の整備事業を検討していることがわかりました。 こうした中、文化庁が国の文化財の修復には国産の漆を使うよう通知したことから、来年度以降は需要が急増することが見込まれていて、漆の確保が課題となっています。 このため、二戸市は、来年度の当初予算案に漆の増産に向けた緊急の整備事業の計上を検討していることがわかりました。 具体的には、早急に手入れが必要な荒れた森林を特定し、年間3ヘクタールだった漆の木の植樹を、過去最大規模の最大で15ヘクタールにまで拡大することにしています。 また、土地の所有者の高齢化などを理由に管理が難しくなった樹齢が10年未満の漆の木を、市や職人が連携して管理することで漆の安定供給につなげることにしています。 市はこの事業の予算を計上した来年度の当初

    漆増産へ大規模な植樹事業 岩手 二戸 | NHKニュース
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    kachifu 2017/12/05
  • ダビンチの幻の作品 史上最高500億円超で落札 | NHKニュース

    ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダビンチの作品の1つで、長らく所在がわからなくなり、幻の作品とされた、イエス・キリストを描いた油絵のオークションが15日、アメリカ・ニューヨークで行われ、美術作品の史上最高価格となるおよそ4億5000万ドル(日円で500億円)を超える価格で落札されました。 オークション会社によりますと、現存するダビンチの16点の作品のうち唯一、個人の所有で、オークションにかかる最後の作品だとして、日円で100億円以上での落札が予想されていました。 15日夜、ニューヨークで行われたオークションでは、20分近く入札が続く中、10億円単位で価格が上がり、手数料を含めておよそ4億5030万ドル(日円でおよそ508億円)で落札されました。 オークション会社は、これまでに落札された美術作品の最高価格だとしていますが、誰が落札したかは明らかにしていません。 作品は、17世紀にイギリス

    ダビンチの幻の作品 史上最高500億円超で落札 | NHKニュース
  • 障害者の芸術活動推進 議員連盟が国会に法案提出へ | NHKニュース

    障害者による芸術活動を後押しするため、自民・公明両党と民進党の国会議員で作る議員連盟は、国と地方自治体に対し、作品の海外への発信に取り組むことなどを求める議員立法を、今の国会に提出することになりました。 そのうえで、国と地方自治体に対しては、作品の海外への発信に取り組むことや、スムーズに作品の販売などが行えるよう支援体制を整えることを求めているほか、国には必要な財政措置も求めています。 具体的には、国際的な芸術イベントへの障害者の参加を促進することや、障害者が劇場や美術館を利用しやすくするため、手話や音声などを使った説明を増やすことなどを挙げています。 議員連盟では、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて活動を広げていきたい」として、法案を今の国会に提出し、ほかの野党の理解も得て成立を目指すことにしています。

    障害者の芸術活動推進 議員連盟が国会に法案提出へ | NHKニュース
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    kachifu 2017/03/27
  • 小池都知事 石原元知事の文化政策見直しへ | NHKニュース

    東京都の小池知事は、石原元知事の提案で創設された若手芸術家を発掘するための公募事業を終了するほか、都の文化施設の名称を変更するなど、文化政策の見直しを進める考えを示しました。 小池知事は3日の記者会見で、このうち「トーキョーワンダーウォール」について、「民間団体の公募事業が増えているので一定の役割を果たした」と述べ、今年度で終了し、平成30年度に新たな現代美術の賞を創設する考えを示しました。 また、「トーキョーワンダーサイト」については、名称を変更したうえで、3か所の施設のうち渋谷区の施設を、障害のある人をはじめ、専門の美術教育を受けてない人たちによる「アール・ブリュット」と呼ばれる芸術の拠点に変更するなど、文化政策を見直す考えを示しました。 「トーキョーワンダーサイト」をめぐっては、石原元知事の4男が事業に関わり、海外出張したことなどが都議会で問題になったことがあります。

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    kachifu 2017/02/04
  • 新国立公文書館 「日本国憲法」の原本など常設展示を | NHKニュース

    新たな国立公文書館の在り方などを検討してきた政府のワーキンググループは、「日国憲法」や「終戦の詔書」の原など歴史的な公文書を常設で展示することや、施設の規模を大幅に拡大することなどを盛り込んだ報告書の案を取りまとめました。 それによりますと、現在は温度や湿度の管理が適切にできないため公開されていない「日国憲法」や「終戦の詔書」の原など歴史的な公文書を新しい公文書館のシンボルとして常設で展示することを提案しています。 また、一般の利用者を増やすため、研修室や講演会ができるホールを新たに整備するほか、展示スペースを現在の5倍以上の2250平方メートルに、学習や研究に活用できるスペースを現在の10倍以上の4000平方メートルにと、施設の規模を大幅に拡大するよう求めています。 政府は、近く報告書を正式に了承したうえで、新年度中にも策定する公文書館の具体的な整備計画となる「基計画」に反映さ

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    kachifu 2017/01/19
  • 5億円超で購入したムンクの絵 名古屋の美術館で公開へ | NHKニュース

    県民からの寄付金5億5000万円で愛知県が購入したノルウェーの世界的な画家ムンクの作品が、来月から名古屋市の愛知県美術館で公開されることになりました。美術館によりますと、ムンクの絵画は国内には4点しかなく、愛知県美術館は公開を楽しみにしてほしいと話しています。 21日は美術館で準備作業が行われ、専門の業者が深い青色のパネルの上に縦45センチ、横75センチの絵を慎重に取り付けました。この作品はノルウェーの劇作家イプセンの戯曲の一場面を描いていて、暖かみのある色を使いながらも部屋の中の4人の人物に表情はなく別々の方向を向いていて、ムンクが得意とする「孤独」や「不安」を表現することに成功しています。 作品は「美術館のコレクションを増やして欲しい」と、県内の女性から寄せられた寄付金5億5000万円で愛知県が県内にある百貨店から購入しました。愛知県美術館によりますと、ムンクの絵画はこの作品を含め国内

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    kachifu 2016/12/21
    愛知県美、コレクション充実していくなぁ…。
  • 古写真もとに徳川家庭園復元へ - NHK 首都圏 NEWS WEB

    千葉県松戸市に、明治時代につくられた徳川家ゆかりの邸宅の庭園を完成当時の写真などをもとに復元する工事が、今月から始まりました。 松戸市の「戸定邸」は、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の弟で水戸藩藩主だった徳川昭武が住宅として明治17年に完成させたもので、建物が国の重要文化財に指定されているほか、敷地の多くが国の名勝に指定されています。 完成して130年ほどがたち、建物は当時のまま残されていますが、庭園はさまざま手が加えられるなどした結果、地面の傾きや木々の配置などが大きく変わってしまっていて、松戸市は今月中旬から復元工事を始めました。 復元は、写真が趣味だった昭武が撮影していたおよそ100枚の庭の写真などをもとに行われていて、28日は、不要な木を切り倒して運び出す作業が行われました。 戸定歴史館の齊藤洋一館長は「当時から変わった点を元に戻すことで、庭園の持つ質的な価値を取り戻したい」と話して

    古写真もとに徳川家庭園復元へ - NHK 首都圏 NEWS WEB
  • 漫画など情報発信施設整備で明大に参加要請 超党派議連 | NHKニュース

    漫画やアニメなどの情報を発信する拠点施設の整備構想を進めている超党派の議員連盟は、構想の具体化を目指して、年内にも大学や出版社などと準備会合を立ち上げることになり25日、明治大学に参加を呼びかけました。 こうした中、25日、議員連盟の会長を務める自民党の古屋選挙対策委員長などが漫画やアニメなどを研究する専門の図書館を所有している明治大学を訪れました。この中で古屋氏は、構想の具体化を目指して、年内にも大学や自治体それに出版社などと準備会合を立ち上げる方針を伝えました。 そして古屋氏は「かつては、拠点施設を税金ですべてつくる方針も考えたが、学校を含めた民間の力をできるだけ活用したいと考えている」と述べ、参加を呼びかけました。 これに対して、明治大学の土屋学長は「もし一緒に構想を進めることがあれば、とてもすばらしいことだと」と述べ、協力する考えを伝えました。

    漫画など情報発信施設整備で明大に参加要請 超党派議連 | NHKニュース
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    kachifu 2016/10/25
    今年3月のロードマップに明大参加も記載されてたのに何で今ニュースになってるんだろ。
  • 金閣寺発掘調査で巨大な塔の一部とみられる破片 | NHKニュース

    京都の金閣寺で行われた発掘調査で、室町時代の将軍、足利義満が建てたと伝えられる七重の塔の一部とみられる破片が見つかりました。当時の金閣寺に巨大な塔があったことを示す手がかりだとして注目されています。 青銅で作られ金メッキが施されていたということで、塔の先端に付けられた「九輪」と呼ばれる飾りの一部とみられています。 室町時代の将軍、足利義満は金閣寺の一角に「北山大塔」と呼ばれる七重の塔を建てたと文献に記されていて、研究所は、この塔の一部と考えられるとしています。 また、この塔は京都の相国寺にあった高さ110メートルともされる七重の塔を再建したものと記されていますが、見つかった飾りは直径およそ2メートル40センチと推定され、研究所は元の塔と同じような巨大な塔があったことがうかがえるとしています。 京都市埋蔵文化財研究所の山雅和係長は、「当時の様子を知るための貴重な資料になる」と話しています。

  • 文化庁長官に東京芸大 宮田学長を起用で決定 NHKニュース

    政府は、今の文化庁長官の青柳正規氏が辞職を申し出たことを受けて、26日の閣議で、東京芸術大学学長で、東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを決める委員会の委員長を務める宮田亮平氏を新しい長官に起用することを決めました。 このため、政府は26日の閣議で、東京芸術大学学長の宮田亮平氏を新しい文化庁長官に起用することを決めました。 宮田氏は70歳。イルカを題材にした金属工芸の作品で知られ、東京芸術大学の教授などを経て現在、学長のほか、文化庁の文化審議会の会長や、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを決める委員会の委員長を務めています。 この人事は、4月1日付けで発令されます。

  • 文化庁の審議会 著作権侵害「非親告罪」の要件了承 NHKニュース

    TPP=環太平洋パートナーシップ協定に伴う著作権保護の在り方を巡って、文化庁の審議会は、10日、著作権侵害があった場合の「非親告罪」の要件などを了承し、漫画の海賊版を販売する行為などが対象となる一方、アニメなどの2次創作への影響を配慮する内容となっています。 10日の審議会では、著作権侵害があった場合に作者などの告訴が無くても起訴できる「非親告罪」の要件などについて文化庁から具体的な考え方が示され、了承されました。「非親告罪」の対象となるのは、対価を得る目的や権利者の利益を害する目的があることや、権利者の利益が不当に害されることなどの要件がすべて満たされている場合に限るとしています。具体的には、漫画小説の海賊版を販売したり映画の海賊版をインターネットで配信したりする行為が対象となる一方、同人誌を即売会で販売する行為などは対象外とし、アニメや漫画の2次創作への影響を配慮する内容となっていま

    文化庁の審議会 著作権侵害「非親告罪」の要件了承 NHKニュース
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    kachifu 2016/02/11
    これ、海賊版以外は親告罪のままということなのかな。ややこしい気も。
  • 工業デザインの第一人者 栄久庵憲司さん死去 NHKニュース

    さまざまな商品のデザインやロゴマークを生み出し、工業デザインの第一人者として世界的に知られた栄久庵憲司さんが8日、東京都内の病院で亡くなりました。 85歳でした。 栄久庵憲司さんは昭和4年、広島市の寺の住職の長男として東京で生まれ、戦後、16歳のときに焼け野原となった広島の街で進駐軍の四輪駆動車の力強い形などを見て、工業デザイナーを目指すようになりました。 東京芸術大学を卒業後、工業デザインの会社「GKインダストリアルデザイン研究所」を設立して、ビジネスの世界にデザインという概念を定着させ、さまざまな商品のデザインやロゴマークを作りだしました。 このうち、昭和36年に発表したキッコーマンの卓上しょうゆ瓶は、赤いキャップになめらかな曲線を描く瓶の形が使いやすく暮らしになじむデザインとして大ヒットし、今でもこのデザインは変えられることなく海外でも親しまれています。 また、鉄道の車両やオートバイ

    工業デザインの第一人者 栄久庵憲司さん死去 NHKニュース
  • 歌麿の浮世絵 幻の大作見つかる NHKニュース

    江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿の代表作の一つで、戦後60年余りにわたって所在が分からなくなっていた、浮世絵の「深川の雪」が、日の古美術商のもとで保管されていたことが、NHKの取材で明らかになりました。 「深川の雪」は歌麿が描いた三部作の一つとして知られ、専門家は「日の浮世絵の中でも記念碑的な作品と言え、近世絵画史において重要な作品が見つかった意義は極めて大きい」としています。 「深川の雪」は、江戸時代の代表的な浮世絵師、喜多川歌麿が描いた、歌麿の代表作です。 「吉原の花」「品川の月」と共に、歌麿が三部作として描いた「雪月花」の一つとして知られています。 三部作のほかの二つの作品は、現在、アメリカの美術館に所蔵されていますが、「深川の雪」は、昭和23年に東京で開かれた展覧会に出品されて以降、60年余りにわたって所在が分かっていませんでした。 見つかった「深川の雪」は、縦2メートル、横3メ

    歌麿の浮世絵 幻の大作見つかる NHKニュース
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    kachifu 2014/03/02
    『「深川の雪」は4月4日から6月末まで、神奈川県箱根町の「岡田美術館」で公開』
  • 新文化庁長官に青柳正規氏 NHKニュース

    政府は、新しい文化庁長官に独立行政法人国立美術館の理事長を務める青柳正規氏を起用する方針を固めました。 文化庁長官が官僚出身以外から起用されるのは、青柳氏で5人目となります。 新しい文化庁長官に内定した青柳正規氏は、68歳。 ギリシャ・ローマ考古学の専門家で、イタリアと日文化交流にも尽くし、現在は独立行政法人国立美術館の理事長とともに国立西洋美術館の館長も務めています。今の近藤誠一長官は外務省の出身で、文化庁長官が官僚出身以外から起用されるのは青柳氏で5人目となります。 政府としては、日文化や芸術の海外発信を進めていくうえで、海外との文化交流の経験が長く役所の枠を超えた発想も期待できるとして、青柳氏が適任と判断したものとみられます。

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    kachifu 2013/06/21
  • 国立の“デザイン美術館”を作ろう NHKニュース

    ファッションや建築など、さまざまな分野のデザインの魅力を伝える国立の美術館を作ろうと、27日、デザイナーの三宅一生さんらが東京都内でシンポジウムを開き、具体的な構想について意見を交わしました。 このシンポジウムは、デザイナーの三宅一生さんと国立西洋美術館の青柳正規館長がことし9月に立ち上げた「国立デザイン美術館をつくる会」が主催しました。 東京・港区で開かれたシンポジウムには、ファッションや建築、工業製品など、さまざまな分野で活躍するデザイナーらが集まって、意見を交わしました。 この中で、参加者からは日の企業やデザイナーは優れた作品や製品を数多く生み出しながらも、金銭的な理由などから個別で保存するのが難しいといった意見や、欧米ではデザインの歴史を展示する美術館を国が整備しているなどの意見が出ていました。 また、多くの人から愛される美術館にするため、実際に商品のデザインを考えて試作で