Linux Foundationが過去一年間におけるLinuxカーネルの開発活動について調査した結果をまとめ公開している(slashdot、IEEE Spectrum)。 これによると、Linuxカーネルへのコードのコミット回数が最も多かったのはボランティアの開発者だったものの、その割合は2割以下で、続いてRed HatやIntel、Texas Instrumentsなどの開発者によるコミットが多い。これら企業からのコミットは全体の8割以上にもなるそうだ。また、コードの寄贈のほとんどはLinux Foundationもしくは企業所属になっているという。 ちなみに、もっともコミット数が多かった著者はARM向けCPUサポートのメンテナでもあるH. Hartley Sweeten氏だったそうだ。また、カーネルのソースコードの行数は順調に増えており、Linux 3.0のときは14,500,000行