シェーダー(英: shader)とは、3次元コンピュータグラフィックスにおいて、シェーディング(陰影処理)を行うコンピュータプログラムのこと。「shade」とは「次第に変化させる」「陰影・グラデーションを付ける」という意味で、「shader」は頂点色やピクセル色などを次々に変化させるもの(より具体的に、狭義の意味で言えば関数)を意味する。 概要[編集] 3DCGは様々な要素技術の集まりである。「物体」を三角形の集合で表現するモデリング、「動き」を計算するアニメーション・物理演算、「見た目」を生成するレンダリングなどである。その中でシェーダーはレンダリングの一部を担う。レンダリングは複数の段階からなるパイプライン(レンダリングパイプライン)で成っており、シェーダーはこのうちの「プログラム可能な部分」を意味する。例えば頂点シェーダーは頂点を入出力としてなんらかの処理を記述したものであり、例えば