企業のITとして今、使えそうになってきたクラウドと言えばまずはSaaS(Software as a Service)かなと思う人は多いとおもいます。非常に高いスケーラビィリティーまで実現しなければクラウドでない、という方もいるようですが、まずはSaaSはクラウドの一分野としてとらえていきましょう。 SaaSの言葉の起源を調べてみると、2001年にSIIA(Software & Information Industry Association)という業界団体が発行した"Software as a Service: Strategic Backgrounder"というドキュメントにあるようです。 これをみると、もともとSaaSという概念を新しい技術などをベースにしたというより、どうも当時流行っていたASP(Application Service Provider)、AIP(Applicatio
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
IDC Japanは3月24日、国内SaaS/XaaS市場規模予測を発表した。アプリケーション実行環境や運用サービスを提供するPlatform as a Service(PaaS)やコンピューティング環境全体をサービスとして提供するInfrastructure as a Service(IaaS)も加えたこの市場の規模は急速に拡大し、2013年には1436億円になると予測している。 金融危機を契機とした経済環境の悪化によって、企業はさらなるコスト削減を迫られている。また、情報通信分野における技術革新などにより、クラウドコンピューティングやSaaSに対する企業の認識は高まっているという。IDC Japanでは、SaaS/XaaSは拡張性や、迅速性、コスト削減といった利点から、企業の情報システム構築における重要な選択肢の1つとなっていると分析している。 2008年の同市場は、ASPから発展した
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