九州場所5日目を生観戦したポール。左はナンシー夫人(囲み写真はポールが12日目の結びの一番に出した懸賞金) 元ビートルズのポール・マッカートニー(71)が、思わぬところにまで“影響力”を及ぼした。10月下旬に日本でリリースされた新アルバム「NEW」がオリコンチャートで初登場2位を記録。21日まで来日公演中で、日本各地で大フィーバーを起こしている。 そのポールが、大相撲九州場所(福岡国際センター)で懸賞金を出す。かねて相撲好きとして知られ、14日には九州場所5日目を生観戦。横綱土俵入りや幕内の取組に熱心に見入る一方で、勝った力士が受け取る「懸賞金」の制度にも興味を示していた。翌15日にはポール本人の意向を受けて、日本のイベント興行会社が日本相撲協会に懸賞金の提供を打診してきたという。 通常、新規で懸賞金を出すためには、場所前に相撲協会に書類を提出して審査を受ける必要があり、原則的に場所途中で