「イエデン(家にある固定電話)を知らない子どもたち」が深刻な事態を生んでいる。「戦争を知らない子供たち」が流行した昭和の時代の若者が抱えた問題を上回る(?)、さらに大きな課題に、彼らは悩んでいるかもしれない。 家にいるときしか使えないイエデンはかつて会話を家族に聞かれてちゃかされ、長話をすれば「いい加減にしろ!」と後ろからオヤジにどやされるなど、やっかいきわまりない代物だった。そんな悩みもデジタル革命のおかげで一気に吹き飛んだ。さらにこの10年、電話状況は格段の進歩を遂げた。いつでもどこでも誰とでも、着信すると即座に相手の名前が表示される「超らくちん通話時代」が到来したのだ。 「もしもし?」と尋ねて相手が誰かを確認する必要もないおかげで、「今、どこ?」から話し始められる「非固定電話」は我々から無用なプレッシャーを排除した。「電話の向こうに、誰が出てくるかわからない」なんていう、やっかいなス
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かくして、乾隆帝の勅令によって書き写して叢書に収められた康煕帝勅撰の漢字字典『康煕字典』を、早稲田の図書館に籠もり、重たい写真版を10冊以上抱えて来て、改めてそういう眼で閲覧してみた。さすがに、小楷の名手が筆を執り、歴代の書写体を交えて記した序文ほどの自由さはなく、本文の楷書は、ある程度明朝体の字体に従おうとしている。しかし、示された画数というものに触れるほどの筆法、さらに字体の差も生じている。もともと金代以来、画数の数え方というものは必ずしも定まっておらず、その基準には怪しいものがあった。この字書の殿版でさえも、そういう箇所が散見される。 「四庫全書」の大もとである文淵閣版を開いているその時、ふとあるページが目に止まった。講義の前でゆっくりしてはいられない時だったが、目の隅にぼんやりと飛び込んできたのである(図)。面白い用例は、ある段階に至ると、向こうから飛び込んでくる、そんなようなこと
「四庫全書」を調べ直してみようと思った。 これは、清朝の勅撰の一大叢書であり、世界史の教科書にも登場する。時の乾隆帝が、全国から書籍を取り寄せて、学者たちに選りすぐらせたものである。原本は接収して、提供者には写本を返したと聞く。清朝に都合の悪い内容を検閲したため、禁書に指定して焼いたり、本文の字を別の字に改変したりすることもあった。 中国の学者の中には、手っ取り早くこれを用いて調べごとを済ませるだけでなく、論考に本文をそこから引用する人までいる。電子版も流布しており、そこには誤入力もあるのだが、とにかく3500点余りの典籍に記された延べ10億文字がすでにデータとして打ち込まれているので、全文検索が可能となり、画像もわりと簡単に入手できるためであろう。さらに、これを包含して余りあるデータベースも、すでに刊行されている。 文献学を学べば、あるいは文献研究をしている人と話すと、これは写本として政
安倍晋三首相が国会で「そもそも」を辞書で調べると「基本的に」という意味もあると答弁した一件で、そう明記した辞書は見当たらないと記したところ、複数の読者からインターネットの「Weblio類語辞典」に「基本的に」があるという指摘をいただきました。 既に5月のブログでその可能性には言及していましたが、もっと強調しなければなりますまい。「Weblio類語辞典」は「辞書」とはいえないと。 「辞書」という言葉を、政府も参照したという「大辞林」で調べると 多くの言葉や文字を一定の基準によって配列し、その表記法・発音・語源・意味・用法などを記した書物。 とあり「書物」というのは一般的に「紙の本」を指すものです。だから私は30種以上(版の違うものなどを含めると約50冊)の紙の辞書にあたり、「そもそも」に「基本的に」の意味を記したものは見つからなかったことを記したのです。 ただし、紙の辞書の中には「大辞林」「
平井堅 / ノンフィクション (Single) 自分は何かにつけ音楽に驚きを求めがちなため、立ち位置としてオーセンティックな感じのミュージシャンはどうしても後回しになってしまいます。 それでも、ゆずの北川悠仁の恐ろしいほどの多才さ、引き出しの多さには敬服の念しかありませんし、スキマスイッチは2009年の「ゴールデンタイムラバー」で「何食ったらあんなAメロ思い付けるのか」的に度肝を抜かれたり、やっぱり無視はできない感じで。 そして平井堅。時々おかしな曲やMV作ったり、ただの歌がうまい人というイメージではありませんでしたが、それでもこの曲はこれまでの彼のイメージを全部吹っ飛ばされるくらいの衝撃を受けました。 とはいえ、多分過去からの彼のファンであればそれなりに連続したイメージで受け止められる曲のはず。突出して何か違うというわけでもなく、「どう違うんだ」ということは大変に説明しにくいのですが、で
オモコロライターには悪人ヅラが多いと言われたので、本当に容疑者として捕まっていそうなライターを決定することにしました。 こんにちは。オモコロ編集部です。 現在、オモコロは30人を超えるライターが現役で活動しており、顔出しで記事を書いているライターも少なくありません。 そんなオモコロですが、読者の方からよくいただく感想があります。 それは…… オモコロライターには警察のお世話になってそうな顔のヤツが多いというのです。 そんな感想を目にするたびに「顔で判断しないでよ!」とライターの心は傷つき、夜な夜な枕を濡らしていました。 しかし、最近は言われすぎて「本当にそうなのかもしれない」という気分になってきました。 だったらやってやろうじゃないですか! 今回は「どのライターの顔が警察のお世話になってそうなのか?」を競う、 「第1回 容疑者フェイス選手権」を開催します! 「容疑者フェイス選手権」ルール
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