kimisui.jp 原作が出た時から満開の桜の表紙とグロテスクなタイトルの組みあわせに少し気にはなってましたが、結局読まず終い。今回実写映画化ということなのでとりあえず見てみるかという感じで、まったく予備知識なしで劇場へ。 物語のあらすじはこうです。 【僕】は高校の国語教師として母校に勤めている。机の中には書き終えた「退職願」。 そんな折【僕】は教頭から老朽化した図書館の蔵書整理を頼まれる。手伝う生徒と会話を交わすうち、いつしかの邪魔ばかりしていた迷惑な助手のことを思い出す。 12年前。クラスでなんとなく孤立している【僕】は、病院で古びた書店のカバーをかけた文庫本を偶然拾う。黒いボールペンで綴られた日記。中表紙には手書きで「共病文庫」。 【僕】はそれを読んで、明るくてクラスの人気者の山内桜良が余命僅かな膵臓の難病に罹っていることを知る。 重大な秘密を知られたにも関わらず、彼女はいつもと変