初音ミクの人気を説明するつもりはないのだけれど、ただ初音ミクなりああいうソフトなりがすばらしいのは、いままでコントロールが不可能あるいは難しかったものがコントロールできる・チューンできるようになったことだと思う。 同じく、セカンドライフのアバターデザインのコントローラブル感も楽しい。ツマミひとつでTシャツの丈をのばしたりチビTにしたり、筋肉を太くしたり細くしたり、毛髪をもっさもさにしたり中途ハンパにして頭頂部だけハゲあがったり。肉体のどの要素をコントローラブルなパラメータとし、チューン可能な対立軸をどう定めるかっていうのは製作者の職人芸に頼る部分があるかとは思うけれども、そんな苦労は利用者は気にしなくていい。 要は世界がツマミひとつでチューンできること、それがすばらしいのだ。 この「世界をチューンできること」をすばらしいと感じる気持ちが初音ミクへの期待やMAD職人への賞賛にもつながるのだろ