チームの方向性を決める決断が苦手・部下との適切な距離感が掴めない…など、リーダーになるとマネジメントに関する悩みはつきませんよね。 個人ではなく、チームで成果を上げるために、リーダーのとるべき行動はなんなのでしょうか。 その答えの一端はスポーツの世界で見出すことができると、国立スポーツ科学センターのセンター長である久木留毅さんは著書『個の力を武器にする 最強のチームマネジメント論』で述べています。 著書のなかで、久木留さんは、サッカー元日本代表監督の岡田武史さん、全日本女子バレーボール監督の中田久美さんと対談。 彼らが世界の強豪国と戦うために、どのようにチームを導いていったのかを紐解いていきます。 今の時代に求められるリーダーの素養を同書のインタビューより一部抜粋してお届けします。 久木留:古河電工で現役を引退する直前に、バイエルンミュンヘンが来日して試合をし、その差を身を持って感じ、到底