「社会階層によっていわゆる学力に格差がある」という命題は、統計的には有意だ。 この場合、社会階層には、収入や学歴あるいは職業などを規定因とするのが普通だ。また、志水たちの場合もそうだが、「学力」を知識量と世間の常識にしたがって捉えているので、通常のテストで「学力」を計測したとする。 しかし、以下のような記事の論理を読むとわからなくなることがある。 以下、毎日新聞の記事だ。 大阪大の志水宏吉教授らの研究グループは、01年「家の人はテレビでニュース番組を見る」「小さいとき、家の人に絵本を読んでもらった」など5項目のアンケートと学力テスト(算数・数学、国語)を行い、子供たちの文化的環境と学力の関係を調査した。アンケート結果をもとに、子供たちが置かれている文化的環境を上位・中位・下位のグループに分けたところ、例えば中学校の学力テストの合計点(200点満点)の平均は、上位グループが下位を大きく上回り
日教組は18日、東京都内で臨時大会を開き、あいさつした森越康雄委員長は「教育研究全国集会」全体集会がグランドプリンスホテル新高輪(港区)の会場使用拒否で中止に追い込まれた問題に触れ「その社会、その国が民主的であるかどうかは最低限、集会の自由があるかどうかにかかっている」と批判した。 その上で「1つの自由の侵害は、必ずや他へと波及する怖さを市民は共有すべきだ」と警鐘を鳴らした。 大会では、プリンスホテルが東京地裁や東京高裁が出した会場使用を認める仮処分決定を無視したことなど、これまでの経緯を説明し、プリンスホテルと役員に計約3億円の損害賠償請求を求める訴訟を起こしたことも報告された。
「指導教授の授業受けられず」弁護士が一橋大提訴 一橋大大学院に入学した東京都内の佐藤文昭弁護士(34)が、指導教授の授業を一度も受けられなかったとして、同大と指導教授などに入学金や授業料計約239万円の返還などを求める訴訟を17日、東京地裁に起こした。 訴状などによると、佐藤弁護士は2002年4月、同大学院国際企業戦略研究科に入学。修士論文の指導教授の授業を受けようとしたが、この教授は02〜04年度に一度も授業を開かず、各学期の初めと終わりに宴会を開いただけだったという。その後も教授の指導を受けないまま、今年1月に修士論文を提出したが、不合格にされたとしている。 一橋大の話「訴状を見ていないのでコメントできない」
25年前の苦い教訓を生かし続けるPTAがある。 「バナナこというな」「ママはいいけどパパイヤ」。受験を終えて一息という3月上旬、東京・町田市立忠生(ただお)中学校3年2組の教室には、1時限目から笑い声が響いている。PTAの役員4人が絵本「だじゃれしょくぶつえん」(絵本館刊)など5冊を読み聞かせていた。 もともとは授業だったが、学校側がPTAのために学級活動と入れ替えた。「学校だけでは子供を育てられない。みんなで手をつながなくては」と大川武司校長(51)。 忠生中のPTA活動は幅広い。月1回の大掃除参加、全教室を引率の教師とともに見回る授業応援隊、そして25年前から続く朝のあいさつ運動……。役員以外の保護者も毎日のように出入りする。その根っこにあるのが25年前の記憶だ。 ◎ 教師が殴りかかってきた生徒を刺す――衝撃的な事件は1983年2月に起きた。その直後の4月に隣の中学校長から転任してきた
病気や障害を持つ子供に遊びを通して豊かな時間を過ごしてもらおうと、専門知識を備えた「おもちゃコンサルタント」が活躍している。障害のある子供の成長、発達を促したり、治療の苦痛や不安を和らげたりするために、おもちゃを活用した遊びの支援が注目を集めている。(中曽根聖子) 国立成育医療センター(東京都世田谷区)の敷地内にある「おもちゃライブラリー」。パズルや木製玩具、手作り人形など600点以上がズラリと並ぶこの部屋で、「おもちゃコンサルタント」の資格をもつボランティア約30人が交代で、外来や病棟の子供の遊び相手をする。 通常の院内プレールームとは異なり、ライブラリーは完全予約制。遊びを通して障害を持つ子供の成長、発達を促すという目的から、コンサルタントらは医師の指示のもと、それぞれの症状や年齢、個性にあわせた最適のおもちゃ選びや、その遊び方を工夫する。例えば、言葉の発達が遅れている子供には電話のお
March 16, 2008 若い先生たちの困難と希望<PART2> カテゴリ:教育と学力 若い先生たちの困難と希望<PART2> ー雑誌「教育」4月号から学ぶー 3.C先生(公立小 女性) (1)その1(1年目 3年担任) 生徒たち(3年生)の様子 「子どもだもの、これぐらい・・・」と思っているうちに、授業中に勝手なことを言う生徒がふえ、保健室に行く子が続出し、だんだんと統制がきかなくなる。 朝7時から夜10時まで学校にいる毎日だった。 (2)その2(2年目 2年担任) 生徒たちの様子(2年生)の様子 19人のクラス。朝、職員朝会を終えて教室に向かうと、評議員会名と物の倒れる音・・・ドアを開けると、担任の机のものがすべて床に落とされ、壁の掲示物が破られ、もみ合いになっている男の子たちと、逃げ出す準備をしている女の子たち。 M君 友達とかかわるのが苦手、自分だけの理屈で友だちに嫌なことを言
March 15, 2008 若い教師の直面している困難と希望への道筋 カテゴリ:教育と学力 若い先生たちの困難と希望への道筋<PART1> 雑誌「教育」4月号は、若い先生がたが、今の教室で、子どもたちのどういう現実と向かい合っているのか、そして、困難とどのように格闘し、希望を見出そうとしているのかという報告を特集している。 以下のメモは、学校現場で今何が起きているのかということをリアルに理解していくために、若い先生方の報告を自分なりにまとめたものです。詳しくは、「教育」4月号をご覧ください。 わたしの感想を一言でいうと、想像以上に困難な事態が教育現場では進行しているということであり、若い教師たちのかかえているこういう現実を、先輩教師・親や地域、教育行政関係者等は、本当に理解し、様々な支援を考えていかなければならないのではないかということです。 この報告をした先生がたは、そういう点で、先輩
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