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2007年9月24日のブックマーク (3件)

  • 「農家切り捨て論のウソ」のウソ | bewaad institute@kasumigaseki

    切込隊長さんがご紹介されていた、神門善久先生の農家切り捨て論のウソですが、その中には農家・農政に対する客観的に妥当な評価とは言い難い記述が散見されます。webmasterはかつて神門先生の農業に関する書籍を好意的に紹介したこともありますし、兼業農家の多い産業構造、農地転用期待からくる農地配分の歪みといった問題意識の基的枠組みには同意しています。しかしながら、そうした問題について世の注意を喚起するためとはいえ、レッテル貼りが許されていいものではないでしょう。 #「転用期待からくる農地配分の歪み」については、かつて詳細に論じましたので、ご関心の向きはご高覧ください。 マスコミは「零細農家イコール弱者」のような形で描きたがりますが、現実には彼らほど恵まれた人たちはいない。農地の固定資産税が軽減されているうえに、相続税もほとんどかかりません。たとえ“耕作放棄”をしていてもですよ。  そのうえ、農

    kaikaji
    kaikaji 2007/09/24
  •  金人慶財政相更迭メモ - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    福井総裁はサブプライム問題は日には限定的な影響といったらしいですが(あとで記者会見みる予定)、しかし日は国内金融機関は直接にサブプライムの影響を免れているものの、株価を中心にこの問題で先進国の中で最も影響を受けているのはどうみてもわが国なのですが。どんな認識をしているのか、まあ、加藤出氏によれば海外が落ち着けば即利上げだそうで、確かに新聞などでの福井総裁の発言をみるかぎり、政治的要因にかなり過敏なわが厨銀の体質への各界の懸念を背景に、あえて利上げモード強調をぶちあげて(つまりあれですね、厨銀の独立性の自己解釈の表明というやつ)みたともいえるかな、と邪推。まあ、年内はFRB中心の海外金融政策の活発化があるだけに厨銀もへたな手はうてないと思いますのでないでしょうが、利上げの時期の可能性がまだあるとすれば1月かあるいはすべてを捨てならば3月かな。いずれにせよ、経済環境抜きの政治環境への配慮の

     金人慶財政相更迭メモ - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
    kaikaji
    kaikaji 2007/09/24
  • asahi.com(朝日新聞社):廣松渉―近代の超克 [著]小林敏明 - 書評 - BOOK

    廣松渉―近代の超克 [著]小林敏明[掲載]2007年8月26日[評者]柄谷行人(評論家)■京都学派への反発と共感の底に 廣松渉は、マルクス主義の哲学者として知られている。しかし、読者の中には、つぎの点でとまどいを覚えた者が少なくないだろう。一つは、死語化した漢語の異様なほどの連発である。第二に、晩年に朝日新聞に載せたエッセーで、「日中を軸にした東亜の新体制を!」と提唱したことである。どうして、これらが「マルクス主義」と関係するのだろうか。 書で、著者は、廣松の仕事のエッセンスを手際よく解説するとともに、以上のような疑問に答えようとした。それは廣松を、「日の近現代思想史の流れの中に位置づける」ことである。中でも重要なのは、西田幾多郎や京都学派哲学者とのつながりである。廣松は京都学派に対して、反発と同時に強い共感をいだいていた。おそらく、このことを知るだけで、多くの疑問が氷解するはずである

    kaikaji
    kaikaji 2007/09/24