岩本康志氏や土居丈朗氏のニューケインジアン理論礼賛に喧嘩を売るようなタイトルになってしまったが、オーストラリアの経済学者ジョン・クイギンがそう書いている(Economist's View、デロングまとめサイト経由)。 クイギンは今年に入ってから、「論破された/時代遅れになったドクトリン(Refuted economic doctrines)」シリーズというのを自分のブログで始めており、これがその7本目。ちなみにこれまでの6本は以下の通り。 効率的市場仮説(2009/01/02) 民営化(2009/01/03) 大平穏期(2009/01/05) 年金の個人運用(2009/01/23) 均霑理論(2009/02/01) 中央銀行の独立性(2009/03/13) 今回のエントリでクイギンは、アカロフとシラーの共著「アニマル・スピリット」を俎上に上げ、ニューケインジアン経済学の発展に多大な貢献をし