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2012年1月17日のブックマーク (2件)

  • 稲葉振一郎『「公共性」論』 - logical cypher scape2

    ハーバーマス、アレント、アガンベンあたりを中心にした、人文系啓蒙の書。 まず第一には、とにかく色々なものが紹介されている、入門書として読むことができる。 あまりにも多岐にわたっているため、説明不足となっていたりする部分もないわけではないが、人文知ないし現代思想のかなりの範囲に対して言及がなされており、様々な方面への導入にもなっている。 書を貫いているのは、公共性とは可能か、もっといえば、公共性はあった方がよいのか、という問いである。 この問いを反復する前半部は見通しもよい。 しかし、この問いへの答えは必ずしもすっきりとはしておらず、後半の進むにつれて、分かりにくい部分も出てくる。 ただし、やっていることはずっと同じことの反復ともいえるので、決して難しいではない。 稲葉は、公共性を「生活世界」と「社会システム」のズレを克服しようとしていくことと定義する。 「社会システム」というものは、人

    稲葉振一郎『「公共性」論』 - logical cypher scape2
    kaikaji
    kaikaji 2012/01/17
    メモ
  • 校内民族対立を生み出したもの=漢民族学生2000人がチベット人学生200人を襲撃(tonbani) : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)

    キャンパスでの暴力沙汰は青春期の衝動として大目に見てもらえるものだ。成都鉄路工程学校で少し前、2000~3000人の漢人学生が200~300人のチベット人学生に暴力を振るった事件もそれほど大きな注目を集めなかった。当局の行動が比較的素早ったことと関係があるのだろう。12月14日に起きた暴力事件は特殊警察の出動で収まったが、ネット上では関連ニュースがほぼ削除されている。これは当局が事件の重大性を理解していることの表れだ。 事件に加わった人数の多さが問題の大きさを物語っている。加害者側の文章が発表されると、各地のチベット人や漢人学生の間に激しい議論を呼び起こし、きな臭さが漂った。ずいぶん前に西南民族学院(現西南民族大学)に通っていたころ、キャンパス内では各民族の学生がよく乱闘騒ぎを起こしていたが、これほど大規模ではなく、これほど人数差はなく、これほど残酷に取り囲んで暴行することはなかった。加害