武漢郊外では、2月2日に「火神山医院」が引き渡され、翌3日から患者を受け入れ始めた。軍部から選出された1400人の医療スタッフが治療にあたる。武漢市は、新型コロナウイルスの①患者、②感染の疑いがある人、③発熱した人、④患者と濃厚接触した可能性のある人の「4類人員」を、2月2日の昼12時までに集中治療および隔離することを要求する緊急通知を出していた。 それ以前は、武漢にいる、感染が疑われる大勢の人々がすぐに治療を受けられず、世間の注目が集まっていたのだ。 2月1日、「武漢120救急センター」のあるスタッフを取材すると、肺炎患者のベッドは不足しており、スタッフは毎日、一日中働いているという。 「一部の患者は病院を何軒も探し、3、4軒回っても受け入れてもらえるとは限らない」。 軽症患者は入院できない 上述の通知では、重症患者は入院して隔離しなければならないが、軽症患者は入院によって隔離することが
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