湾岸戦争後、米国がイラクに望んだのは「サダムなしの鉄拳独裁政権」すなわちサダム・フセインと同様の独裁政権で、米国の言うことを聞く政権だったと言われています。「サダムを思い出させる」マリキ政府とイラクで進む「汚い戦争」の状況。汚い戦争 ダール・ジャマイル DahrJamailIraq.com原文 2009年7月9日 トゥルースアウト 6月12日金曜日、イラク議会のスンニ派最大会派であるイラク調和戦線の代表ハリス・アル=オバイディが、モスクの外で射殺された。説法の中でマリキ政府の人権侵害を非難した数分後のことだった。政府に反対する勢力の指導者で、スンニ派だけでなく聖職者ムクタダ・アル=サドルに忠実なスンニ派からも強い支持を得ていたオバイディは、以前から人権擁護を提唱しており、イラク首相ヌーリ・アル=マリキに対する筋金入りの批判で知られていた。 殺されるすぐ前の日に、オバイディは、議会で演説し、