20日投票が行われた韓国大統領選挙で、韓国の公共放送・KBSテレビは、与党・セヌリ党のパク・クネ氏の当選が確実になったと伝え、韓国で初めての女性大統領が誕生することになりました。 韓国の大統領選挙の投票は午後6時に締め切られ、開票作業が行われています。韓国の選挙管理委員会によりますと、午後9時現在の開票率は32.2%で、得票率は、与党・セヌリ党のパク・クネ氏が52.7%、最大野党・民主統合党のムン・ジェイン氏が46.8%となっています。 韓国のKBSテレビは、出口調査の結果などに基づいて、「パク・クネ氏の当選が確実になった」と伝えました。 パク氏は、南部・テグ出身の60歳。1965年に日本との国交を正常化させたパク・チョンヒ元大統領の長女で、母親が死去したあとにはファーストレディーの役割を務めたことでも知られています。選挙戦では、政党の代表など15年にわたる豊富な政治経験をアピールしました