2011/04/26 10:00 統合管理と細かなムダ取りに工夫 ミッドレンジ機の機能拡張が目立つ 仮想化や自動階層化、重複排除など、前パートまでに取り上げた技術を実装するストレージが増えてきた。基本的なコンセプトは同じでも、そこには製品ごとに細かな工夫が見られる。主要なストレージの特徴をチェックする。 折川 忠弘(編集部)ストレージの利用効率を少しでも高める一方で、運用に伴う作業負荷は可能な限り減らしたい─。こうしたニーズに応えるため、ベンダー各社は自動階層化などの最新技術を積極的に投入している。当初は、一部のハイエンド機にのみ実装されていた機能も、ここにきてミッドレンジ機に広がりつつある。主にバックアップ用途で注目を集めている重複排除技術も多くの製品に取り入られるようになった。ディスクの価格下落も相まって、比較的安価な投資で最新技術を利用できる環境が整ってきた。 本パートでは、ハイエン