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![トンガ沖の海底火山、再び大規模噴火か 詳細は不明 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0f5a8b798f7788d04d13c06ad4c38ea260170701/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2022%2F01%2F16%2F20220116k0000m030189000p%2F0c10.jpg%3F1)
「明日はJK(女子高校生)を痴漢しまくっても通報されない日です」。15、16両日に実施される大学入学共通テストを前に、受験生を標的にした痴漢をインターネットで予告する書き込みが相次いでいる。試験に遅刻したくない受験生の心理につけ込み、テスト当日であれば警察に突き出されないと踏んでいるとみられる。書き込みが相次いでいることを受け、神奈川県警はSNS(ネット交流サービス)で注意喚起したり、受験生が多く利用する駅を中心に制服警察官を配置したりと対策に乗り出した。 「共通テスト痴漢祭り」。テストが近づくにつれ、ネット掲示板にはこのような趣旨の書き込みが散見されるようになった。ツイッターには「(以前も)友達が試験当日に痴漢に遭った」「試験当日は痴漢が増える」との投稿もあった。
那須サファリパークに家宅捜索に入る栃木県警の捜査員=栃木県那須町の同園で2022年1月7日午前9時29分、鴨田玲奈撮影 栃木県那須町の「那須サファリパーク」で5日、開園準備をしていた飼育員3人がトラに頭や腕をかまれ重傷を負った。飼育員は本来トラがいるはずのない通路付近で鉢合わせしたとみられ、県警捜査1課などが業務上過失傷害容疑で同園を家宅捜索し、安全管理体制に問題がなかったか調べている。同園で飼育員が猛獣に襲われたのは3回目。なぜ繰り返されたのか。 午前8時すぎ、いないはずの通路で 県警と同園などによると、事故は5日午前8時20分ごろに発生。開園前の点検のため、屋外の展示スペースに向かおうとしていた女性飼育員(26)が襲われ、駆けつけた女性飼育員(22)と男性飼育員(24)も相次いでかみつかれた。3人は命に別条はないが頭の骨を折るなどの重傷を負い、現在も入院している。襲ったのはベンガルトラ
クラスターの発生が判明した米海軍横須賀基地=神奈川県横須賀市で2020年9月23日午後4時28分、高田奈実撮影 各地の在日米軍基地で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が相次いで発生している。変異株「オミクロン株」も確認された沖縄県内の米軍基地に続き、神奈川県の米海軍横須賀基地でも年末にクラスター発生が判明している。こうした中、横須賀基地内で働く日本人従業員の男性が毎日新聞の取材に応じ、不安な胸の内を明かした。 「いくら入国制限をしても穴の開いたバケツだ」。横須賀基地内で働く男性はこう語る。クラスターの懸念は発生前から従業員の間にあった。
5日午前8時半ごろ、栃木県那須町の「那須サファリパーク」から「飼育員がトラに襲われた」と119番があった。20代の男女計3人の飼育員がトラに頭や腕をかまれるなどして負傷し、緊急搬送された。女性1人は右手首から先を失う重傷という。 県警那須塩原署や同園によると、負傷したのは26歳と22歳の女性、24歳の男性。飼育担当の26歳の女性がトラを屋外の展示スペースに出す準備作業中、獣舎と屋外をつなぐ通路でトラ1頭と鉢合わせし襲われたという。叫び声を聞いて駆けつけた2人も…
発掘中の沖縄県宮古島市「長墓遺跡」。日本列島史の成立にかかわる重要な発見があった=2008年撮影、マーク・ハドソン氏提供 日本語の元となる言語を最初に話したのは、約9000年前に中国東北地方の西遼河(せいりょうが)流域に住んでいたキビ・アワ栽培の農耕民だったと、ドイツなどの国際研究チームが発表した。10日(日本時間11日)の英科学誌ネイチャーに掲載された。 日本語(琉球語を含む)、韓国語、モンゴル語、ツングース語、トルコ語などユーラシア大陸に広範に広がるトランスユーラシア語の起源と拡散はアジア先史学で大きな論争になっている。今回の発表は、その起源を解明するとともに、この言語の拡散を農耕が担っていたとする画期的新説として注目される。 研究チームはドイツのマックス・プランク人類史科学研究所を中心に、日本、中国、韓国、ロシア、米国などの言語学者、考古学者、人類学(遺伝学)者で構成。98言語の農業
アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが政権を奪還した。そこで噴出したのが「恐怖政治」への懸念だ。その一つに「残酷な刑罰」がある。9月には誘拐事件の容疑者の遺体を公共の場にさらし、刑罰の問題が改めてクローズアップされた。女性や少数民族への対応を含め、確かに「恐怖政治」の側面は否めない。だが、そうしたレッテルを貼るだけではタリバンの実像は見えてこない。【春日孝之(元毎日新聞編集委員)】 「密室の処刑は残酷ではないのか」 誘拐事件はアフガン西部ヘラートで起きた。報道によると容疑者の男4人は実業家とその息子を誘拐しようとしたが、検問所でタリバン兵と銃撃戦になり射殺された。その数日後の9月25日、遺体は広場や交差点にクレーンでつるされた。一人の遺体の胸に「誘拐犯はこのように罰せられる」と書いた警告文が添えられた。再発防止を狙った「見せしめ」である。 この事件を知り、私が想起したのは、かつてタリバ
全国の自治体で公衆浴場や温泉施設の混浴可能年齢を6歳までに引き下げる動きが相次いでいる。厚生労働省が2020年、昭和の時代から「10歳以上」のままだった、混浴を制限すべき年齢の目安を「7歳以上」に変更したのを受け、時代遅れの規則がようやく見直されることになった。 「娘は小さい時から夫以外の男性の前で着替えるのを嫌がっていた。今後、年齢が近い異性と公衆浴場で一緒になることはなくなるので安心」。福岡市で小学1年の娘(6)を育てる母親(35)は歓迎する。同市は今年7月、条例を改正し、公衆浴場で混浴を制限する年齢を10歳以上から7歳以上に引き下げた。 鹿児島県公衆浴場業生活衛生同業組合の原田孝造専務理事は「(女湯に入る男児を見た)お客さんから…
「LGBT理解増進法案」を審査する自民党内閣第1部会・性的指向・性自認に関する特命委員会の合同会議に臨む山谷えり子元拉致問題担当相=東京都千代田区の同党本部で2021年5月24日午後4時26分、竹内幹撮影 「多様性と調和」を掲げる東京オリンピックには史上初めて、男性から女性に性別変更したトランスジェンダーの選手が女子競技に出場する。支持する声が上がる一方、SNSなどでは「出生時の体が男性だった人が女子スポーツに参加するのは不公平」といった否定的な意見もある。スポーツと性を巡る問題に詳しい井谷聡子・関西大准教授(スポーツとジェンダー研究)によると、トランスジェンダー女性の女子スポーツ参加については、実態とかけ離れた疑問や不安を持たれやすく、最近も自民党の山谷えり子参院議員が「ばかげたこと」などと述べて問題になったばかりだ。なぜなのか、そしてどう向き合うべきなのか。井谷准教授の解説や当事者の声
「裁判は判決ありきだった」と話す精神科医の工藤行夫氏=2021年5月31日午後4時34分、高田奈実撮影 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人を殺害し、26人に重軽傷を負わせた植松聖(さとし)死刑囚(31)の公判では、動機や事件の背景が十分解明されたとは言い難い。死刑囚に面会し、弁護側証人として出廷した精神科医、工藤行夫氏は常用していた大麻による精神障害が影響したとの意見書を提出したが、判決では否定された。「裁判は判決ありきだった。植松死刑囚に必要なのは治療だ」とする工藤氏に、裁判を振り返ってもらった。 ――面会時の植松死刑囚の印象は。 ◆会ったのは2019年5月、横浜拘置支所で1時間程度。質問には落ち着いて丁寧に答えていた。「自分が死刑にならないと収まりがつかない」と覚悟しているような発言があった。事件への反省はなかった。 ――意見書では「自分(植松死刑囚)が選ばれた存在だとい
東京オリンピック・パラリンピックの最高位スポンサーを務めるトヨタ自動車が19日、国内では五輪に関するテレビCMを放送しない方針を明らかにした。ネット交流サービス(SNS)上では「さすがトヨタ」「英断だ」など賛意を示す投稿が相次いだ一方、否定的な意見も見られる。元宣伝会議編集長で事業構想大学院大学学長の田中里沙さんは「五輪について世論が二分し、反対が少し上回る中、CMでお祭り気分を盛り上げ、企業イメージに重ねようとしても共感を得ることが極めて難しいと判断した結果だと思う。どういうメッセージを出すか、企業が問われている」と指摘している。【上東麻子/デジタル報道センター】 SNSでは賛同コメント多く トヨタによると、欧米でアスリートを支える内容のテレビCMを放送しており、同じCMを国内でも放送する予定だったが、見送るという。さらに豊田章男社長ら関係者が開会式に出席しない方針も明らかにしている。一
2025年大阪・関西万博の会場となる大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)に新設される「夢洲駅」(仮称)について、周辺整備を担う事業者を市が公募したところ応募は1社もなく、市や万博を運営する日本国際博覧会協会は戦略の見直しを迫られている。万博会場の隣接地には、大阪府と大阪市がカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を目指しているが、この開業時期が定まらない現実が「応募ゼロ」に影響している実態が浮かんできた。 夢洲を所有する大阪市は、24年度中に大阪メトロ中央線を延伸し、新駅を建設する計画を進めている。ホームができる地下の改札付近の広場や、地上までのエレベーターや階段など、駅から会場までの関連施設(約2000平方メートル)は元々、協会が整備することになっていた。しかし「大阪市が万博のレガシー(遺産)として整備するのが合理的だ」(協会)との理由で市が担うこととなり、…
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