19日、アメリカのIT企業アップルは、先月6月までの3か月の決算を発表しました。 携帯端末のiPhoneやiPadの販売が好調だったことから、最終利益は、前の年の同じ時期の2倍以上に上っています。 好調な業績の背景について、アメリカ総局の芳野記者が解説します。 アップルが発表した、ことし4月から6月までの3か月の決算は、市場関係者の予想を大幅に超えるものでした。 売上高は、前の年の同じ時期より82%増えて、285億7100万ドル(日本円で2兆2600億円)。 最終利益は2.2倍の73億800万ドル(日本円で5700億円)となり、売り上げ、利益ともに過去最高を更新しました。 成長著しいIT企業とはいえ、市場の期待を大きく上回る形で業績を伸ばしてきたアップルの勢いはとどまるところを知らないようにも見えます。 今回の決算を受け、取り引き時間外でアップルの株価は、初めて400ドルを超えま