罰則付きの路上喫煙防止条例を設けている東京・千代田区は、公園でたばこを吸う人が増え近くの人などから煙に対する苦情が相次いでいるとして、公園を禁煙や分煙にするなど新たなルール作りに乗り出すことになりました。 東京・千代田区は11年前、全国に先駆けて路上での喫煙を禁止する罰則付きの条例を設けましたが、喫煙が禁止されていない公園に大勢の喫煙者が集まるようになっています。 飲食店や事業所などで禁煙になる所が増えたことが背景となっていますが、公園の利用者や近くの住民から煙などに対する苦情が上がっています。 このため、千代田区は区内56か所のすべての公園を禁煙や分煙にするなど新たなルール作りに乗り出すことになりました。 区はルール作りのために公園ごとに住民との話し合いの場を設け、子どもやお年寄りが煙を吸い込んでしまうおそれがある公園については、全面的に禁煙にしたいとしています。 千代田区生活安全課の小