持続可能な海社会の実現を目指すNPO法人わかやま環境ネットワーク(中島敦司代表理事)主催の「わかやま海洋サミットプロジェクト」の3回目が5月30日、和歌山市の和歌の浦干潟の潮干狩り場で開かれ、15家族計42人の参加者らがアサリを食べるツメタガイを採取した。 近畿圏最大級の干潟として知られる同所では、アサリを食べるツメタガイやエイなどの影響でアサリ資源が減少し、10年ほど潮干狩りが開催できていない。 この日、同団体の平井研理事と、NPO法人Blue Ocean for Children(ブルーオーシャンフォーチルドレン)」の桑田和浩副理事の他、ツメタガイ採取のエキスパートとして、和歌浦漁業協同組合の副組合長理事、横田邦雄さんが参加した。 通称「砂茶わん」と呼ばれるツメタガイの卵塊を見せながら、横田さんが「モグラのようなツメタガイの足跡を見つけたら、その先の膨らみを掘ると見つかるはず」と探し方