理事会での発言が名誉棄損に 「名誉棄損容疑で男逮捕」――13日朝、そんな新聞記事の写しが熊本県天草市在住の知り合いから送られてきました。 県警の発表をもとにした記事だと思われます。ざっと内容を紹介するとこんな感じです。 「天草署が12日、市内在住の会社役員(記事では実名)を逮捕した。4月30日午後2時半頃、集会場でアルバイト女性(21)の評価を著しく害する内容が記載された文書28枚を参加者に配り、女性の名誉を傷つけた。容疑者は容疑を認めている」 逮捕されたのは車エビの養殖などで知られる天草漁業協同組合(JF天草)の監事の一人です。JF天草が関わる不正について組合長ら執行部に真相解明を求め、責任も追及していた人物です。 かねてJF天草の経営内容に疑念を抱いていた私も、彼とは何度も電話でやり取りし、今年も5月に天草を訪問した際にあったばかりです。 その時に聞いた話をもとに推定すれば、逮捕容疑に
絵・文 岡本幸雄 神戸の港といえば、ポートアイランドやポートターミナルなど外航船用の広大な波止場のイメージが強いですが、小型漁船が出入りする漁港も多くあります。 西の垂水、塩屋、須磨漁港のほか、知る人ぞ知る『長田漁港の駒ケ林こまがばやし地区』にも多くの漁船が係留されています。東西に伸びる長田漁港は、南に神戸の海が、北に神戸の市街地が広がります。波止場の中央には駒ケ林魚市場があり、連日、水揚げされた魚の競りで賑わっています。 神戸の海では、古くからアジ、イワシ、カレイ、タコ、チヌなどいろいろな魚が漁獲されており、長田漁港の漁船らは、港から近い前浜を主漁場として操業しています。 中でも初春に解禁されるイカナゴ漁は有名です。イカナゴ漁は、漁船二艘でパッチ網を曳く船曳き網で操業します。漁が始まると町内の各家庭から甘辛い釘煮の匂いが漂ってきます。イカナゴの釘煮は長田や須磨など神戸っ子の自慢でもありま
1945年5月4日、米駆逐艦に戦闘機で突入し死亡した睦月島(松山市)出身の陸軍第60振武隊員、堀元官一さんの遺体が、当時の米軍によって一時収容されていたことが分かった。コクピットにあった堀元さんの遺品とされる品が当時の米乗組員の家族によって長く保管されており、家族は6月14日に松山市を訪れ、堀元家に遺品を返還する。 愛媛新聞は米関係者と協力し、堀元家と米乗組員の家族を橋渡しして今回の対面につなげた。79年の歳月を経て堀元さんの「帰還」が実現するきっかけとなったのは、ある女学生の手紙だった。(中井有人) ■ 米からの便り 「堀元官一さんについて情報はありませんか」 遠く米国ミネアポリス、ミネソタ大ツインシティズ校で、日本語の上級講師を務めるマーニー・ジョレンビーさん(55)から愛媛新聞にメールが送られてきたのは、2023年5月末だった。 事情は大体次の通りだ。 「1年前、私は近所の男性から昔
気仙沼魚市場のカツオ水揚げに、復調の兆しが見えてきた。今月に入り、一本釣り船の漁場が静岡沖に南下したことで数量が落ち込んでいたが、ここにきて主漁場が銚子沖に再び北上。一部の巻き網船は歌津沖で漁獲するなど、気仙沼に入港しやすい環境がようやく整ってきた。市場関係者は「6月も半ば。このまま盛漁期入りを」と活況を願っている。 13日は、一本釣り船3隻が106㌧、巻き網船1隻が47㌧の計153㌧を水揚げ。前日(一本釣り4隻、巻き網1隻の計110㌧)に続き、2日連続で100㌧を超えた。 一本釣り船の主漁場は、気仙沼への水揚げが始まった先月は日立・鹿島沖が中心だったが、先週はビン長の群れが見られた静岡沖に南下するなど、徐々に三陸沖に近づく例年のシーズンと異なり、「漁場が、なかなか安定しない状況だった」(市場関係者)。気仙沼までの距離が遠いため、今月は一本釣り船や巻き網船の入港が1隻という日もあり、1日の
《海藻schoolとは?》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 小学校に海藻の卵を持ってきて、校内で卵の採取から養殖を実施します! 子どもたちに学校で海藻を育ててもらい、 ある程度海藻が育ったら、生育で育った海藻が海でいきていけるのか 実際に海藻を沖出しし、海での成長を見守ります。 最後は、約1年を通して海藻を生育した成果を振り返り 自分たちが海に対してできることを考えてもらいます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 前編では、初日に行った ・オリエンテーション ・海藻の観察や、卵採取の準備 をご報告しました😊 後編では、2日目の様子をご報告します(^o^)/ 2日目は ・卵の採取 ・卵を顕微鏡で観察 ・卵の苗つけ を実施しました! 初日にネットの上にセットした海藻の生殖器床から たくさんの卵がネットの下に落ちていました! この卵た
裕幸計装、九州大学、工学院大学、インターネットイニシアティブ(IIJ)は6月13日、ベトナム南部ティエンザン省において、グリーンエネルギーとIoTを活用した「省エネ型エビ養殖統合システム」の実証実験を開始すると発表した。 本実証は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業」の助成を受け実施する。実証期間は、7月から2025年6月まで。 実証を行う「省エネ型エビ養殖統合システム」は、「循環型エネルギー創出ユニット」と「エビ増産ユニット」から構成される。循環型エネルギー創出ユニットは、エビ養殖地の汚泥とレモングラスの加工廃棄物を発酵させ、生成したバイオガスを固体酸化物形燃料電池(SOFC)に供給することで発電を行う。
PDF [615KB] 裕幸計装株式会社(代表取締役会長:太田 隆三)、国立大学法人九州大学(※1) (総長:石橋 達朗)、学校法人工学院大学(学長:今村 保忠)、株式会社インターネットイニシアティブ(代表取締役 社長執行役員:勝 栄二郎、以下IIJ)は、ベトナムにおける環境汚染の原因のひとつであるエビ養殖汚泥を活用し、温室効果ガス削減や電力の安定供給などを目指す「省エネ型エビ養殖統合システム」を開発し、その実証運転を開始します。本実証は、裕幸計装が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業」 (※2)の助成を受け、九州大学、工学院大学、IIJが委託先として参画し、実施するものです。 本実証は、株式会社三菱総合研究所(※3)をはじめ、日越の研究機関・民間企業より技術支援を受け実施されるものであり、両国間の産学連
近年SDGsの概念が浸透するなかで顕在化してきた注目の問題「未利用魚」。 定義自体もまだあやふやであり、詳細なデータは取れていないながらも、世界の総漁獲量の35%が廃棄されている問題だ。 【写真10点】「未使用資源・未利用魚をテーマにフリークスストアが手掛ける"オサカナ フリーク"とは?」を写真でチェック 上の図のように日本の漁獲量は減少しているもの、100トン近くが年間市場に出回ることなく廃棄されており、利用魚への転換が課題となっている。そしてフードロスの観点では資源の活用も必要だ。 「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」はそうした世界的な課題のひとつでもある漁獲量の減少とフードロス問題に着目。静岡県内の大学・研究機関・地元企業と連動して、これまで廃棄物とされていた「未利用資源」を使った新たな特産品を開発した。 プロジェクト名は「オサカナ フリーク(OSAKANA FREA
周辺機器メーカーのバッキャローは13日、超高速ゲーミングルーター「C-URCHIN(シーアーチン)」を発表した。アンテナに本物のウニのトゲを利用して通信速度と安定性を高めた。開発担当者は「アンテナ数競争に終止符を打ちたい」と話す。 一般家庭向けより接続速度や安定性が重視されるゲーミングルーターは、メーカー間でアンテナ数をめぐる競争が勃発。当初2、3本だったアンテナも現在は8本が主流だ。 アンテナ数競争の激化が予想される中、バッキャローが発表したC-URCHINは16本のメインアンテナと432本のサブアンテナを備える。10年後に策定される無線LAN規格のWi-Fi15を前倒しでサポート。最大通信速度は約324万Mbpsに達した。同社製品史上最も高い電波強度を誇り、設置場所から20キロ離れた成層圏でも安定した高速通信が可能だという。 「究極進化系ゲーミングルーター」をうたうC-URCHINは、
佐井村では伝統の「突きウニ」漁が始まりました。村ではことしウニが豊漁で、関係者は合わせて味わえるある特産品との相乗効果に期待を寄せています。 佐井村の突きウニ漁は浅場の身入りがよくなる6月から行われます。磯谷地区の松本大祐さんも朝5時半から船を出し、長い棒の先に2本の爪が付いた漁具「カギ」を使って岩場の隙間からウニを採っていきます。 ★漁師 松本大祐さん 「エサを食べているようなウニを探さないと身入りは良くないのでそこをまず見つけることから」 佐井村では4月から始まるウニかご漁でことしの水揚げが例年の1.5倍と豊漁。価格も去年と比べて2割ほど高い1キロ1万2,000円ほどでした。突きウニ漁に切り替わってからも三陸方面から業者が買い付けに来るなど好調だということです。 ★漁師 松本大祐さん 「ウニかごから引き続き値段は良くて突きウニになると数が減るので値段が高い分はすごく助かります 漁師1人
水揚げ量が減る一方で、価格は上昇傾向が続いている函館のスルメイカ。水産試験場や専門家らが不漁を予測する中、現状やその影響を取材しました。 ※このリポートについてはデータ放送では映像をご覧いただくことができません。 映像はNHKの公式番組配信サービスの「NHKプラス」で放送後1週間、配信しているほか、インターネットのニュースサイト「北海道NEWSWEB」にも掲載しています。
北海道を代表する海の幸、「ウニ」がピンチです。 午前5時、次々と港を出ていくのは「ウニ漁」の船です。小樽市では、5月15日にウニ漁が解禁されました。しかし、今年は…。 漁師 「バフンはゼロ」 エゾバフンウニが危機的な不漁に見舞われているんです。値段も、市場に並ぶ7560円という値札の通り、高騰しています。 鮮魚店 「買う人はかなりきついと思う」 ウニは食べられなくなってしまうのか?海の異変を、もうひとホリします。 小樽の高島漁港に、ウニ漁の船が帰ってきました。しかし、かごを見てみると…。 ウニ漁師 成田学さん 「バフンはダメだ。まるっきりいない」 これまで、高値がつくエゾバフンウニをメインにとってきた成田さんですが、今はキタムラサキウニしか見当たらないといいます。 ウニ漁師 成田学さん 「いないものを追いかけてもどうしようもない、いればラッキーだけど、それすらない」 小樽では、ウニ漁解禁か
岩手県は、宮古市藤原地区で整備を進める閉伊川水門(全長164・4メートル、高さ10・4メートル)の工事契約額を当初の5倍となる353億円に増額する。地盤調査に伴う工法変更や追加工事が要因。国直轄を除き、県内で唯一残る東日本大震災の復興ハード整備で、2027年3月の完成を見込む。 11日の県議会議案説明会で示した。県は現場の状況に応じて契約の変更を随時行っており、18年3月の前回議決から59億8809万円の増額となる。具体的には、作業船が通航できるように川底の土砂をすくい上げる追加工事や地盤改良工事などのためで、資材高騰も影響した。 水門は震災で被災した閉伊川の津波対策施設として、14年3月に70億3652万円で請負契約を結んだ。当初は15年度の完成を見込んでいたが、地盤調査で地中から岩石が見つかるなどし、工法変更や地盤改良が必要となった。完成は27年に延期された。 ◇ ◇ 詳報は
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