福島県内で成功したベニザケの陸上養殖が、持続可能な社会に貢献する取り組みとして表彰されました。NTTは、グループ各社が行う持続可能な社会に貢献する取り組みを毎年表彰していて、今年は22の国や地域から応募…
![持続可能な社会に貢献、県内の「ベニザケ陸上養殖」が最優秀賞 NTTグループ表彰式 福島 | TBS NEWS DIG](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/40f193d5971043ef7c4c7f9a68d3c097df3b5c75/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsdig.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2F2%2F1200w%2Fimg_d24aa06f398125bc7e9c4ede27c50e2f186323.jpg)
福島県内で成功したベニザケの陸上養殖が、持続可能な社会に貢献する取り組みとして表彰されました。NTTは、グループ各社が行う持続可能な社会に貢献する取り組みを毎年表彰していて、今年は22の国や地域から応募…
NTTグループサステナビリティカンファレンスの表彰式(10日・東京都)で、NTT東日本福島支店がスーパーなどを運営する福島市の「いちい」や岡山理科大学と共同で取り組んだ「スマート陸上養殖」(福島県川俣町)が最優秀賞に選ばれ表彰された。 「スマート陸上養殖」は、岡山理科大学が開発した人工海水やNTT東日本のICTを活用し、病気に弱く難しいとされてきたベニザケの飼育をビジネスベースで世界で初めて(NTTなど調べ)実用化させたもの。 魚食需要が増加する一方で不漁が課題となっているなか、「スマート陸上養殖」は場所を選ばず自然環境や生態系を保護しながら養殖を行うことができ、寄生虫などの影響が少ない安全・安心な魚を供給できるとしている。 NTT東日本福島支店の畠山良平支店長は「稚魚を育てて福島産のベニザケを広めていきたい」とコメント。 NTTグループサステナビリティカンファレンスは、NTTグループ各社
島根県西ノ島町の磯で今月、体長1メートル、重さ9・2キロのマダイを岡山県の会社員が釣り上げた。同町の渡船業者によると、磯釣りで1メートルの大台に乗せたのは少なくともこの10年間ではいないという。大きすぎてタモに入らず、執念で岩場の隙間に引きずり上げた。 [関連]「大物マダイ」奇跡の瞬間を振り返る ~岡山・難波さんの証言をもとに~ 釣り上げたのは、釣り歴30年の難波聖司さん(55)=岡山県津山市。仲間と2人で西ノ島町の渡船松尾丸に1日未明に乗船した。西風が強く、風裏でさおを出せる赤灘周辺の磯を松尾翔平船長(35)が選んだ。 山陰独特のタル浮きで探ったが、日中の釣果はいまいちだったという。変化が出たのは午後9時ごろ。底カゴ仕掛けに変えて、50~60センチのマダイがぽつぽつかかるようになった。クライマックスは日付が変わった2日午前0時過ぎ、30~40メートル先の浮きが消えた。 「軽い当たりでイ
県は、気仙沼港内での海中転落事故に備えて設置している浮輪、はしごを大幅に増設することを決めた。昨年4月に造船所の社員が係留中の漁船に乗ろうとした際、誤って海に転落し、死亡した事故を受けて船主などの関係者が安全対策の強化を要望していた。年内に設置作業を開始し、早期の完了を目指す方針だ。 気仙沼地方振興事務所水産漁港部によると、港町の出港岸壁と南町から魚町にかけての内湾、コの字岸壁には現在、はしご(タラップ)が36基、浮輪は3基が設置されているが、今回、はしごを15基増設して51基に、浮輪は22基増やして25基とする。 はしごは、おおむね50㍍に1カ所、浮輪は100㍍に1カ所の間隔で設置。はしごは硬質のゴム製で、干潮時に転落した場合も足をかけやすいよう補助用のはしごを取り付けるほか、浮輪は漁船に装備されている外径78・5㌢、内径43㌢の大きめのタイプを設置する計画という。 各設置場所には、周知
いわき市漁協の2023年度の水揚げ量は1144トン(前年度比19%増)で、水揚げ金額は7億8619万6000円(同11%増)となった。いずれも22年度に記録した東日本大震災以降の最多を更新した。震災前の10年度と比べると、水揚げ量は約28%、取引額は約54%まで回復した。 市漁協が11日、同市で開いた総代会で報告した。イセエビやタチウオ、ケンサキイカなど高価な魚種が数多く取れたほか、底引き網漁回復に向けて国の助成制度「がんばる漁業復興支援事業」を活用した取り組みが昨年9月に始まったことなどが要因としている。 県内外で展開した「常磐もの」のPRなどによる効果をはじめ、東京電力福島第1原発からの処理水海洋放出により国内で目立った風評被害が発生しなかったことも影響したとみている。総代会ではこのほか、計画的な漁獲量の増加や、放射性物質検査の継続などを盛り込んだ本年度の基本方針も決めた。
利用者の6割が入社して6カ月未満 2024年4~5月に退職代行モームリが受けた依頼は計3171人。23年6月~24年5月の総依頼者数8618人のうち、わずか2カ月で37%を占める。さらに5月単体では1780人と全体の2割を占め、月別で最大。4月に入社や異動で新生活を始めたもののゴールデンウイーク明けに気分が下がったり、無気力になったりするいわゆる「5月病」の傾向が数字にも表れている。60代の依頼者もいるなど、年齢層は幅広い。 しかも、利用者の6割が入社して6カ月未満の早期退職者だ。新卒は、上記の3171人のうち、498人で、全体の15.7%を占める。 厚生労働省の統計によれば、大卒入社1年以内の離職率は13年から23年の直近10年間、10 ~13%程度と横ばいで推移している。 増加傾向にあるわけではないが、売り手市場が続く就活市場で慢性的な人手不足に悩む多くの企業にとって、新卒者の早期離職
JR東海と東急は5月30日の記者会見で、静岡県の観光振興と地域活性化を目的としたクルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS ~ SHIZUOKA・FUJI CRUISE TRAIN~」を今秋に運行することを発表した。 横浜を出発し、静岡県内を周遊して3泊4日で横浜に戻る旅行商品として発売する。日中の移動は列車で、車内では沿線を代表する名店の料理を提供。専用バスを利用して宿泊先に向かう。宿泊は3泊とも静岡県内の名だたるホテル・旅館で、旅行代金は1人当たり75万円からという豪華観光列車だ。改めて日本のいいところを旅したいと考えている70代をターゲット層とする。 東急が傘下の伊豆急行で運用していた「アルファ・リゾート21」を改造し、2017年から運営しているTHE ROYAL EXPRESSを活用する。横浜~熱海間の運行はJR東日本が担うため、実質的には3社連携のプロジェクトと言える。
【読売新聞】 政府が11日に閣議決定した2023年度版の水産白書によると、食用魚介類の1人当たり年間消費量(22年度)は過去最低の22・0キロ・グラムだった。01年度の40・2キロ・グラムをピークに減少が続いており、増加傾向にある肉
株式会社加島屋(新潟市中央区)が製造・販売している「帆立照焼醍醐味」が、日本航空(JAL)国際線JALファーストクラス機内食に採用された。同社の商品が採用されるのは、「さけといくらの糀漬」、「貝柱のうま煮」に続き3回目。今回の提供期間は、6月から8月までの3カ月間を予定する。 対象の路線(予定)は、日本発 ― ニューヨーク(2便)/ロサンゼルス/サンフランシスコ/ダラス/ロンドン/パリ着と、ロンドン/パリ発 ― 羽田着。 「帆立照焼醍醐味」に使用している帆立は、オホーツク海で育まれた天然貝。肉厚で旨みたっぷりの貝柱を醤油・みりん・清酒で調合した特製調味液に漬け込み照焼にし、機械を使わず手作業で糸状にほぐして蔵王産の濃厚なクリームチーズに和えた一品だ。また、香りづけはコニャックを原料としたブランデーリキュールを使用。「帆立貝柱」「クリームチーズ」「リキュール」にこだわり製造しているという。
「熊本産」として販売されていたアサリの大半が、外国産の疑いがある産地偽装疑惑が発覚した。熊本県は県産アサリの出荷を2月上旬から約2カ月停止し、国とともに流通経路の不正を洗い出す荒療治に踏み切った。「偽装は20年以上前から続いている」。漁業関係者は取材に証言した。ゆがんだ「常識」が黙認されてきた背景には、国産を求める消費者意識と漁獲量の急減に苦しむ水産関係者の窮状があった。(共同通信=窪田湧亮) ▽熊本産、漁獲量20トンなのに販売量は2千トン超 農林水産省は2月1日に生鮮アサリの産地調査の結果を発表した。昨年10~12月末、全国のスーパーなど約千店を調査した。結果を基に推計すると、全国の販売数量は3138トンで、うち約8割の2485トンが熊本産。 対象時期が異なるが、20年の熊本県の漁獲量はわずか21トン。販売現場と漁獲統計に大きな隔たりがあった。 国産として売られていたアサリを買い上げてD
讃岐うどんの出汁には欠かせない、いりこをつくるためのカタクチイワシ漁が、香川県観音寺市の伊吹島沖で12日始まりました。 午前5時半。観音寺市の伊吹島から15の網元の船団が一斉に港を出て行きました。カタクチイワシを探す船と運搬船、網を引っ張る2隻の船のあわせて4隻が一団となる「パッチ網漁」で、魚群を囲い込んで一気に水揚げします。 獲れたカタクチイワシは、すぐに島の加工場で釜茹でと乾燥の作業に。水揚げから30分以内に加工する新鮮さが「伊吹いりこ」の売りです。今年は例年に比べ小ぶりだということですが、取材した網元では久しぶりの大漁だったそうで、漁は9月中旬まで続きます。
今が旬、鳥取県境港市ならではの取り組みです。境港で水揚げされる地元特産のクロマグロを園児たちが学び味わう”マグロ集会”が、6月12日から始まりました。 今年の境港のクロマグロは、5月21日に初水揚げされて以降12日までに16回、合わせて772トンが水揚げされ大漁となっています。 地元の子どもたちに食育と併せ、特産のマグロに関心を持ってもらおうと境港市が毎年この時期に行っているマグロ集会。今年は、12日から28日まで境港市内の保育園や幼稚園など12の園で行われます。 初日となる6月12日は、境港天然本マグロPR推進協議会のメンバーがあまりこ保育園を訪れ、マグロの巻き網漁の仕掛け方や水揚げ・解体の様子などを動画で説明。さらに、マグロにちなんださまざまなクイズも出されました。 その後、地元の海鮮料理店の料理長自らがマグロを切り取って、にぎり寿司にするところを披露。園児たちも一緒に寿司をにぎる”エ
鳥取県境港市の境漁港はクロマグロの水揚げが全国トップクラス。市やPR団体などが園児らにクロマグロに親しんでもらおうと12日、保育園で「マグロ集会」が開かれました。 【写真を見る】園児が「中トロ」をステーキで…「う~ん、うまい」 クロマグロ水揚げトップクラスの境港で「マグロ集会」 「クロマグロー!」 暑さを吹き飛ばすような元気さで盛り上がったのは、境港市の保育園で開かれた、その名も「マグロ集会」です。 クロマグロの水揚げが全国トップクラスの境漁港を知ってもらおうと、市やPR団体などが園児らに毎年、食育授業をしていて、あまりこ保育園では、2歳から5歳までの園児93人が参加しました。 園児らはクイズなどで重さや泳ぐ速さなど、クロマグロの生態を学ぶと… 先生がマグロになって登場。たくさん泳いだ後は捕獲され、競りの模擬体験もしました。 競り体験 「実のつき方、いっぱいついてます。脂がのってます」 「
香川県観音寺市の伊吹島でイリコの原料、カタクチイワシの漁が12日、解禁されました。2023年、加工場が火事に遭い、再出発した網元を取材しました。 伊吹島では15軒の網元が瀬戸内海の中央部・燧灘(ひうちなだ)でカタクチイワシ漁を行います。このうち田尻水産の漁に同行しました。 (記者リポート) 「カタクチイワシの漁場に来ています。2隻の漁船で魚の群れを包み込むように網を入れるバッチ網漁が行われています。今、網を少しずつ引き上げています」 「今、網が海面まで上がりました。たくさんのカタクチイワシが入っています。カタクチイワシを食べようとした大きな魚も入っています」 (田尻水産/真鍋謙二 社長) 「取れたらうれしいけどな。まだちょっと少ない。大漁になってほしい。今シーズンは」 水揚げしたカタクチイワシを運搬船に入れ、素早く加工場に運びます。塩を加えた海水でゆでて乾燥機にかけて出荷します。 田尻水産
エースコックは7月8日、三島食品とコラボレーションした「三島のゆかり使用 塩焼そば」「三島のしげき使用 わさび香る醤油焼そば」を全国で発売する。 【関連記事】エースコック「極どろ 海老味噌味そば 麺大盛り」7月1日発売、粉末スープやペーストを加えてかきまぜると“どろうまスープ”が出来上がる ロングセラー“三島のふりかけ”で仕上げるカップ焼そばの第3弾。いずれも希望小売価格は236円(税抜)。 今回のコラボレーションでは、毎回好評だという爽やかな風味の赤しそ「ゆかり」を使った塩焼そばに加え、ツーンとした辛みのわさび味「しげき」をふりかけて仕上げる醤油焼そばの2品を取りそろえる。いずれも、適度な弾力とコシをあわせ持つめんを使用。湯戻し時間は3分。 エースコック「三島のゆかり使用 塩焼そば」「三島のしげき使用 わさび香る醤油焼そば」 〈エースコック「三島のゆかり使用 塩焼そば」概要〉 「三島のゆ
データ提供 お茶と海苔の山本山 JR新宿駅構内『お茶漬けおにぎり 山本山』にて夏限定「冷やし海苔だく茶漬け」を6月13日(木)より発売 2024年06月12日13時46分 [株式会社山本山] “江戸から続く茶商”こだわりの玄米茶出汁と厳選した国産海苔が主役の冷やし茶漬け 株式会社山本山(所在地:東京都中央区日本橋、代表取締役:山本奈未、以下「山本山」)は、JR新宿駅のエキナカ商業施設「EATo LUMINE(イイトルミネ)」に立地する、お茶漬けとおにぎりの専門店『お茶漬けおにぎり 山本山』から、6月13日(木)より夏限定で「冷やし海苔だく茶漬け」を販売いたします。 ■看板メニュー「海苔だく茶漬け」の夏限定商品 / 蒸し暑い夏でもサラサラと食べられる『冷やし海苔だく茶漬け』 山本山は、1690年(元禄三年)に日本橋で創業しました。江戸で初めて『青製煎茶』を販売したことで江戸随一の茶商として知
帝国データバンク四日市支店は12日、生鮮魚介卸売業「くさりや」(桑名市)が3日付で事業停止し、自己破産申請の準備に入ったと発表した。負債額は約3億7800万円の見込み。 同社は1950年に創業し、92年に法人化。マグロやカツオなどの鮮魚のほかウナギなどの冷凍品を扱い、東海地区のホテルや旅館、飲食店に卸していた。 しかし競合他社が多く、薄利多売の経営を余儀なくされていたほか、新型コロナウイルス禍で販売量が低下。2001年3月期には約13億3400万円あった売上高が21年同月期には約3億5千万円まで落ちて赤字となり、厳しい資金繰りが続いていた。
極洋は12日、水産加工品や冷凍食品を製造・販売するオランダのノースシーフードホールディング(HD)を買収したと発表した。欧州子会社を通じて議決権ベースで過半数の株式を取得した。出資額は非公表。欧州では初の生産拠点となる。ノースシーフードHD傘下のノースシーフードホランドはフィ
日本製鉄(東京)が、鉄鋼生産の副産物を使い、海藻が生えなくなった「磯焼け」の海を復活させる取り組みを全国に広げている。留萌管内増毛町で先駆けて実証実験がスタートし、一定の成果がみられたことから、既に全国の56カ所に施工された。海藻が二酸化炭素(CO2)を吸収する副次的な効果にも注目が集まっており、日鉄はさらに取り組みを加速させたい考えだ。...
「子どもが好きなのに。近所の店には置いていない。」。そんな声を聞き、記者が暮らす福岡市でスーパーを何店か訪ねたが「ゆかり」は置いてあっても「菜めし」を見つけることができなかった。三島食品に連絡すると、意外な答えが返ってきた。「広島菜のふりかけ『ひろし』に置き換えられているのです」 三島食品によると、「菜めし」は1981年の発売で、広島菜と京菜、大根葉の3種類の青菜(一部外国産含む)に加え、カツオの削り節粉末や昆布エキス、粉末みそなどを含む芳醇(ほうじゅん)な味が特徴。看板商品の「ゆかり」ほどではないが、一定のファンが付いている。一方、「ひろし」は国産の広島菜を100%使用し、塩ベースの味付けで2021年に販売を始めた。 「ひろし」人気のきっかけは、売り場に「ゆかり」、「かおり」(青じそ)、「あかり」(ピリ辛たらこ)が並んでいるのを見つけた消費者が18年にSNS(ネット交流サービス)で「3姉
相馬双葉漁協は、ヨコエビによる食害で出荷していなかったヒラメを市場で流通させるため、本格的な検討に入った。ヨコエビに食べられ、見た目が良くなく、廃棄していたが、実は海中で自然と血抜きされるので「臭みがなく、甘みもあっておいしい」と漁師にひそかな人気がある。11日は相馬市で会合を開き、販売基準などの方針を確認した。今後、拡大操業検討委員会で協議を進め、承認が得られれば販売する。 「知る人ぞ知る漁師町の魚」として知られる出荷していないヒラメ。会合では、通常取り扱われる活魚や鮮魚と明確に区別して別枠で販売することや、ヨコエビによる被害に程度の差があることから、50%以上の食害が認められるヒラメを販売するなどの基本方針を確かめた。 販売が軌道に乗れば、廃棄量の削減はもちろん、全体的な水揚げ量の拡大や漁師の収入向上が期待される。同漁協はこれまで、「エビが食べる」と漁業の神「えびす様」に由来した「恵比
訳ありヒラメ実は美味 ヨコエビ食害で市場に出回らず 相馬双葉漁協命名「恵比寿」売り込め 血抜き効果で臭みなし 2024/06/12 09:39 【恵比寿ヒラメ】流通イメージ 訳ありだけど、実はおいしい―。相馬双葉漁協はヨコエビの食害に遭い、市場に出回らなかったヒラメを「恵比寿(えびす)ヒラメ」と名付け、売り出す検討に入った。見た目が悪いため、これまでは捨てるか、漁師の間で食されてきた。通常の状態より美味との評判もあることから、有効活用に踏み切る。関係者は常磐ものの代表格の新たな魅力を発信しようと意気込んでいる。 固定式刺し網にかかったヒラメは身動きが取りにくくなり、小型のヨコエビの集団に食べられる場合がある。多い時には漁獲した9割が被害を受ける。 漁協所属の漁師石橋正裕さん(44)=相馬市=は「エラなどを食べられたヒラメは血抜きされ、臭みがなく、むしろ味は良くなる。廃棄せず、好んで食べる漁
4月から高温が続く中、福井市沿岸部の浅瀬では「磯焼け」が発生して、天然ワカメの収穫に影響が出ています。 福井市の西部・鮎川地区。ワカメ生産組合の石丸濱夫組合長(75)は50年以上の経験のあるワカメ漁の大ベテランですが、今シーズンの状況に戸惑いを隠せません。 石丸組合長 「初めて。色が変わっている。使えるというと、この部分まで捨てないといけない。この位しか使えない」 ワカメ漁は、箱眼鏡で水中をのぞきながら、岩場に生えているワカメを専用のカマを使って刈り取ります。 今シーズンは、4月に漁が解禁してまもなく水深の浅い漁場は磯焼けのような状態に。表面が赤くなったワカメもあります。 石丸組合長 「これが今の状況。白くなって腐敗している。生えても温暖化のせいか、すぐに腐ってしまう」 県水産試験場によりますと、鮎川周辺の海の表面水温は、4月中旬から下旬にかけて、平年と比べて1度から1.5度高い状態で推移
宮城県気仙沼市の唐桑半島で、この時期に見頃を迎えるニッコウキスゲが激減しています。原因はカモシカです。 鮮やかな黄色とラッパのような花びらが特徴のニッコウキスゲは、気仙沼市唐桑町の沿岸部の遊歩道では例年6月上旬から咲き始め多くの人が訪れますが。 気仙沼市観光協会唐桑支部熊谷羊さん「ニッコウキスゲが群生している場所として知られる場所ですが、カモシカの食害で花が食べられている物が多くございます。草が成長して蕾が膨らんでいよいよ咲くなというあたりで、根元から食べられている感じです」 2年前の映像では、一面に黄色い花が咲き誇っています。5年ほど前からカモシカなどによる食害が増加し、今はわずかに確認できる程度となっています。 気仙沼市観光協会唐桑支部熊谷羊さん「ニッコウキスゲの写真を撮られる方が多かったので、どこを案内したら良いんだろうというところがあります」 被害は年々拡大しているということで、観
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く