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  • 今季もサンマは低水準で小型 | 株式会社 三陸新報社

    今シーズンのサンマ漁について、水産研究・教育機構は31日、気仙沼魚市場で開いた水産関係者との意見交換会で、「来遊量は昨年と同じく低水準」とする予測結果を示した。漁場も公海が中心となる一方、昨年よりも日寄りの海域で分布量が増える―との見通しを明らかにした。サンマ漁は来月10日に解禁される。 話題提供した水産研究・教育機構水産資源研究所の冨士泰期さんは、6~7月に行った北太平洋での表層トロールによるサンマ資源量調査の結果をもとに、今シーズンの来遊量や漁場形成、組成の見通しなどを示した。 それによると、主体となる1歳魚(体長29㌢以上)の割合は「昨年並み」とし、サイズが小さい0歳魚を含めた今シーズンの主体は「80㌘台から100㌘台」とした。 漁期の前半は1歳魚が主体で90㌘台から110㌘台、後半は0歳魚が混ざり、80㌘台から100㌘台が中心になると予想した。 注目される漁場は、8月から9月にか

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    kaku_q-karakuwa 2024/08/01
    (#三陸新報)今シーズンのサンマ漁について、水産研究・教育機構は31日、気仙沼魚市場で開いた水産関係者との意見交換会で、「来遊量は昨年と同じく低水準」とする予測結果を示した。
  • 唐桑・つなかん菅野さんがユネスコIOCで震災証言収録 | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼市唐桑町鮪立の民宿「唐桑御殿つなかん」の女将・菅野一代さん(59)がこのほど、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)から招かれ、フランス・パリで東日大震災の証言映像の撮影に臨んだ。映像は今後IOCのウェブサイトで公開されるほか、菅野さんを紹介するパネルがユネスコ部内に展示される。 インド洋津波発生から今年で20年を迎えるのに合わせたイベント。チリやインドネシアなど世界5カ国の津波被災者15人が招かれ、菅野さんはその中の一人として参加した。 撮影は、震災時どこに逃げたかや、今後震災があった時の心構えなどIOC関係者らの質問に答える形で進められた。菅野さんは住居と家業のカキ養殖が甚大な被害を受けたこと、復興で多くの人とのつながりができたことで、民宿を始めたことなどを語った。 逃げる場所をあらかじめ考えておくなど万一に備えた防災教育の必要性も強調した。海を見るのは怖いか―との質問には「つ

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    kaku_q-karakuwa 2024/08/01
    (#三陸新報)唐桑町鮪立の民宿「唐桑御殿つなかん」の女将・菅野一代さん(59)がこのほど、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)から招かれ、フランス・パリで東日本大震災の証言映像の撮影に臨んだ。
  • ピンクのカツオ揚がる | 株式会社 三陸新報社

    カツオ豊漁の前兆か―。気仙沼魚市場に31日、口から腹の部分にかけてピンク色に染まったカツオが水揚げされ、話題を集めた。 水揚げしたのは、三重県南伊勢町の巻き網運搬船「第33清勝丸」。前日に船の第1清勝丸が、青森県八戸市の東沖で漁獲した「新口」のカツオ64㌧の中に、1匹だけ交じっていた。 市場関係者などによると、ピンク色のカツオは餌としてべたオキアミの色素が体表に蓄積されたため―などの説があるが、はっきりとした理由は分かっていない。同魚市場には「年に1、2匹揚がることがある」という。 鮮やかなピンク色のカツオに、乗組員たちも驚いた様子で、第33清勝丸の堀内孝彦船長(59)は「30年この仕事をやっているが初めて見た。縁起が良いね」と笑みを浮かべた。 カツオは、乗組員の手でその場でさばかれたが、身の色は通常のカツオと一緒。だが、「身がもちもちで、脂の乗りがすごい」との声が上がった。

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    kaku_q-karakuwa 2024/08/01
    (#三陸新報)ピンクのカツオ揚がる
  • 今季のビン長漁終了か | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼魚市場で、カツオ一釣り船によるビン長の水揚げがほぼ終了した模様だ。17日(58㌧)を最後に1週間まとまった水揚げがなく、各船はカツオ主体の操業となっている。今シーズンは、記録的豊漁だった昨シーズンに比べて数量、金額とも半分にとどまったが、6月中旬以降の水揚げラッシュで各船の水揚げ額増加につながった。 缶詰などの加工原料として需要が高く、単価がカツオより安定しているビン長。一釣り船にとってはシーズン前半の5~7月の稼ぎ頭だが、今シーズンは6月に入っても不振が続き、水揚げがほとんどないまま終漁するかに思われた。 好転したのは先月中旬。青森県の八戸沖にまとまったビン長の群れが形成され、各船がカツオからビン長漁に切り替えたことで水揚げ量が急増。1日当たり200㌧を超える日が続いたほか、今月1日には23隻が686㌧を揚げるなど、ビン長漁に沸いた。1回の水揚げ額が、カツオと合わせて4千万円を

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/30
    (#三陸新報)今季のビン長漁終了か
  • 亀山モノレール着工 | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼市が計画するモノレールなど大島亀山整備の安全祈願祭と起工式が26日、亀山駐車場で行われた。市は山頂の環境整備を含め「最後の復興ハード事業」として観光誘客の目玉に位置付け、2025年度中の完成を目指す。 東日大震災まで山頂へのアクセス手段として利用された亀山リフトは、津波とその後の大火災で被災。復旧復興事業では認められなかったが、代替手段となるモノレール事業を国のデジタル田園都市国家構想交付金などを財源に計画した。 モノレールは亀山中腹の駐車場脇に建設する駅舎から山頂の駅舎まで延長409㍍のルートを運行。20人乗りの2両編成で乗客を運び、1往復15分、1時間に4往復する。気仙沼産業センターが運営に当たる予定だ。 事業費は物価高騰のほか、調査で追加工事が必要になったことにより、当初の9億9千万円から16億9100万円に増額。増加分への国の交付金が措置されている。 山頂にはモノレール整備

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/27
    (#三陸新報)亀山モノレール着工
  • カツオ一本釣り船 高知から家族来市 | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼魚市場に水揚げしている高知県土佐市のカツオ一釣り船乗組員の子供たちが、市の子弟招致事業で23日から市内を訪れている。同じタイミングで入港、水揚げした一釣り船漁労長の父親と久しぶりに顔を合わせた子もおり、笑顔で再会を喜んだ。 年度、子弟招致として来市したのは、高知県土佐市の小学生2人。家族も引率者などとして同行した。 このうち、土佐市立宇佐小5年の道脇廉翔君(11)は、福吉丸(116㌧)の漁労長で父親の啓さん(38)と約3カ月ぶりに再会。同船は23日に気仙沼に入港し、カツオ18㌧を水揚げしており、翌24日は港町岸壁に係留していた船の前で対面した。 最初は恥ずかしそうな表情を見せた廉翔君だったが、駆け寄って父と握手を交わすと、うれしそうな笑みを浮かべた。地元の野球チームに所属している廉翔君は「久々に会えてうれしかった。家に帰ってきたら一緒にキャッチボールがしたい」、啓さんも「元気そ

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/25
    (#三陸新報)カツオ一本釣り船 高知から家族来市
  • 観光客カツオのわら焼き振る舞う | 株式会社 三陸新報社

    13日から始まった「第8回気仙沼かつお祭り」の関連イベントが21日、「海の市」で開かれた。気仙沼魚市場に水揚げされた生鮮カツオを使ったわら焼きの振る舞いなどがあり、市民や観光客でにぎわった。 市や気仙沼漁協などでつくる市生鮮かつおプロモーション事業実行委員会が主催。会場の「海の市」駐車場では、午前と午後の2回に分けて、市職員が豪快にわら焼きしたカツオ約500を無料で提供。開始前から行列ができる人気だった。 「海の市」では、カツオ一釣り船が使用する竿で、カツオに見立てたペットボトルを釣り上げる漁師体験や、カツオにまつわるクイズ大会などもあり、子供から大人までが気仙沼が27年連続水揚げ日一を誇るカツオを、さまざまな角度から体感した。 「気仙沼かつお祭り」は来月11日まで。期間中、市内の参加飲店(22店舗)ではカツオの特別メニューを提供しているほか、カツオ1匹などが当たるキャンペーンも行

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/24
    (#三陸新報)「第8回気仙沼かつお祭り」の関連イベントが21日、「海の市」で開かれた。気仙沼魚市場に水揚げされた生鮮カツオを使ったわら焼きの振る舞いなどがあり、市民や観光客でにぎわった。
  • 高級魚ノドグロ水揚げ活発 | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼魚市場で、沿岸の小型(刺し網)漁船が漁獲した高級魚「アカムツ」(ノドグロ)の水揚げが活発だ。昨年から、夏から秋にかけてまとまるようになり、今年は先月から活発化。数量は2・8㌧と昨年同期(8・5㌔)を大きく上回っており、高値で取引されている。 アカムツは日海で多く水揚げされ、「ノドグロ」とも呼ばれる。背が赤く、腹側も赤みを帯びており、目が大きいのが特徴だ。 気仙沼魚市場には今シーズン、先月14日に初水揚げがあり、その後もコンスタントに水揚げがある。市場関係者によると、漁場は金華山沖で1・2~1・3㌔が主体という。 1・5㌔を超える大きいサイズは、キロ1万円以上の値がつくことがあり、平均でも8500円前後となっている高級魚。主に関東方面に出荷され、都内の高級すし店や料理店で刺し身などとして提供される。 「価格が価格だけに、出荷する際はより丁寧に扱わなければならない」とはある買い受け人。

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/23
    (#三陸新報)高級魚ノドグロ水揚げ活発
  • クロマグロ増枠合意で各漁業の配分に関心 | 株式会社 三陸新報社

    資源が回復傾向にある太平洋クロマグロの漁獲枠が、来年から拡大される見通しとなった。このほど開かれた国際会議で各国が合意したもので、日の漁獲枠は30㌔以上の大型魚が2807㌧増の8421㌧、30㌔未満の小型魚は400㌧増の4407㌧となる。今後、漁業ごとに配分されることになり、気仙沼港の関係者も関心を寄せている。 北海道釧路市で、26の国と地域が参加して開かれた中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の会議では、2025年以降の全体漁獲枠を大型のクロマグロは1・5倍に、小型魚は10%増に拡大することで日韓国台湾などが合意した。 太平洋クロマグロは、15年から導入された国際的な漁獲規制で近年は資源が回復。10年に1万㌧程度まで激減したが、22年は約14万4千㌧に回復したとされている。 気仙沼魚市場でも、地元の近海マグロはえ縄や大目流し網、定置網などで漁獲されたものが水揚げされるが、船ご

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/22
    (#三陸新報)クロマグロ増枠合意で各漁業の配分に関心
  • 突きん棒メカ低調 | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼魚市場で、盛漁期を迎えるはずの突きん棒漁によるメカジキの水揚げが低調だ。56㌧と不振だった前年同期をさらに3割ほど下回っている。この時期は、近海マグロはえ縄船の切り上げでメカの数量が1年でも少ないだけに、買い受け人からは活発な水揚げを望む声が上がっている。 夏漁を代表する突きん棒漁は、先月8日の初水揚げ以降、数量は少ないながらも水揚げが続いている。一方で、例年は北海道沖で漁獲されたメカジキの陸送が始まり、数量も一気に増える時期だが、今シーズンはその気配が見られていない。 気仙沼漁協によると、現在の主漁場は岩手沖と宮城沖で、「1隻当たりの水揚げ数は例年、この時季は5匹以上だが、今年は2、3匹と少ない」という。 今季の水揚げ量は19日現在、56㌧と前年同期に比べて21・7㌧(27・6%)減少。金額は8400万円(税込)で、数量不足によってキロ単価が1481円と前年同期を400円近く上回

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/20
    (#三陸新報)気仙沼魚市場で、盛漁期を迎えるはずの突きん棒漁によるメカジキの水揚げが低調だ。56㌧と不振だった前年同期をさらに3割ほど下回っている。
  • ケンサキイカ水揚げ活発 | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼魚市場で、暖水系のイカ「ケンサキイカ」の水揚げが増えている。5月ごろから定置網などで多く揚がっていたが、今月に入って増えており、累計数量は前年を3割上回る。以前はほとんど水揚げがなかった魚種の一つで、関係者は「海が変わった」と話す。 形が剣の先のように尖っていることから、その名がついたとされる。温暖な海域を好み、以前は房総半島以南で多く見られたが、近年は三陸沖でも漁獲されるようになった。 気仙沼漁協によると、一昨年は水揚げゼロだったが、昨年は6月から10月にかけて29㌧を水揚げ。今年は年明けから揚がり始め、5月は3・1㌧、6月は7・4㌧と徐々に増加。今月はすでに6・6㌧、累計では17㌧に上り、連日のように水揚げがある。 買い受け人によると、市内ではなじみがないが、刺し身でべるのが一般的で「身はやわらかく、もちっとした感が特徴」。腑が少ないため、塩辛にはできないが、「近年不漁のスル

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/18
    (#三陸新報)気仙沼魚市場で、暖水系のイカ「ケンサキイカ」の水揚げが増えている。5月ごろから定置網などで多く揚がっていたが、今月に入って増えており、累計数量は前年を3割上回る。
  • 生鮮カツオ2日間で1400㌧水揚げ | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼魚市場が、カツオの大量水揚げに沸いている。15日は今季最多の903㌧、16日も487㌧と両日で計1400㌧を記録。主力の一釣り船がビン長からカツオ主体の操業に切り替わった上に、気仙沼の東沖に新たに漁場が形成されたためで、数量はライバルの千葉・勝浦に2千㌧以上の差をつけている。28年連続日一へ独走態勢に入った。 同魚市場では、休場明けの15日に一釣り船13隻が595㌧、巻き網船3隻が308㌧、16日は一釣り船12隻が410㌧、巻き網船2隻が76㌧を水揚げ。15日は水揚げ作業が早朝から午後まで続けられるなど、盛漁期らしい慌ただしい一日となった。 宮崎、高知などの一釣り船関係者によると、これまで主漁場だった青森県の八戸沖から道東沖では、先月中旬から好調だった単価が安定しているビン長の漁模様が思わしくなく、ほとんどの船が、カツオのまとまった群れが見られる気仙沼の東沖に南下した。 現

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/17
    (#三陸新報)15日は今季最多の903㌧、16日も487㌧と両日で計1400㌧を記録。主力の一本釣り船がビン長からカツオ主体の操業に切り替わった上に、気仙沼の東沖に新たに漁場が形成されたため
  • 気仙沼でかつお祭り | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼魚市場に水揚げされた旬のカツオを売り込む「第8回気仙沼かつお祭り」が13日、市内で始まった。初日は「海の市」でにぎりずしの振る舞いなどがあり、観光客らが脂が乗っていると話題のカツオに舌鼓を打った。来月11日までの期間中、飲店で特別メニューの提供などがあり、「カツオの町・気仙沼」をPRする。 「海の市」でのにぎりずし振る舞いでは、午前10時30分の開始前から市民や観光客が列をつくった。生カツオとタタキの2種類のにぎりずしが順番に提供されると、笑顔で受け取っていた。 仙台市から家族と訪れた小学生(7)は「カツオをべるのはきょうが初めてだったけれど、とてもおいしかった」と満足そうな表情を見せた。 15日(海の日)に設定した「気仙沼かつおの日」にちなんだ祭りは、市や気仙沼漁協などでつくる市生鮮かつおプロモーション事業実行委員会が主催。昨年までは半月開催だったが、今年は約1カ月間に期間を延

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/14
    (#三陸新報)にぎりずし振る舞いでは、午前10時30分の開始前から市民や観光客が列をつくった。生カツオとタタキの2種類のにぎりずしが順番に提供されると、笑顔で受け取っていた。
  • 8月10日解禁 サンマ船準備急ピッチ | 株式会社 三陸新報社

    来月始まるサンマ漁を前に、気仙沼港で大型船による艤装作業が始まった。大型船は昨年まで8月20日が出漁解禁だったが、今季は近年の漁場の中心となっている公海での操業に力を入れるため、10日前倒しして同10日を解禁日にすることが決まった。サンマの水揚げ量は依然として低水準から脱しておらず、回復が待たれるシーズンとなる。 艤装作業はコの字岸壁などで行われており、気仙沼港を基地とする大型サンマ船の中にはすでに、サンマをおびき寄せるための集魚灯を設置した船がある。12日も、乗組員たちが暑さの中、準備に励む姿が見られた。 国内のサンマ船が所属する全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)はこのほど、今シーズンの漁期について、公海操業に限っては8月10日を解禁日とすることを決定。例年より10日も早い漁期入りとなる。気仙沼港を基地とするサンマ船などでつくる宮城船団では、近く開く会議で出港日を正式に決める見通し

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/13
    (#三陸新報)8月10日解禁 サンマ船準備急ピッチ
  • 「気仙沼弁 日日是好日」出版 | 株式会社 三陸新報社

    小学校の元教員で、三陸新報に「気仙沼弁 日日是好日」を連載している鼎女(ていじょ)さん(名・加藤美貴子さん=気仙沼市田谷=)が、タイトルそのままの「気仙沼弁 日日是好日」を出版した。同級生のコミマルさん(同・小田まゆみさん=東京都世田谷区)が担当するイラストはもちろんのこと、紙では掲載していない「標準語訳」も収録。昭和時代の日常生活の一コマを切り取り、ほっこりとした家族愛あふれる一冊だ。 気仙沼駅前で雑貨店を営む家に生まれ、三世代家族の中で育った加藤さん。幼い頃から祖母には気仙沼弁で厳しくしつけられ、家には近所の人たちが毎日のように「お茶(ぢゃ)こ飲み」に来て、気仙沼弁でのやり取りが飛び交っていた。 そうした記憶を文章として残そうと思ったきっかけが、2022年1月に開催された「方言サミット」気仙沼大会。コロナのためにオンライン開催となったが、そのおかげで小田さんも参加した。 サミットの

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/12
    (#三陸新報)「気仙沼弁 日日是好日」出版
  • 100人「ととのう」唐桑でサウナイベント | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼市唐桑町の鮪立漁港で6日、サウナを楽しむイベント「トウホグ蒸祭」が開かれ、全国のサウナ愛好者「サウナー」約100人が、爽やかな汗を流した。 トウホグ蒸祭は、東北6県の特色ある自然と文化を生かしたアウトドアサウナイベントで、2021年からキャンプ場などを会場に開催しており、6回目。今回は「唐桑御殿つなかん」(菅野一代代表)が主催し、海辺での開催は初めて。 サウナはクラウドファンディングを利用して昨年作られた「つなかんサウナ」やテント式のものなど九つが用意され、鮪立漁港では鮪立大漁唄込保存会がオープニングを華やかに飾って愛好者を歓迎した。 24人が入れる10トントラックを改造した全国唯一の移動式のサウナが人気を集めた。約70度の室内では、蒸気をタオルで仰ぐ「アウフグース」のショーがあり、愛好者が熱波に耐えながら滝のような汗を流した。 神奈川県から友人夫婦ら4人で訪れた池田枝理子さん(33

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/08
    (#三陸新報)気仙沼市唐桑町の鮪立漁港で6日、サウナを楽しむイベント「トウホグ蒸祭」が開かれ、全国のサウナ愛好者「サウナー」約100人が、爽やかな汗を流した。
  • 防集梶ヶ浦団地にクマ | 株式会社 三陸新報社

    6日午後2時ごろ、気仙沼市二ノ浜、防集梶ヶ浦団地内や畑でクマ1頭(体長約1㍍)が目撃された。団地内を歩く姿を住民がカメラに収めた。被害はなく、気仙沼署で周辺を警戒した。 最初にクマが目撃されたのは団地近くの畑。実家に帰省し畑で作業していた大船渡市のパート従業員男性(62)が、草むらから音がして振り返ったところ、約20㍍先にクマがいるのを見つけた。 従業員男性によると、子熊と見られ、歩いて近寄ってきたため、その場を離れた。情報を聞いた近くの人が、気仙沼署に通報した。クマはその後、団地内を歩くなどしたという。 男性は「まさか、近くにクマがいるとは思わず、身の危険を感じた。住宅のそばを通っていたが、家に入ったり、襲われたりする人がいなくてよかった」と話した。 午後3時ごろには、団地近くの造船所付近でも目撃された。近くの防波堤などで釣り客がいたため、住民が注意を呼び掛けた。

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/08
    6日午後2時ごろ、気仙沼市二ノ浜、防集梶ヶ浦団地内や畑でクマ1頭(体長約1㍍)が目撃された。団地内を歩く姿を住民がカメラに収めた
  • 志津川湾ミズダコ昨年の1割 | 株式会社 三陸新報社

    南三陸町のミズダコ籠漁が今月から始まり、町地方卸売市場(志津川魚市場)に4日、初水揚げされた。地元の5隻が160㌔を揚げたが、昨年の初日と比べると約10分の1。現在、冷たい水を好むミズダコにとっては高い海水温となっており、厳しいスタートとなった。 マダコと並ぶ町の特産のミズダコの籠漁は、底引き網漁が休漁する7、8月が漁期。昨年の籠漁は2カ月間で数量約17・2㌧、金額約2500万円を水揚げした。 今年は、海水温の高さから様子見している船もあり、初日の数量は160㌔と昨年の初日(1・2㌧)と比べて少量にとどまった。サイズは5~10㌔ほどで、1匹ずつネットに入れられた状態で計量された後、競りにかけられた。 数量が少ないだけに買い受け人はじっくり品定め。「今年も身質は良さそうだが、数が心配。海水温はどうしようもないことだと分かっているが、上向いてくれれば」などと話した。 キロ平均単価は1500円で

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/05
    (#三陸新報)志津川湾ミズダコ昨年の1割
  • 今年初の船凍カツオ | 株式会社 三陸新報社

    気仙沼魚市場に3日、県外船籍の遠洋カツオ一釣り船1隻が船凍のカツオとビン長、メバチマグロ(ダルマ)合わせて約150㌧を水揚げした。遠洋カツオ一釣り船による同魚市場への水揚げは今年初めて。 入港したのは、鹿児島県枕崎市の第8旭丸(濱野雄士漁労長・499㌧)。所有する旭漁業によると、漁場は青森県八戸市の東沖で気仙沼までは15時間ほどの距離。現在、近海カツオ一釣り船が操業している海域とほぼ同じで、「漁場からの距離が近いことなどもあり、気仙沼への水揚げを決めた」という。 同船のカツオは、釣り上げた後、鮮度を保ったまま瞬間凍結したB1「ブライン凍結1級品」。水揚げ作業では、冷気を上げたカツオが、魚倉庫から次々とベルトコンベヤーで魚市場構内に運ばれた後、業者のトラックで搬出された。カツオは中小、ビン長は中サイズが主体だった。 第8旭丸の水揚げは昨年8月8日以来、約1年ぶり。同社関係者は「漁模様次

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/04
    (#三陸新報)今年初の船凍カツオ
  • カツオ水揚げライバル勝浦を猛追 | 株式会社 三陸新報社

    28年連続日一を目指す気仙沼魚市場のカツオ水揚げ数量が、ライバルの千葉・勝浦を猛追している。5月末まで2千㌧近い差があったが、6月の水揚げラッシュで同月末時点では約500㌧差まで縮まった。現在の漁場は例年より北の八戸沖に形成されており、気仙沼への水揚げが有利な状況。このままのペースでいけば逆転するのも時間の問題だ。 漁業情報サービスセンター(JAFIC)のまとめによると、今シーズンの生鮮カツオの水揚げ数量(一釣り、巻き網)は先月末現在、千葉・勝浦が4436㌧でトップ。2位が気仙沼で3985㌧、3位は鹿児島の2912㌧と続く。 2月から水揚げが始まった勝浦と、5月に初水揚げがあった気仙沼との差は、5月末時点で1829㌧と大きく開いていたが、6月の1カ月間では気仙沼が3257㌧、勝浦が1878㌧と今季初めて気仙沼が数量で勝浦を上回り、激しい追い上げを見せている。 気仙沼の累計数量の内訳は、

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    kaku_q-karakuwa 2024/07/03
    (#三陸新報)気仙沼魚市場のカツオ水揚げ数量が、ライバルの千葉・勝浦を猛追している。5月末まで2千㌧近い差があったが、6月の水揚げラッシュで同月末時点では約500㌧差まで縮まった。