気仙沼魚市場に水揚げされた旬のカツオを売り込む「第8回気仙沼かつお祭り」が13日、市内で始まった。初日は「海の市」でにぎりずしの振る舞いなどがあり、観光客らが脂が乗っていると話題のカツオに舌鼓を打った。来月11日までの期間中、飲食店で特別メニューの提供などがあり、「カツオの町・気仙沼」をPRする。 「海の市」でのにぎりずし振る舞いでは、午前10時30分の開始前から市民や観光客が列をつくった。生カツオとタタキの2種類のにぎりずしが順番に提供されると、笑顔で受け取っていた。 仙台市から家族と訪れた小学生(7)は「カツオを食べるのはきょうが初めてだったけれど、とてもおいしかった」と満足そうな表情を見せた。 15日(海の日)に設定した「気仙沼かつおの日」にちなんだ祭りは、市や気仙沼漁協などでつくる市生鮮かつおプロモーション事業実行委員会が主催。昨年までは半月開催だったが、今年は約1カ月間に期間を延