宮城県仙台市のカネタ・ツーワンは「濃い味のり4切5枚」「焼きのり4切6枚」などの新商品を9月に発売した。主流の全形タイプが苦戦する一方、価格訴求力と利便性を合わせ持つカットタイプが注目されつつある。新たなコンセプトの商品を軸に、減退する消費に歯止めを掛けたい考えだ。 水産加工品や豆菓子などの事業を展開する同社の原点は三陸の海苔問屋。24年3月期決算の売上高は160億円を超えた。一般食品に分類される海苔の販売実績は数量ベースで前年を割り込んだものの、
宮城県仙台市のカネタ・ツーワンは「濃い味のり4切5枚」「焼きのり4切6枚」などの新商品を9月に発売した。主流の全形タイプが苦戦する一方、価格訴求力と利便性を合わせ持つカットタイプが注目されつつある。新たなコンセプトの商品を軸に、減退する消費に歯止めを掛けたい考えだ。 水産加工品や豆菓子などの事業を展開する同社の原点は三陸の海苔問屋。24年3月期決算の売上高は160億円を超えた。一般食品に分類される海苔の販売実績は数量ベースで前年を割り込んだものの、
「産地判別検査合格マーク」、産地と消費者繋ぐ信頼の証【PR】 理研ビタミン 事業戦略推進部海藻事業推進室主事 奥津 聡氏 ワカメは、伝統的なヘルシー食材としてのみならず、近年ではプラントベースフードの原料、二酸化炭素を固定化させるブルーカーボンなど近未来の食材・素材としても注目されている。カットワカメのリーディングカンパニーである理研ビタミンの奥津聡事業戦略推進部海藻事業推進室主事に現在のワカメ業界の課題と同社が進める「産地判別検査合格マーク」の取り組みなどについて聞いた。 事業戦略推進部海藻事業推進室主事 奥津 聡氏 ワカメ業界の問題点として、①海洋の環境変化、②養殖従事者の高齢化、③使用メニューの偏りの3つが挙げられる。理研ビタミンでは、①は、2017年宮城県名取市に開設したゆりあげファクトリーで海洋環境に適したワカメの種苗生産を行う。③は、みそ汁や酢のものの具と定番化しているのを、家
極洋の子会社である極洋水産(静岡県焼津市)の海外まき網新船「第十一わかば丸」が、10日に焼津港から初出港した。同日の出港式で井上誠極洋社長は「極洋にとって13年ぶりの待望の新船が、こうして出港できることを大変うれしく思う。原料調達の国際的な競争が激化する中、独自の調達を可能とするまき網船は、極洋のカツオ・マグロ事業にとってかなめとなる」と力を込めた。 同船は水産資源の持続性に配慮した、国際競争力を有するカツオ漁獲の大型船。小型魚がすり抜けられる目の
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